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冬の味覚を堪能できるのはどこ? いま旬の食材をチェック!

冬の味覚を堪能できるのはどこ? いま旬の食材をチェック!

おいしいものを食べたいなら冬が一番! 今回は、全国の冬グルメの中でも今が“旬”の食材をご紹介。ずわい蟹、牡蠣、あんこう・伊勢海老など…冬の味覚のおいしさだけでなく、堪能できるエリアも合わせてご案内します。冬のグルメ旅に行きたくなること必至です!

冬グルメの王様「カニ」(11月~3月)

冬の味覚といえば、まず思い浮かぶのは、カニ。タラバガニをはじめ、いろんな種類のカニを堪能できるのは、今です!

タラバガニ(11月~2月)

画像提供:ピクスタ

冬グルメの王様・タラバガニ。実は、旬が二度あるんです。身の締まりがよくなる11月~2月、身が甘くなるのは4~5月。 ぷりっぷりの肉厚の身がお好みなら、冬がおすすめ!

旬の時期:11月~2月
おすすめの食べ方:肉厚の身を堪能できる「しゃぶしゃぶ」
タラバガニが有名なエリア:北海道・稚内/北海道・羅臼

越前がに(11月~3月)

画像提供:ピクスタ

長い脚が特徴の越前がに。ほのかな甘みがある身がぎっしりと詰まっています。甲羅の中には、濃厚なコクがあるカニミソがたっぷり。

旬の時期:11月~3月
おすすめの食べ方:甘みをしっかり感じられる「焼きがに」、陶板で蒸し焼きにした「カニ甲羅味噌焼き」
越前がにが有名なエリア:福井県・越前/福井県・坂井

松葉がに(11月~3月)

画像提供:ピクスタ

ズワイガニのうち成長した雄を指す「松葉がに」。冬の日本海で水揚げされ、淡白で上品な味わいです。2014年には、全国屈指の水揚げ量を誇る鳥取県の知事が「蟹取県」と改名すると発表したことも。

旬の時期:11月~3月
おすすめの食べ方:旨味がギュっと凝縮する「焼きがに」
松葉がにが有名なエリア:鳥取県・境港/鳥取県・岩美

加能ガニ(11月~3月)

画像提供:ピクスタ

石川県の加賀・能登の漁港で水揚げされ雄のカニ。たっぷり詰まった身は繊細な味わいで、濃厚なミソは極上!ちなみに年末までのわずかな期間のみ水揚げされる雌は「香箱(こうばこ)ガニ」と呼ばれます。内子(未成熟の卵)があるのが特徴で、加能ガニとはまた違った味を楽しめます。

旬の時期:11月~3月
おすすめの食べ方:プルプルの触感がたまらない「活ガニの刺身」
加能ガニが有名なエリア:石川県・能登/石川県・金沢

 

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海のミルク「真牡蠣」(宮城県・松島/11月~3月)

画像提供:ピクスタ

栄養も豊富で一般的に「海のミルク」といわれている真牡蠣。身がしっかりして旨みを蓄え、プリッとした食感です。

牡蠣といえば広島県も有名ですが、生食用に限ると生産量は宮城県が第一位! 三陸のリアス式海岸によってつくられた環境が、おいしい牡蠣を育てているのだとか。松島は景勝地としても有名なので、牡蠣をはじめとした新鮮な魚介類と絶景を堪能できる贅沢な旅が楽しめますよ。

旬の時期:11月~3月
おすすめの食べ方:潮の香りと炭火の芳ばしい香りが最高の「焼き牡蠣」
真牡蠣が有名なエリア:宮城県・松島/北海道・厚岸/広島県・宮島

 

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寒くなるにつれおいしくなる「あんこう」(茨城県・大洗/12月~2月)

画像提供:ピクスタ

「東のあんこう・西のふぐ」と称されるほど、おいしいといわれる冬の味覚の「あんこう」。身は淡白であっさりしていますが、味噌仕立てのあんこう鍋では、隠し味に濃厚な味わいのあん肝を入れることが多いそう。

あんこうが名物の茨城県大洗では、あんこう鍋を食べられるお店が軒を連ね、旬の時期にはたくさんの観光客で賑わいます。

旬の時期:12月~2月
おすすめの食べ方:隠し味に濃厚な味わいのあん肝を入れる「あんこう鍋」。〆はたっぷりと旨みがでた出汁を使った雑炊
あんこうが有名なエリア:茨城県・大洗/山口県・下関/島根県・浜田

