夏の風物詩、花火を見るのが待ち遠しい季節になりました。
【日本三大花火】といえば・・・すぐに思い浮かびますでしょうか?
・大曲全国花火競技大会(秋田県 大仙市)
・土浦全国花火競技大会(茨城県 土浦市)
・長岡まつり大花火大会(新潟県 長岡市)
「日本三大花火」に挙げられる新潟県 長岡の花火ですが、実は新潟県は『花火大国』としても知られ、地元の方はもちろん、全国からの観光客で賑わいます。新潟県観光協会の公式HPには、毎年、花火の特集が組まれていて、新潟花火カレンダー2018には、6月から10月まで県内各地で開催予定の花火大会の一覧を表示。75地域での花火大会の情報が掲載されています。
その中でも、海・川・山とそれぞれ冠のついた越後三大花火はとくに人気が高く、多くの観光客で賑わいます。
今回は、越後三大花火の見どころや、知ってお得な ちょこっと情報をお教えします。
そもそも【越後三大花火】とは・・・
ⅰ海の柏崎 ぎおん柏崎まつり【毎年7月26日】
ⅱ川の長岡 長岡まつり大花火大会【毎年8月2・3日】
ⅲ山の片貝 浅原神社秋季大祭 片貝まつり【毎年9月9・10日】
曜日にかかわらず、毎年日程が決まっているので旅行のスケジュールは立てやすいかと思います。
ⅰ海の柏崎 『ぎおん柏崎まつり』【毎年7月26日】

日本海側最大級の、海を舞台にした花火大会で、広大な海原に響く音と、海面に広がる鮮やかな光は見るものを魅了します。


夜空に打ち上がる鮮やかな花火と、海面のスクリーンに映し出される花火が線対称に見える様は「海の柏崎」ならでは。壮大なスケールの花火を間近で体感してみてはいかがでしょうか?
■ぎおん柏崎まつり■開催日:2018年7月26日 19時30分~21時10分
*曜日に関係なく、毎年7月26日が開催日となります。
会場:柏崎市西港町 みなとまち海浜公電話(フリーダイヤル)園周辺
打ち上げ内容:海中空スターマイン・尺玉100発一斉打上・尺玉300連発など、約15000発の花火が海と夜空を彩ります。
「いい席で見たい!写真を撮りたい!」という方には、有料席のご用意もありますが毎年2か月前には完売になる人気です。
ぎおん柏崎まつり有料観覧席予約センター(友愛会旅行センター内)
電話(フリーダイヤル)0120-910-390
おすすめ宿泊エリア:柏崎・寺泊・鯨波・長岡
ⅱ川の長岡 長岡まつり大花火大会【毎年8月2・3日】

その圧倒的なスケールで、県内はもちろん、全国から多くのファンが訪れます。長岡名物・正三尺玉や復興祈願花火「フェニックス」、市内中央を流れる信濃川・長生橋の「ナイアガラ」など、見どころ満載。長岡花火は、長岡空襲や中越大震災で亡くなった人たちへの追悼と復興への願いが込められています。
■長岡まつり花火大会■開催日:2018年8月2・3日
*曜日に関係なく、毎年8月2・3日が開催日となります。
会場:左岸(川西・長岡IC側)・右岸(川東・長岡駅側)
*チケットの販売は5月~。残席状況により6月30日からインターネット販売。
打ち上げ内容:長岡花火2018花火プログラム(HP)をご参照ください。
正三尺玉や川の花火ならではのダイナミックなナイアガラ、音楽とともに繰り広げられる天地人やフェニックスなど見所たくさん。
おすすめ宿泊エリア:長岡・燕三条・柏崎・魚沼・南魚沼・越後湯沢
ⅲ山の片貝『浅原神社秋季大祭 片貝まつり』【毎年9月9・10日】
ギネス記録を持つ世界最大の四尺玉と並び、片貝の名物になっています。祭り当日は、花火を神社へ奉納するため、6つの地区から花火玉を載せた山車(だし)を引き、街をねり歩く「玉送り」や、打ち上げ筒を運ぶ「筒引き(9日のみ)」を見ることができます。
■浅原神社秋季大祭 片貝まつり■開催日:2018年9月9・10日
時間:19時30分~22時20分
会場:新潟県小千谷市片貝町
観覧場所:桟敷席2日間通し券30000円/神社境内当日販売
無料席:片貝小学校グラウンド・スポーツセンター北側・西側・南側・神社周辺
打ち上げ内容:2日間で15000発 *4尺玉は22時に打ち上げ
4尺玉はもちろん、片貝花火の特徴は企業協賛ばかりではなく、「おじいちゃん米寿おめでとう! 」「結婚してくれてありがとう!」「お誕生日おめでとう」など、花火が上がる前に花火ひとつひとつに込められたコメントが発表され、その後に打ちあがります。片貝の人にとって花火は特別な日であり、温かい地域に愛された花火大会では、見ている方もほっこりします。
問い合わせ:片貝町煙火協会 0258-84-3900/小千谷市観光交流課 0258-83-3512
おすすめ宿泊エリア:小千谷・長岡・魚沼・南魚沼・越後湯沢
越後三大花火のほか、各市町村の小さな花火もおすすめです。花火数は少ないですが例えば越後湯沢温泉の花火や南魚沼市の兼続公祭りでの花火は山間で上がるため、おなかにドスンドスンと響く音が特徴です。
せっかく、新潟に行くのであれば新潟グルメも見逃せません。 米処ならではのイベント本気丼(南魚沼市・湯沢町)や、そば処(小千谷・十日町ほか)ならではのそば巡り、新潟5大ラーメン(長岡ショウガ醤油系・燕三条背油系)、日本海の海の幸・山の幸、新潟地酒などなど美味しいものをたっぷり召し上がって新潟の旅を満喫してください。