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7つの外湯と風情あふれる街並み 大人の“癒され旅”なら城崎温泉へ

浴衣に下駄で街歩き。
外湯めぐりや食べ歩きで、
楽しくおいしくリフレッシュ

毎日を忙しく過ごしていると、知らず知らずのうちに疲れが蓄積してしまうもの。でもそんな時はちょっとだけ立ち止まって、旅に出てみるのはいかがですか。兵庫県の北側にある「城崎温泉」なら、駅を降りた瞬間から非日常的な街並みに出会えます。街のあちこちには浴衣に下駄でそぞろ歩きをする人も多く、旅情をそそります。今回はまるで現地を訪れたような気分になれる、城崎温泉の楽しみ方をご紹介します。

  • 川沿いの柳並木が雰囲気たっぷり
    「城崎温泉」名物の
    7つの外湯でゆったり
    兵庫県の日本海側に位置する「城崎温泉」は、1300年の歴史を誇る名湯です。平安時代には遠く京の都から高貴な人々が訪れ、温泉を楽しんでいたという記録もあります。そんな由緒正しい城崎温泉には7つの外湯があり、宿泊する宿以外のお湯を気軽に楽しめるのが魅力です。外湯とは、いわゆる公衆浴場のこと。城崎温泉では≪宿を客間、道を廊下≫と考えており、この街を訪れた人を街全体でおもてなしするというあたたかな風土が根付いています。外湯以外にも、飲用できる温泉を用意した「飲湯所」や「足湯」もあるので、街歩きがてらお楽しみいただくのがおすすめです。
  • 駅を出た瞬間からスタート
    外湯やスイーツも楽しめる街歩き
    JR山陰本線の城崎温泉駅を降りると、改札を出たすぐのところから温泉街が始まります。城崎温泉は「外湯めぐり発祥の地」ともいわれており、古くから外湯をめぐりながら街歩きを楽しむという習慣がありました。そのため街のあちこちには温泉宿とともに、たくさんのお店が点在しています。地元のお菓子やグッズが買える土産物店やお洒落なカフェ、お食事処、スイーツショップなどがずらりと立ち並ぶため、眺めているだけでも楽しい気分になれるのが魅力です。また四季折々のイベント等も開催されているので、訪れる時期に合わせてお楽しみください。

城崎温泉をまるごと楽しむ
おすすめ旅プランはコレ

昼過ぎに現地に到着してから街歩きを楽しみ、歩き疲れたらひと休み。
小腹がすいたらスイーツをつまんで、湯上がりには冷たい地ビールを。
宿に戻ってのんびりくつろいだら、また夜の城崎温泉へと繰り出す…そんなおすすめの過ごし方をご紹介します。

城崎温泉MAP

城崎温泉駅に到着。
荷物を宿に届けてくれるサービスも

神戸にあるJR三宮駅から電車で約2時間30分で到着するJR城崎温泉駅。
駅に着いたらまず宿に足を運ぶのが一般的ですが、駅前にある「城崎温泉旅館案内所」で手荷物を預けてしまうのはいかがですか。1個あたり200円で手荷物を宿泊先の旅館に届けてくれるサービスがあるので注目です(※組合加盟旅館のみ、ただし一部の旅館を除く。受付は14:00まで)。城崎温泉駅の改札を出て右の方へ進めば、7つの外湯のうちの1つ 「さとの湯」 があります。ここには無料の足湯もあるので、まず気軽に足をひたしてみるのもおすすめです。また駅の正面には飲める温泉が沸き出る「飲湯場」もあるので、ひとくち飲んでみてもOK…このように、駅に着いた瞬間から温泉情緒をたっぷり味わえるのが、城崎温泉のいいところ。もし「いろいろあるけど、まずどこへ行けばいいのかしら」と迷ったら、以下の「街歩きスケジュール」をご参照ください。

城崎温泉の魅力をとことん満喫
街歩きスケジュール

昼

01

外湯「一の湯」

城崎名物といえば「外湯めぐり」。ということでまずは街の中心地まで足を運んでみましょう。7つある外湯の中でも城崎温泉を象徴する存在が、こちらの外湯「一の湯」です。天下一とも称されたお湯は「合格祈願、交通安全、開運招福の湯」とも言われています。湯けむりに包まれる洞窟風呂は、裏山にある自然岩で作られたものだとか。特別感あふれる旅の始まりにふさわしい、野趣あふれる外湯をお楽しみください。

