歴史ある足湯を堪能しよう！草津のおすすめ無料足湯4選

気軽に温泉が楽しめることで人気の足湯。草津温泉には、源泉から引いた温泉で楽しめる足湯スポットがあります。今回は足湯の魅力や、草津の風景を満喫しながら足湯を楽しめる4つの足湯スポットをご紹介します。

お湯に足をつけるだけで、どんな効果が期待できるの？

写真提供：ピクスタ

足湯がいつから始まったのか、その歴史ははっきりしていませんが、古くから親しまれている入浴方法であることは間違いありません。たくさん歩いたりして、足が疲れたときやむくんだとき、お湯に足をつけると疲れが取れやすくなるといわれていますよね。

足湯の所要時間は、個人の体質や状態によっても違うので何とも言えませんが、平均10～20分ほど、体がポカポカ温まってきたと感じるくらいがベターでしょう。入浴と違って洋服の着替えもないので、忙しいときにもお手軽です。

リラックスやデトックスの効果も期待できるため、近年では足湯がブームとなって多くの人に親しまれています。

足湯に入るときは、足をただつけるだけでなく、その場で足踏みをしたり指先を動かしたりすることがおすすめ。ただし、温泉街などの足湯でする場合、周囲の迷惑にならないよう気をつけましょう。

足湯が終わったあとは、足の裏やふくらはぎをマッサージすると血液の循環が高まるのでぜひトライしてみてくださいね。

湯畑のお湯で楽しむ足湯「湯けむり亭」

草津温泉のシンボル「湯畑」の脇にある足湯施設「湯けむり亭」は、江戸時代にこの場所にあった共同浴場「松乃湯」を再現したもの。総檜造りの東屋で、湯畑から温泉を引いています。

湯畑は草津温泉街の中央にある源泉で、草津温泉を観光するなら欠かせないスポットです。毎分4000リットルの温泉が湧き出ており、常に湯けむりが舞い上がっています。

ここから引かれるお湯は高温で強酸性のため、手足を数分つけるだけでも温浴効果があるといわれていて、その効能は神経痛、筋肉痛、関節痛、疲労回復など多岐にわたります。

料金は無料。24時間、自由に利用できるので、温泉にゆっくりつかる時間がないときや、散策に疲れたときは、気軽に足湯を試してみてはいかがでしょうか。

【湯畑「湯けむり亭」】

眼病にもきく地蔵の湯源泉の「地蔵の湯まえ足湯」

湯畑から約3分ほど歩くと、1808年に建立された「地蔵堂」があり、本堂の目の前には共同浴場「地蔵の湯」があります。

そして、浴場前には足湯施設「地蔵の湯まえ足湯」が併設されていて、その名も「地蔵源泉」という小さな湯畑もあります。もちろん、足湯もこの「地蔵源泉」を引いています。

この「地蔵源泉」は、地蔵堂の脇から湧き出ており、「地蔵堂」のお地蔵様は「目洗い地蔵」とも呼ばれ、古くから眼病にきくと言い伝えられています。

【地蔵の湯まえ足湯】

バスを降りてすぐ楽しめる「草津温泉BTまえ足湯」

「草津温泉バスターミナル」前にも足湯があります。浴槽は石造りで、外観は木造の落ち着いた雰囲気の足湯です。

バスを降りてちょっと休憩したいとき、バスを待っているちょっとした待ち時間などに利用できる嬉しいスポットです。

【草津温泉BTまえ足湯】

湯畑と湯滝を目の前で満喫できる「滝の湯」

「湯畑」や「湯滝」を眺めながら楽しめる足湯、湯畑・湯滝前「滝の湯」も草津に来たらぜひ訪れたい場所です。

2017年に湯滝の滝壺前に完成した足湯スポット で、24時間無料で使えるので、散策に疲れたときのひと休みにおすすめ。

また、夜の湯畑はライトアップされており、湯滝から舞い上がる湯けむりがブルーやオレンジのライトに照らされ、幻想的は風景になります。

さらに、草津温泉街そのものも美しくライトアップされるので、足湯を楽しみながら夜の草津温泉を堪能してみてはいかがでしょうか。

【湯畑・湯滝前「滝の湯」】

紹介した足湯スポットはどこも24時間＆無料で利用できます。疲れを癒やすだけでなく、初対面の人とも自然と打ち解けられるのが観光地にある足湯の魅力のひとつ。草津温泉を訪れた際は、この4つの足湯スポットで、ほっこりのんびりとお楽しみください。

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