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いよいよ始まる紅葉シーズン。今回の特集では王道と穴場、お好みで選べる3エリアのモデルコースを紹介します。
この季節ならではのグルメとあわせて、秋の北海道を楽しみましょう!
王道コース1 のんびり散策 ガーデンの絶景を眺め、とれたて小麦を味わいつくす
十勝エリアを代表する2箇所のガーデンは、時間をたっぷりとって散策するのがおすすめ。
それぞれのお店で販売する道産小麦のパンやお菓子も楽しみです。
真鍋庭園
50年以上の歴史を持つ日本初のコニファー(針葉樹)ガーデンとして知られる庭園は、約2000種類の樹木が植えられています。総面積は100ヘクタールで日本一の面積を誇り、日本庭園・西洋風庭園・風景式庭園で構成されています。紅葉シーズンにはロウバイ類、四季咲きハマナス類などの花も見られます。散策で気になった樹木を購入できるガーデンセンターや、カフェテラスも併設されています。鮮やかに生い茂る針葉樹に囲まれた、日本最大級の庭園でゆったりと散策を楽しんでみてはいかがでしょうか?

アクセス情報
住所 | 帯広市稲田町東2-6 |
TEL | 0155-48-2120 |
営業時間 | レギュラーシーズン(6~8月以外)8:00~日没まで |
定休日 | 期間中無休 |
アクセス | 電車:JR帯広駅より車で15分 車:国道236号線と38号線交差点より南方向20分、帯広広尾自動車道帯広川西ICより帯広駅方向5分 |
駐車場 | あり(無料) |
十勝小麦ヌーヴォー2018
8月に収穫されるという小麦を楽しんでもらい、生産者とつながってほしいという願いが込められた、道産小麦を育てる人・つくる人・食べる人との「つながり」を掲げた取り組みです。対話を重ね、お互いの理解を深めることで「生産・製造流通・消費」の形を造る目的で活動しています。

はるこまベーカリー
北海道産小麦100%の手作りパンを販売しているお店です。「美味しい」と言っていただけるパンを真摯な気持ちで焼くこと、小麦の味を追求し、小麦の美味しさを伝えられるシンプルなパンを焼くことにこだわっています。バリエーション豊かなパンを取り揃えており、小麦の美味しさが広がるパンを楽しめます。

アクセス情報
住所 | 帯広市西19条南5丁目43-11 |
TEL | 0155-38-5311 |
営業時間 | 10:00~19:00 |
定休日 | 日曜日、第3月曜日 |
アクセス | 電車:JR帯広駅より車で15分 車: |
駐車場 | あり(無料) |
風土火水
十勝の風土で育った小麦を、その土地の水と空気・酵母で仕込む生地づくり。約10種類と種類は多くありませんが、1つ1つにストーリーがあって本当に良いパンだけを焼いています。余計なものは使わず、できるだけ生命力のある自然の素材を使うこと、自然に寄り添ったやさしいオーガニックパン作りにこだわっています。完全無添加で、イーストやイーストフードも使っておらず、トランス脂肪酸も不使用です。安心で健康なパンを求めに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

アクセス情報
住所 | 帯広市西10条南1丁目10-3 |
TEL | 0155-67-7677 |
営業時間 | 10:00~15:30 |
定休日 | 月曜日、火曜日 |
アクセス | 電車:JR帯広駅より車で10分 |
駐車場 | あり(無料) |
紫竹ガーデン

帯広市郊外にある紫竹ガーデンは、地元十勝出身の紫竹昭葉さんが購入した15,000坪の土地を、年月をかけて造り上げたガーデンです。広大な敷地には、季節を通して約2,500種の植物が育てられており、春から秋にかけて色とりどりの花々が咲き渡ります。9月はピンクから紫、10月になると紫から深い赤へと、木々や花々がガーデンをカラフルな色合いに染めます。園内に併設されているレストランでは、十勝産の食材や、ガーデンで育てた無農薬野菜を使用したメニューが提供されています。
アクセス情報
住所 | 帯広市美栄町西4-107 |
TEL | 0155-60-2377 |
営業時間 | 8:00〜18:00(4月21日~11月末) ※閉園期間後(12月1日以降)もレストランは営業 |
アクセス | 電車:JR帯広駅より車で約30分 車:高速道路出口 道東道 川西ICより20分 |
駐車場 | あり(無料) |
帯広駅前温泉・湯元 帯広温泉・幕別温泉・十勝幕別温泉・十勝川温泉
ガーデンを散策したあとは、温泉で疲れた身体をゆっくり癒してみてはいかがでしょうか?
王道コース2 五感で体感! ロープウェイで紅葉を楽しみ きのこたっぷりの釜飯に舌鼓
インターチェンジを降りてから、温泉へ向かう国道沿いの紅葉も見逃せない風景です。地産地消にこだわったグルメや、熊との触れあいも期待大です。
大雪山層雲峡・黒岳ロープウェイ
層雲峡温泉にある、豊かな自然と荘厳な景観が魅力の山々と、標高1984mの黒岳の7合目を結ぶロープウェイとリフトです。層雲峡山麗駅~黒岳5合目まではロープウェイ、5合目から7合目まではリフトに乗り、空中散歩をしながら美しい紅葉を間近で鑑賞できます。目の前に広がる壮大な自然をたっぷり楽しんでください。