外湯「一の湯」

02

城崎町屋地
ビールレストラン 
グビガブ

城崎町屋地ビールレストラン グビガブ

「一の湯」でほっこりあたたまったら、川沿いを歩いて左手の方へ。しだれ柳のかたわらに佇む「グビガブ」は、その名の通りビールを「グビグビ」飲み、お料理を「ガブガブ」食べられるお店です。同店のビールは麦芽100%の本格地ビール。もしお腹がすいていれば、但馬牛など地元産のおすすめメニューをおつまみに頼んで、湯上がりの1杯を楽しむのも粋なスタイルです。

03

城崎温泉観光協会・
城崎文芸館

地ビールの後は、橋を渡って向こう岸へ。橋の上からは、風情ある柳並木、川面に写りこむ青空など、城崎温泉ならではの美しい写真が撮れます。城崎温泉観光協会ではパンフレットなどで城崎の街の情報をチェック。例えば「ゆかたとかに王国」パスポートなど、協賛店で各種割引が受けられるものもあるので必見です。隣接する城崎文芸館には「足湯」もあるので、ひと休みしてみてはいかがですか。

城崎温泉観光協会・城崎文芸館

04

きのさきジュース
菜果(さいか)

足湯のあとは、再び川を渡り「きのさきジュース菜果」へ。こちらのお店では注文を受けてから作る「フレッシュジュース」や「スムージー」がおいしいのでおすすめです。バナナ、マンゴー、グレープフルーツをはじめ季節の果物を使ったオリジナルジュースは、温泉で汗をかいたあとの渇いた身体にぴったり。ビタミンやミネラル、食物繊維なども豊富なので、身体の内側からキレイになれそうな予感がします。

きのさきジュース菜果

〇

温泉宿

軽く街歩きを楽しんだら、宿泊予定の宿へ。城崎温泉では宿のお風呂を外湯に対して内湯と呼んでいます。それぞれの宿にはまた異なる趣の温泉があるので、足を伸ばしてゆったりと、心ゆくまでおくつろぎください。宿では日本海の海の幸や但馬牛など、この地ならではのおいしい料理に舌鼓。心地よい温泉とおいしい料理があれば、心身ともに癒される、幸せなひとときが過ごせます。

夜

05

外湯「御所の湯」

宿でくつろいだ後は、夜の城崎温泉に繰り出してみましょう。外湯「御所の湯」は、南北朝時代に天皇の親族が入湯したという記録もある由緒正しい外湯。火伏(ひぶせ)防災、良縁成就、 美人の湯として人気です。京都御所を思わせる建物は夜にはライトアップされ、さらに雰囲気たっぷりに。館内には温泉が噴き出すミストサウナもあるので、ミストのヴェールで肌を潤し、露天風呂でゆっくりとお湯をご堪能ください。

外湯「一の湯」

06

坂本屋酒店

坂本屋酒店

夜の街歩きは、火照った身体をほどよく冷まし心地よいもの。「御所の湯」を訪れた後は、おいしいビールはいかがですか。城崎温泉のほぼ中心に位置する「坂本屋酒店」は、店頭でビール、焼酎、カクテルなどお好みのお酒を一杯売りで楽しめるお店です。また店内には蔵元直送の冷蔵タンクもあり、蔵と同じ状態で地酒を眠らせています。そのためとても新鮮で芳香な、蔵出しの味を楽しめるのが魅力です。

07

城崎スイーツ本店

城崎スイーツ本店

甘いものが恋しくなったら「城崎スイーツ本店」へ。お店は17時40分までなので、間に合うようであれば店内で城崎ジェラートや本わらび餅パフェをお楽しみいただだけます。また減農薬で昔ながらの農法で育てられたコウノトリ米を使った焼き菓子 『co・co・ro』米粉バウムクーヘンや、米粉カステラ、米粉チーズケーキをお土産に買って帰るのもおすすめです。