 

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煮付けが絶品「金目鯛」(静岡県・下田/12月~2月)

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甘くて肉厚な脂ののった身はもちろん、皮と身の間に旨みがぎっしりと詰まっている金目鯛。おいしい出汁が出て、旨みを余すことなく味わえる煮付けがイチオシです。

金目鯛の水揚げ高日本一を誇る静岡県下田は温泉地としても有名なので、あたたかいな温泉とおいしい金目鯛に癒やされてみてはいかがでしょうか。

旬の時期:12月~2月
おすすめの食べ方:おいしい出汁と旨みを味わえる「金目鯛の煮付け」
金目鯛が有名なエリア:静岡県・下田/千葉県・房総/高知県・室戸

 

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ブリの聖地・氷見の「寒ブリ」(富山県・氷見/11月~2月)

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日本一おいしい寒ブリといわれる氷見の寒ブリ。季節によって生息海域を変える回遊魚のブリは、産卵前の一番脂がのった時期に富山県の氷見へ到着するため、身がきゅっと締まったぷりっぷりの寒ブリが味わえるのです。

氷見漁港では、活気ある朝セリや水揚げの様子を無料で見学できるので、ブリ好きの方はぜひ足を運んでみてください。

旬の時期:11月~2月
おすすめの食べ方:脂がのったとろける美味しさ「ブリしゃぶ」
寒ブリが有名なエリア:富山県・氷見/石川県・能登/新潟県・佐渡

ビジュアルも豪華な「伊勢海老」(三重県・志摩/10月~1月)

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高級食材として知られる伊勢海老。でも実は、産地に行けば地元の海鮮問屋や独自ルートを持った漁師がリーズナブルな価格で提供していることも。漁の解禁が10月のため秋の食材のイメージが強い伊勢海老ですが、旬は意外にも海が荒れやすい冬。

三重県の伊勢志摩では、海女さんが手でとった新鮮な伊勢海老や、アワビ、サザエなどを食べることができるお店もありますよ。

旬の時期:10月~1月
おすすめの食べ方:甘くプリプリした食感を堪能できる「刺身」
伊勢海老が有名なエリア:三重県・志摩/徳島県・由岐/千葉県・房総

 

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幻の魚「クエ」(和歌山県・白浜/11月~3月)

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天然ものがなかなか水揚げされないことから、幻の高級魚として知られるクエ。最も脂がのるのが冬です。

関西屈指の温泉地としても有名な和歌山県の白浜では、安定的な養殖の技術を確立したため、旬の時期にはこの幻の魚をたっぷりと味わうことができます。白浜なら、定番の鍋以外にも刺身や寿司、かき揚げ、丼など地元ならではのメニューを堪能できます。

旬の時期:11月~3月
おすすめの食べ方:地元の漁師さんも唸る美味しさ、大鍋料理「アラの一本炊き」
食材が有名なエリア:和歌山県・白浜/長崎県・平戸/高知県・高知

 

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「ふぐ」を超すものなし(山口県・下関/12月~2月)

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淡白で上品な旨味のあるふぐ。産卵を控える2月が白子も充実し、身ももっともおいしい旬の時期です。

ふぐの取扱量日本一を誇る下関の南風泊市場(はえどまりしじょう)では、毎年2月9日の「ふくの日」にちなんで、例年これに近い11日の「建国記念日」に「下関ふくの日まつり」を開催。“ふく”鍋の無料提供や、“ふく”刺しや近海新鮮魚介類の卸売りなど盛りだくさんで、大人気のイベントです。

旬の時期:12月~2月
おすすめの食べ方:贅沢にザザッとすくって口に運びたい「ふぐ刺し」
ふぐが有名なエリア:山口県・下関/石川県・能登/福岡県・宗像

 

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旬の食材を自宅でも楽しめる機会も多くなりました。しかし、地元に足を運べば新鮮な食材を手頃な価格で味わえるだけでなく、地元の人においしい食べ方や、通な食べ方を教えてもらえたり、その土地ならではのメニューを堪能できたりと、さまざまな楽しみがあなたを待っています。さあ、冬のグルメ旅に出かけましょう。

YUKOTABI 編集部
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