アクセス情報
住所 | 上川郡上川町層雲峡((株)りんゆう観光 層雲峡事業所) |
TEL | 01658-5-3031 |
アクセス | 電車:JR石北本線上川駅より道北バス「層雲峡・上川線」乗車約30分。終点「層雲峡」下車、徒歩5分 車:上川層雲峡ICより30分 |
駐車場 | あり(無料) |
愛別きのこ飯(層雲峡朝陽亭)
愛別きのこ飯は、2017年4月に誕生した層雲峡の新・ご当地グルメです。使用するきのこは上川産にこだわり、マイタケ、エノキ、シイタケ、エゾユキノシタなど、きのこの旨みや香りが引き立つ釜めし仕立てとなっています。秋はきのこの旨みもグッと深まる季節なので、ぜひ味わってみてください。

アクセス情報
住所 | 上川郡上川町層雲峡温泉(層雲峡朝暘亭) |
TEL | 01658-5-3241 |
アクセス | 電車:JR上川駅より車で25分 車:上川層雲峡ICより25分 |
駐車場 | あり(無料) |
北の森ガーデン
北海道のほぼ真ん中、日本最大の国立公園「大雪山国立公園」の麓に広がる、観光・食事・お土産購入が一か所で楽しめる複合施設です。敷地内にある「アイスパビリオン(入場料別途)」では、氷点下の世界や幻想的なダイヤモンドダストなど、美しくも厳しい寒さを体感できます。寒さを体感したあとは温かい健康茶のドリンクサービスが待っています。全420席の大型レストランもあり、ドライブ途中の休憩にもおすすめのスポットです。

アクセス情報
住所 | 上川郡上川町栄町40 |
TEL | 01658-2-2133 |
アクセス | 電車:JR上川駅より車で5分 車:上川層雲峡ICより5分 |
駐車場 | あり(無料) |
層雲峡温泉
大雪山連峰の北東・切り立った大渓谷の中にある、北海道有数の規模を誇る温泉街を形成しています。泉質は単純硫黄泉で、効能はリウマチ、糖尿病、高血圧などです。
穴場コースぶらり街歩き レトロでハイカラな街を巡り期間限定の絶品イカ丼を満喫
函館観光に欠かせない元町エリアの秋は、坂や教会、洋館など紅葉風景が点在しています。コンクリート遺跡巡りとあわせて散策を楽しんでください。
函館市街地の紅葉
函館随一の紅葉の名所:名勝・旧岩船氏庭園(香雪園)では、カエデを中心に庭木は約150種にも及びます。函館市の東部にある活火山の恵山は赤やオレンジ色の葉で高原一帯を染め、展望台や散策路の高台など、あらゆるアングルから眺望を楽しめます。函館山の麓にあり「日本の道100選」にも認定された美しい坂、大三坂にはナナカマドと低木のツツジが石畳の坂道を赤く染めます。いずれも例年10月中旬から11月上旬にかけて楽しめます。

真イカ(スルメイカ)
函館で獲れるイカは「スルメイカ」で、函館ではスルメイカは「真イカ」と呼ばれています。6月から12月にかけて函館の食堂や居酒屋で食べることができ、この時期には太って身が詰まった栄養たっぷりのイカを食べることができます。とれたてのイカは身が透き通っていて新鮮そのもの。函館の名物として人気の真イカをぜひ現地で味わってみてください。

味の一番
函館朝市の内にある人気の食事処で、いつでも新鮮な海の幸を使った料理を提供しています。メニューも豊富で、ラーメン・定食・丼など50種類以上。獲れたてピチピチの魚が味わえるのは市場内にあるからこそ。函館に来たなら、まずは「旨い魚」を食べなくちゃ!

アクセス情報
住所 | 函館市若松町11-13 |
TEL | 0138-26-5587 |
営業時間 | 6:30~14:00(11月~4月は7:00~13:00) |
アクセス | JR 「函館」駅 下車 徒歩約2分 |
函館コンクリート遺跡巡り
函館の街歩きで最近注目されているのが「コンクリートツアー」。日本初の国際貿易港として発展した函館には、日本のコンクリート文化発祥の頃から残る建造物がたくさんあり、そこには土木技術にまつわるユニークな発想や人の歴史が刻まれています。コンクリートの持つ歴史のストーリーをたどって、街歩きしてみませんか。

函館・湯の川温泉
北海道の三大温泉郷のひとつ。散策や行楽にふさわしい函館観光の拠点となっています。泉質は、ナトリウム・カルシウム塩化物泉(食塩泉)が最も多く、無色透明、無臭でしっとりとした優しい肌触りが特徴の温泉です。
まとめ
いかがでしたか?雄大な北海道の秋は、山も湖も川も大地も秋色に染まり、見事な錦絵をあちこちで展開してくれます。そんな風景を楽しみながら、ご当地ならではのグルメも堪能して秋の北海道をたっぷり満喫!ぜひ今年は、紅葉にあわせて北海道を旅されていはいかがでしょうか。