08

木屋町小路

外湯めぐり、街歩きをひととおり済ませたら、木屋町小路で気になるお店を覗いてみましょう。地元素材を使ったお煎餅やスイーツ、お茶、手作りの小物などは、ご自分用に購入しても、お土産用に購入してもOK。あれこれ見比べながら歩くのも、とても楽しいひとときです。

木屋町小路

●

温泉宿

ぐるりと城崎温泉の魅力を堪能したら、宿に戻って至福のリラックスタイムをお過ごしください。もう一度、宿の内湯を楽しむのもよし、部屋でお酒を飲みなおすのもよし、楽しみ方は人それぞれです。街歩きの思い出話に花を咲かせながら、城崎温泉の夜は更けていきます。

昼と夜、異なる顔を見せる
城崎温泉で外湯めぐり&街歩き。
心も身体も解きほぐす、
大人の“癒され旅”に出かけてみませんか。

150年の伝統に新たな
時代の感性をプラス。
5万坪の大庭園に抱かれる
上質なひととき

西村屋ホテル招月庭

「西村屋」の創業は150年前にさかのぼります。同館には5万坪を超える壮大な自然森林園が広がり、宿から森の奥へと散歩道が続いています。大庭園の中には美しいしゃくなげをはじめとした四季折々の花々が咲き誇り、秋には燃えるような紅葉が。森の奥へと歩を進めていけば、森のプール、森のチャペル、三段滝などがあり、宿にいながらにして緑のシャワーを浴びるような心地よいひとときが過ごせます。他にも敷地内には森のプライベートスパやリラクゼーションサロンなど、さまざまなニーズに応える充実施設が勢ぞろい。150年前から受け継がれてきた伝統や格式、おもてなしの心はそのままに、今の時代に求められるモダンな感性をプラスした新感覚のくつろぎを感じられる宿です。

自然そのものに抱かれるような森の中の贅沢な温泉

温泉の泉質は弱塩水泉、ナトリウム、カルシウム塩化物泉で、胃腸病や婦人病、リウマチ、神経病によいといわれています。館内には大浴場、露天風呂、ミストサウナ、ジャグジーバスの4つの湯殿を備える「月下の湯」があり、心地よい森の息吹を感じながらくつろげます。温泉で汗をかいた後は、お茶やジュースが用意された「湯上がり茶屋」もあるので、ご自由におくつろぎください。他にも森の中に佇む「森のプライベートスパ」は、貸切風呂とリビング、岩盤浴までが完備された贅沢造り。スパ内ではミネラルウォーターやスパークリングワインも自由に楽しめるので、海外の上質なリゾートを訪れたような特別な時間をお過ごしいただけます。

季節を描き出すような但馬の美食を詰め込んだ料理

城崎温泉のある豊岡市は、明治維新より前は但馬国(たじまのくに)と呼ばれる地域でした。古くよりこの地には山海の恵みがそろい、四季折々の美食が味わえると人気です。「西村屋」では特に日本海で獲れる松葉ガニやあわび、カレイ、イカなど上質素材をふんだんに使ったメニューが豊富。さらに但馬牛や出石(いずし)そば、コウノトリ米などのおいしさにも定評があります。朝食は、焼きたてアツアツの干しカレイや具だくさんの味噌汁、新鮮な野菜・フルーツなど約30種類のメニューが揃うバイキング形式。但馬自慢のおいしさを、お好みに合わせてご堪能ください。

西村屋ホテル招月庭の
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文豪や画人など多くの
文化人に愛されて
きた
創業300年の老舗宿

国登録有形文化財の宿
 三木屋

創業300年の歴史を誇る「三木屋」は志賀直哉が逗留し、名作「城の崎にて」を執筆したことで有名です。他にも白樺派の文人や山下清、小磯良平といった画人など、多くの文化人たちに愛されてきました。建物は昭和2年築(一部昭和20年代建築)の木造建築で、国登録有形文化財にも指定されています。また館内には、ゆったりとしたソファと「本を読みたくなる本棚」が置かれたライブラリーがあるのも「三木屋」ならではです。かつてこの宿を訪れた作家たちが書いた名作や、珍しい装丁の本、作家の旅本、本のある空間の写真集など、ブックディレクターが厳選した約250冊の本がそろいます。文豪たちに愛された三木屋の歴史に思いを馳せながら、知的好奇心を満たすひとときをお過ごしください。

