その雄大で神秘的な光景に、人生観が変わってしまう人も少なくないという自然遺産。時おり映画の舞台などにも登場し、「いつかは訪れてみたい」と考えている人もいるのではないでしょうか。
実は秘境のような自然遺産の近くには温泉も点在し、大勢の人を惹き付ける観光地としても有名です。暑くも寒くもない過ごしやすい気候の今の季節、思い切って世界に誇る自然遺産に訪れてみませんか?
オホーツク海の美しさに圧倒!知床半島(北海道・ウトロ温泉)

2005年、世界自然遺産に認定された知床半島の大自然。その海岸沿いには、大型ホテルや民宿や旅館が並び温泉街を形成しています。そこは夕日と流氷で名高い世界遺産・知床最大の温泉地・ウトロ温泉。
最後の秘境ともいえる最果ての地へ、圧倒的な自然美と温泉、オホーツクの豊かな海の幸に出合う感動の旅に出かけませんか?
自然が産んだ豊かな温泉地、白神山地(青森・鰺ヶ沢温泉)

1993年に日本初となる世界遺産(自然遺産)に登録された白神山地。その最高峰である岩木山に位置する鰺ヶ沢温泉は、約30万年前の海水が温泉となって湧き出たもので、白神山地や岩木山の山岳レジャーを楽しむ人々の憩いの場として知られています。 周辺には、大自然のなかで酪農体験や歴史探訪ができる施設などが充実。新鮮な海と山の幸、地酒など、豊かな恵みを味わうことができるでしょう。
離島でも楽しめる温泉がある屋久島(鹿児島・屋久島温泉)

日本で7番目に大きな島である鹿児島屋久島。屋久杉が自生する森林を含めた島の面積の約21%は、世界遺産に登録されています。幾千年も手付かずの神秘的な自然の姿に魅了される人も多く、日本各地から観光客が訪れます。 日中にハイキングを思い切り楽しんだあとは温泉でゆっくり疲れを癒やし、心ゆくまで自然の雄大さに包まれたいですね。
世界各地にも有名な自然遺産は数あれど、日本のそれらも引けを取らない美しさがあります。
テレビや写真で知っているつもりでも、百聞は一見にしかず。
きっと「行ってよかった!」と思えるはずですよ。