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旅の記念の一句を残せる、山頭火ミュージアム「時雨館」

旅の記念の一句を残せる、山頭火ミュージアム「時雨館」

湯平温泉でにぎわう石畳通りのちょうど真ん中あたりにある、山頭火ミュージアム「時雨館」(2017年4月に朝日通りより移転)。800年の歴史を持つ湯平温泉の雰囲気に合う出で立ちで、外は古民家、中はレトロなカフェのような小さな美術館が目を引きます。

思わず旅の句を詠みたくなる小さな美術館

山頭火ミュージアム「時雨館」は、大正から昭和にかけての俳人、種田山頭火を記念して作られた美術館です。昭和の芭蕉としても知られ、放浪の人生を送った山頭火は、全国に詠んだ句が残されるほど多くの人から愛されました。

時雨館は、1930年(昭和5年)に山頭火が湯平温泉を訪れた際に詠んだ句にちなんだもの。館内には、山頭火の詠んだ代表的な句が書になって、大きく飾られています。ほかにも地元の由布高校書道部の味のある作品等、さまざまな作品が展示されています。

また、展示室内には文机と筆がおかれていて、訪れた人が句を残せる面白い仕掛けも。山頭火のように俳人になったつもりで、記念に旅の一句を残してみるのも良いかもしれません

湯平温泉を彩る「ゆのひらと山頭火展」

山頭火ミュージアム「時雨館」の恒例行事になっているのが、毎年11月1日から30日まで1カ月間開かれる「ゆのひらと山頭火展」です。普段見られない山頭火の句をはじめ、この時期になると湯平温泉の街角の一角が巨大なギャラリーと化します。

行燈と側面に映し出された俳句が、幻想的な雰囲気を生み出します。さまざまな俳句に触れながら町を散策すれば、普段の時雨館とはまた違った楽しみ方ができるでしょう。

住所大分県由布市湯布院町湯平343
電話番号0977-86-2367(湯平温泉観光案内所)
アクセスJR久大本線「湯平駅」より徒歩約1時間
営業時間10:00~17:00
定休日なし
料金100円
駐車場あり(周辺の無料駐車場)
URLhttp://www.yunohira-onsen.jp/tourism-1.html

石畳が残る湯平温泉。江戸時代からあるという歴史ある石畳を上ると中ほどにあるのが、山頭火ミュージアム「時雨館」です。古の旅人に思いを馳せながら渾身の一句を残してみても、温泉旅の楽しい思い出のひとつになるのではないでしょうか。ぜひ時雨館をたずねてみてくださいね。

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