平安時代の古今和歌集にも
詠まれた名湯をじっくり堪能

コウノトリが傷を癒す姿から発見されたという言い伝えが残る城崎温泉の中でも、屈指の歴史を誇る「三木屋」。温泉の泉質はナトリウム・カルシウムー塩化物高温泉で、神経痛や筋肉痛、関節痛、運動まひ、うちみ・くじき、慢性消化器病、痔症、冷え性、病後回復、疲労回復、健康増進、きりきず・やけど、慢性皮膚病、慢性婦人病などによいといわれています。館内には「つつじの湯」と「ひいらぎの湯」という内湯があり、時間交代制で男女が入れ替わります。他にも空いていれば鍵をかけて入れる「家族風呂」もありますので、ご自由におくつろぎください。

松坂牛や神戸牛、近江牛の素牛となる但馬牛など、
地のものを選りすぐった料理

「三木屋」では旬の食材を贅沢に用いた会席料理をご提案しています。一つひとつのメニューに季節感をもりこみ、その時期もっともおいしい食材を、もっともおいしい状態で提供しています。山陰地方の名物である青いタグのついた「津居山ガ二」は、漁港と漁場が近いため鮮度抜群。美しくサシの入った但馬牛は肉質が非常に良いため、神戸牛や松坂牛、近江牛の素牛になっているほどです。朝食には「飲む点滴」ともいわれる丹波・西山酒造場の甘酒ヨーグルトや、香住産エテガレイの一夜干し、豆乳豆腐、さっぱりとした山椒ドレッシングの地物野菜サラダなど、身体にやさしいメニューがそろいます。

国登録有形文化財の宿
 三木屋の詳細を見る

豊かな自然と優美な庭園の
コントラストに
和の造形美を感じる宿

ゆとうや旅館

城崎温泉の中心地に佇む「ゆとうや旅館」は、外湯「一の湯」の目の前にあります。同館は江戸・元禄元年(1688年)創業の歴史ある宿。創業330年の風格あふれる建物は国指定登録有形文化財にも登録されており、どっしりとした門が訪れる人々を迎えます。その門を入りまず最初に目に入るのは、2,000坪にもおよぶ日本庭園。庭園には温泉街の中心とは思えない静寂が漂い、背景となる裏山の緑と、四季折々の美しさを描く日本庭園、そして歴史を感じる建物群の鮮やかなコントラストが魅力です。敷地内には天皇陛下がお泊りになられ、現在の建築技術では再建するのは難しいといわれる「詠帰亭」など、歴史を感じる建物も多数。歴史や品格が感じられる、風格ある佇まいが特徴の宿です。

外湯めぐりとは異なる雰囲気の、レトロモダンな内湯を堪能

「ゆとうや旅館」の内湯は、男女別の大浴場と貸切露天風呂があります。男性用大浴場の「青雲」は、天井が高くゆったりとした雰囲気。庭園に面した壁がすべてガラス張りの窓になっており、庭園の築山から裏山に続く木々の美しさを一望することができます。女性用大浴場の「紅雪」は、緩やかな曲線を描く壁と円形のお風呂が優しい印象。温泉の泉質は塩化物泉で、神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動マヒ、うちみ、冷え性、疲労回復、健康増進、きりきず、やけど、慢性皮膚病などによいといわれています。

蟹・但馬牛・山海の幸。城崎の四季を味わいつくす料理

料理は地産地消にこだわった厳選素材を使用しています。例えばお米は、豊岡市但東町赤花地区で、農薬を殆ど使わず自然の力で育て上げられた能勢さんのお米を使用しています。このお米は洞爺湖サミットでも使われ、世界各国の方々に絶賛されたこともあるとか。また城崎温泉で冬の味覚の王様といえば、松葉ガニ。「ゆとうや旅館」に代々伝わる自家製白味噌出汁仕立てでいただく蟹すきは、蟹のおいしさを引き立てるのはもちろん、野菜のおいしさもぐんとアップする人気メニューなので見逃せません。 ※松葉ガニのプランはご好評により1/31で販売終了になります。

ゆとうや旅館の
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