日本一の湧出量を誇る別府の総鎮守として市民から親しまれている「八幡朝見神社」。実は多くの言われを持つパワースポットでもあるのです。今回は、そんな「八幡朝見神社」にスポットを当て、知らずにお参りするともったいない隠れラッキーアイテムなどをご紹介します!
「八幡朝見神社」とは
建久七丙辰年(1196年)の10月、鎮西奉行であった大友能直公によって創建された神社です。静かな木々に囲まれた、緑豊かな環境に鎮座。
ご神木である「大くすの木」は、樹齢1000年を越える巨木であり、大分県の天然記念物に指定されています。
参詣広場には「朝見八幡臺(あさみばぱんだい)」と呼ばれる大舞台があり、朱塗りの欄干からは別府市街を一望することができます。
下から見ると少し張り出していて、参詣広場に繋がる形はまさに、大分版『清水の舞台』といったところでしょうか。こちらは音楽会などのステージとしても使われています。
見どころ満載の「八幡朝見神社」
「八幡朝見神社」へお参りする際には、ご神水をいただくこともお忘れなく。「萬太郎清水」と呼ばれるご神水は、不治の病がすぐに全快するという伝説があります。
不思議と干ばつでも枯れることがなく、大雨の時に濁ることもないそうで、おもにお茶用のお水として重宝されてきました。参拝者だけでなく、別府市民をはじめ飲食店経営者の方々もこの水を汲みに参拝するのだとか。
また、表参道の階段を上ると眼前に飛び込んでくる二本の杉の巨木。こちらは「夫婦杉」と呼ばれており、一緒に下を通ると結ばれるという言い伝えからカップルのデートスポットとしても人気です。
こんなところにもラッキーアイテムが!
「八幡朝見神社」の敷石の中には、隠れラッキーアイテムが!

まずは盃の形をした「盃(さかずき)石」。

次にヒョウタンの形をした「瓢箪(ひょうたん)石」。
これら二つを踏むと、無病息災・縁起が良いといわれています。知る人ぞ知る隠れアイテムです。
どこにあるのかを探しながら境内を歩けば、参拝の楽しみがまた一つ増えるかもしれませんね。
施設情報
住所 | 大分県別府市朝見2-15-19 |
電話番号 | 0977-23-1408 |
アクセス | JR「別府駅」より浜脇線亀の井バスに乗車、「御幸橋」下車すぐ |
営業時間 | なし ※祈願受付9:00〜16:00 |
定休日 | なし |
料金 | なし ※祈祷初穂料6000円(個人の場合) |
駐車場 | あり(無料) |
URL | http://www.asami.or.jp/ |
別府の総鎮守として人々を守り続ける「八幡朝見神社」。特別保護樹林・市生物環境保護地区に指定されていることもあり、いつ訪れても落ち着いた気持ちにさせてくれる場所です。
単にお参りするだけでなく、少し違った部分に目を向けて散策すると、さらに楽しめることでしょう。別府へお越しの際には、ぜひ足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。