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「大分に癒やされる女子一人旅」の後半・湯布院編をお届けします!
「前編・別府編」では、温泉の湧出量1位の別府温泉を様々な入浴方法で体験し、カラダを癒やしまくる旅をお届けしました。
さて、今回の後編では、別府に匹敵する人気スポット「湯布院」のおしゃれカフェや個性的な美術館を巡って、「ココロを癒やす旅」をテーマにご褒美ツアーを敢行してきました。
新米編集Mが行く!「大分に癒される女子一人旅」【前半・別府編】はコチラ!
カフェとアート巡りで心を癒やす「湯布院」

「豊後富士」こと由布岳のふもとに広がる「湯布院温泉」は、のどかな田園風景の中に個性的な美術館やカフェが軒を連ねる別府の奥座敷。
日常の喧騒から離れて、ゆったりとした時間を過ごせる閑静な温泉地です。今回はそんな湯布院の中でも、「ココロの癒やし」をテーマに、アート、カフェ、ショップを巡ります。
【スポット①】「マルク・シャガールゆふいん金鱗湖美術館」で優雅な朝食

「マルク・シャガールゆふいん金鱗湖美術館」は、金鱗湖のほとりにたたずむ小さな美術館。
20世紀を代表するロシア出身のフランスの画家、「マルク・シャガール」のリトグラフ作品を展示しています。

1階にはカフェとミュージアムショップ、2階には2部屋の展示室があります。
1階のミュージアムショップでは、展示されているリトグラフの絵葉書を購入することができます。ぜひ、お気に入りを見つけてみて下さい。
また、ここに展示されていない「シャガール」の作品や、他の著名な画家の作品も、ミュージアムショップにて、絵葉書やクリアファイルなど、様々なグッズとして販売されています。
【Cafe La Ruche】

「マルク・シャガールゆふいん金鱗湖美術館」を訪れたら、絶対に立ち寄っていただきたいのが1階の「Cafe La Ruche(カフェ・ラ・リューシュ)」。
こちらのカフェでは、テラスから金鱗湖を望みながら、癒やしのひと時を過ごすことができます。

金鱗湖は、池底から温泉と清水が湧き出ているとともに5つの河川が流入しており、その中には約30℃の温泉水が流れる河川があります。
そんな温かい河川と気温との温度差から、秋から冬にかけての早朝は湖から湯気が立ち上がり、幻想的な風景が広がります。
肌寒い時期は、カフェ店内からでも大きな窓から金鱗湖を眺められます。
また、秋から冬の早朝でなくても大丈夫。私が訪れた春でも、寒い季節ほど量は多くないですが、湖面から湯気はしっかり上がっていて、息を呑むほど美しく幻想的な光景でした。

カフェメニューは、自家製パンを使ったモーニングから、サンドイッチやハンバーガーなどのランチ、ケーキやパフェなどのスイーツまで、女性にはたまらないラインナップで、朝から夕方までどの時間帯でも楽しめます。
私がいただいたのは、「モーニングプレートセット」(1296円)。
バターをたっぷり練りこんだ「自家製デニッシュパン」をメインにサラダ、生ハム、たまご料理、ソーセージ、ヨーグルト、ドリンクが付いた、バランスのいいプレートです。
【クロワッサンとコーヒーのお店】

美術館とカフェを楽しんだ後は、金鱗湖周辺を散策してみてはいかがでしょうか?
散策のお供にはクロワッサンとコーヒーを。「Cafe La Ruche」を出て左手には、テイクアウト専門の「クロワッサンとコーヒーのお店」があります。

写真左から「天然酵母のクロワッサン」(230円)、「ミニクロワッサン」(1個80円/8個入500円)、「パン・オ・ショコラ」(260円)。
「天然酵母のクロワッサン」は発酵バターが香る素材本来が持つやさしい味、「ミニクロワッサン」はカナダ産メイプルシロップ味、「パン・オ・ショコラ」はフランス産ヴァローナ社のチョコレートを使用した甘すぎない上品な味です。
また、「ハンドドリップコーヒー」(500円)は深煎りと浅煎りが選べます。ご注文を受けてからドリップするので、挽きたて、淹れたての香りを楽しめます。
編集Mのつぶやき「テラスから絶景を望むなら早起きすべし!」
「Cafe La Ruche」のテラスでは、幻想的で美しい金鱗湖の朝の光景を望みつつ、優雅な朝食をいただけます。しかし、モーニングの時間は混み合います…。日曜や祝日、GWに訪れる方は、7時から営業が始まるので早起きして早めに到着するのがマストです!もしくは、時間をずらして、遅めの朝食にするのがおすすめ。
絶景を望みながら優雅に朝食をいただける機会は、日常ではなかなかないので、だまされたと思って一度訪れてみてください!
住所 | 大分県由布市湯布院町川上岳本1592-1 |
電話番号 | 0977-28-8500 |
営業時間 | 9:00~17:30、日祝7:00~17:30(入館・オーダストップ 17:00まで) |
定休日 | 不定休 |
料金 | 大人600円、中高大学生500円、小学生400円 |
アクセス | 【電車】JR久大本線「由布院駅」より徒歩約20分 【車】大分自動車道「湯布院IC」より約10分 |
駐車場 | 7台 |
URL | https://www.chagall-museum.com/ |
【スポット②】江戸末期の造り酒屋を移築!「茶房 天井棧敷」

