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冬限定の贅沢といえば、絶景と温泉を一度に楽しめる雪見温泉! 今回は、雪見を楽しむためのポイントをご紹介します。さらに雪見温泉を満喫する、おすすめの宿も5つピックアップ。ぜひこちらの記事をご参考に、今年の冬こそは雪見温泉に出かけてみてくださいね。
絶景の雪見温泉。快適に楽しむポイントはこれ!
雪景色はとても綺麗ですが、ずっと寒いところにいては風邪を引いてしまう可能性も……。雪見温泉の際に気をつけたいポイントは以下の5つです。
1.雪が降るので露天の場合は屋根のある場所を選ぶ(可能であれば半露天)2.脱衣所がぬくぬくと暖かい、大浴場併設の宿やホテルがベスト
3.首や肩を冷やさないように、髪の毛を洗うのは雪見の後!
4.雪で滑りやすいので足元には特に注意!
5.絶景を見るなら、入浴は早朝がおすすめ
深夜に雪が降った場合、早朝ならば雪景色がさらに美しくなっている場合があります!
雪見温泉を楽しむ!おすすめ温泉宿5選
ここからは、雪見温泉を楽しめる温泉宿を5つご紹介します。
小野川温泉 河鹿荘(山形県・小野川温泉)

小野川温泉は、最上川の源流のひとつ、大樽川の河畔に広がる温泉地。若き日の伊達政宗が戦の傷を癒し、“米沢の奥座敷”として上杉家の歴代藩主も愛したという歴史深い名湯です。
その渓流に佇む「小野川温泉 河鹿荘」の温泉から、宿自慢の庭園が雪化粧した姿が楽しめます。庭園は夜にライトアップされるので、日中の眺めとはまた違った雰囲気が味わえそう。「地産地消」をコンセプトとした郷土料理が味わえるほか、浴衣を100種類から選べるのも嬉しいポイントです!
※雪見温泉は3月下旬頃まで
[小野川温泉 河鹿荘]の宿情報を見る
所在地:山形県米沢市小野川町2070交通アクセス
(1) JR米沢駅よりバスで約25分
(2) 東北道 福島飯坂ICより車で約70分
湯の杜 ホテル志戸平(岩手県・志戸平温泉)

平安の頃から「陸奥のいで湯」として知られた花巻温泉郷の中でも、多くの名湯秘湯が集まる豊沢川流域に位置する温泉です。花巻出身の童話作家・宮沢賢治も愛したみちのくの山々に抱かれてゆったりと湯浴みをすれば、眼の前には渓谷美がパノラマのように雄大に広がります。
「湯の杜 ホテル志戸平」には全14種の湯殿が揃います。屋根付きの露天風呂はもちろんのこと、雪見温泉を家族水入らずで楽しめる貸切風呂もおすすめです。
※雪見温泉は3月下旬頃まで。貸切風呂は別料金です。
[湯の杜 ホテル志戸平]の宿情報を見る
所在地:岩手県花巻市湯口字志戸平27-1交通アクセス
(1) JR花巻駅よりバスで約23分
(2)東北道 花巻南ICより車で約13分
万座ホテル聚楽(群馬県・万座温泉)

全国有数の硫黄泉として名高い万座温泉には、乳白色の湯と白い煙が吹き出る「湯畑」を中心に、大小さまざまな温泉宿が立ち並びます。
その中の一つ、標高1800mの地点に佇む大自然に抱かれたホテルが「万座温泉ホテル聚楽(じゅらく)」。自慢は、雄大な雲海の中に浮かぶ露天風呂です。眼前に広がる雄大な山々がすべて、雪と雲で真っ白に染まる様はまさに絶景。万座は星空の鑑賞地としても名高く、夜には真っ白に染まった冬景色と満天の星空を一望できるでしょう。
※雪見温泉は3月下旬頃まで。
[万座ホテル聚楽]の宿情報を見る
所在地:群馬県吾妻郡嬬恋村干俣2401交通アクセス
(1) JR万座鹿沢口駅よりバスで約40分
(2) 上信越道 碓氷・軽井沢 ICより車で約90分
※冬季の間は国道292号線は、積雪のため通行止めとなります。碓氷軽井沢ICから、必ず万座ハイウェイを使ってお越しください。
雪国の宿 高半(新潟県・越後湯沢温泉)

「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」。この有名な書き出しで始まる川端康成の「雪国」の舞台ともなったのが、越後湯沢温泉です。そして「雪国の宿 高半」こそ川端康成が「雪国」を著した宿。現在も川端康成が執筆した部屋が保存され、公開されています。温泉は源泉掛け流しで、同じお湯はなんと3時間しか使わないそう。名著にも描かれた情緒あふれる雪景色を、新鮮で、湯の花が舞う温泉から堪能できます。
※雪見温泉は3月下旬頃まで。
[雪国の宿 高半]の宿情報を見る
所在地:新潟県南魚沼郡湯沢町湯沢923交通アクセス
(1) JR越後湯沢駅より車・タクシーで約5分
(2)関越道 越後湯沢IC より車で約10分
匠の宿 深山桜庵(岐阜県・平湯温泉)

奥飛騨温泉郷の中で最も古い歴史を持つ平湯温泉は、武田信玄が飛騨に攻め入った時に温泉を発見したと伝えられます。
「匠の宿 深山桜庵」の客室は全て、雪見に適した半露天風呂付きです。雪の中に湯煙を上げる温泉にのんびり浸かれば、体の芯からぽかぽか。宿から約20分ほど歩けば、落差約64mもの豪快な姿を見せる名勝「平湯大滝」にたどり着きます。雪深い冬でも除雪が行き渡っているので、お泊まりの際は是非訪れてみては?
※雪見温泉は2月下旬頃まで。
[匠の宿 深山桜庵]の宿情報を見る
所在地:岐阜県奥飛騨温泉郷平湯229交通アクセス
(1) JR高山駅よりバスで約40分
(2)長野道 松本IC より車で約80分
雪化粧した美しい景色を、じっくりのんびり温泉から楽しむためのポイントをご紹介しました。ぜひ日本の冬ならではの贅沢、雪見温泉に出かけてみてくださいね。
※天候によっては雪が見られないこともあります。