大勢でワイワイと楽しむ旅行もいいけれど、ひとりでふらりと出かける「一人旅」もたまには楽しいものです。
一人でじっくり旅程を楽しむことで、一度行った旅先にもまた違う魅力が見えてくるかもしれません。カメラを携えて一人旅で行ってみたい、撮影スポットを集めてみました。
仏ヶ浦(青森県)

青森県にある下北半島、そのさらに北端にある「仏ヶ浦」は青森の大自然が作り出した白緑色の奇岩が仏のように群立し、この世とは思えない神秘的な風景が広がっています。
ここは船で海からアクセスするか、崖の上の駐車場に車を停めて30分ほど山道を歩かなければなりません。大勢ならば気を使ってしまいますが、1人で黙々と風景を楽しみながら道を行くのも一人旅の醍醐味。一人で静かに自然と向き合えるスポットです。
【詳細情報】名称:仏ヶ浦
住所:青森県下北郡佐井村
アクセス:
(1)下北交通バスターミナルからバスで約120分 (2)船で約30分
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星峠の棚田(新潟県)

『にほんの里100選』に選ばれた松之山・松代地域にある「星峠の棚田」。カメラマンに人気の撮影スポットで、雲海の時間を狙うととても幻想的な一枚が撮ることができます。頑張って早起きして、朝焼けの時間帯を狙いたいですね。
*棚田地域は、観光地ではなく農家の方がお米を作る大切な農地(私有地)です。ロープが張ってある場所や農地には入らず、車を所定の場所以外には止めない、ゴミは持ち帰るなど、マナーを守りましょう。
【詳細情報】名称:星峠の棚田
住所:新潟県十日町市峠
交通アクセス:
(1) ほくほく線「まつだい駅」から車で約20分
(2) 関越自動車道「六日町IC」から車で約253分 /北陸自動車道より「上越IC」から車で約253分
→ 星峠の棚田付近で宿泊するならこちら
四国カルスト(高知県)

愛媛県と高知県との県境にある、日本三大カルストのひとつ。白い石灰岩と牛、という独特の風景が楽しめます。ここで捉えた写真は、他にはない特別な一枚になるでしょう。 晴れた日には南に太平洋、北に瀬戸内海を望むことができます。
笹原に白い石灰岩群がつづく夏の高原では牛たちが放牧されている風景を眺めつつ、1人でのんびりとドライブするのもおすすめです。
【詳細情報】名称:四国カルスト
住所:高知県高岡郡檮原町・津野町・久万高原町・西予市
アクセス:須崎駅からバスで約120分
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河内藤園(福岡県)

国内外から多くの観光客が訪れる河内藤園。3000坪の敷地内に、20種類150本の藤が咲きみだれます。全長80メートルの藤棚と200メートルある藤の花トンネルは、まさに絶景。全国からカメラマンが集まります。
藤の開花時期はゴールデンウィーク周辺。訪れる際は混雑する連休を避けたいところです。
【詳細情報】名称:河内藤園
住所:福岡県北九州市八幡東区河内
アクセス:
(1)八幡駅よりバス、徒歩で約10分
(2)北九州都市高速道路大谷ランプ・山路ランプより各約20分
→ 河内藤園付近で宿泊するならこちら
日本独自の風景や文化が感じられる撮影スポットは、プロのカメラマンまで多くの人びとを引きつけます。
自由に動ける一人旅だからこそ、旅行中のスケジュールをうまく調整して、空いている時間を狙いましょう。