金鱗湖の湖畔にたたずむカフェがもう一軒。それが、「茶房 天井棧敷」です。
「茶房 天井棧敷」は、湯布院の「御三家」と呼ばれる「玉の湯」「亀の井別荘」「山荘 無量塔」のうちのひとつ、「亀の井別荘」の敷地内にあるカフェ。
江戸末期の造り酒屋を移築したレトロな店内には、グレゴリオ聖歌が流れ、ゆったりとした時間が過ごせます。

「茶房 天井棧敷」では、スマホはしまって外の景色に目をやってみてください。窓から見える庭は、四季折々の表情を見せてくれます。
こちらでは、午前11時までと少し長めなモーニング営業が嬉しいポイント。遅く起きた朝でも安心ですね。

数量限定の「モーニングプレート」(1400円)は、もっちり厚切りのトーストをはじめ、季節のスープ、季節の野菜のサラダ、紅茶鴨のロースト、スモークチキン、温泉卵のジュレ、ヨーグルト、ドリンクが付いたセット。
デザートに、「茶房 天井棧敷」の看板メニュー「モン・ユフ」をいただきました。
クリームチーズとホイップクリームで冬の「由布岳」をイメージしたという「モン・ユフ」は、見ためほど甘すぎずサッパリとしていて、食後のコーヒーによく合う味でした。
編集Mのつぶやき「夜はガラリと大人な雰囲気に」
聖歌が流れるノスタルジックなカフェで、発酵バターをたっぷり塗った厚切りトーストにかぶりつき、旅のテーマでもある「ココロの癒やし」がまた1つ満たされたなぁと実感していたところ、ある事実が発覚!
なんとこの「茶房 天井棧敷」、夜19時からはバーとして営業しているんだそう。その名も「BAR 山猫」。外の庭もライトアップされ、昼とはまた違った表情を見せる、魅惑のカフェ&バーなのです。
住所 | 大分県由布市湯布院町川上2633-1 |
電話番号 | 0977-85-2866 |
営業時間 | 【茶房 天井棧敷】9:00~18:00/【BAR 山猫】19:00~24:00 |
定休日 | 【茶房 天井棧敷】不定休(月1回程度)/【BAR 山猫】火曜 |
アクセス | 【電車】JR久大本線「由布院駅」よりタクシーで約5分または徒歩約25分 【車】大分自動車道「湯布院IC」より約10分 |
駐車場 | 30台 |
URL | https://www.kamenoi-bessou.jp/databox/data.php/facility_cafe_bar_ja/code |
【スポット③】音楽にまつわる美術館「由布院 空想の森 アルテジオ」

「由布院 空想の森 アルテジオ」は、湯布院屈指の人気温泉旅館「山荘無量塔(むらた)」の敷地内にある美術館。
由布院盆地を見下ろす高台に建ち、メイン通りの喧騒を離れた静かな山中でくつろぎの時間を過ごせます。急勾配のため、訪れる際は車かタクシーを利用するのがおすすめです。
「由布院 空想の森 アルテジオ」の展示のテーマは、「音楽とアートの融合」。展示室中央には、楽器や音符などをモチーフにした立体作品が展示されています。
壁面には絵画などの平面作品が並び、「アンディ・ウォーホル」や「マン・レイ」といった著名な現代作家の作品も。白を基調とした明るい展示室にはBGMが流れ、心地よい空間で鑑賞を楽しめます。
展示室自体は大きくないものの、じっくり鑑賞できるので、滞在時間は長めに見積もっておくのが良いかもしれません。
【読書室】

また、展示室の1階と2階に読書室があります。大きな本棚には音楽やアートに関する本がすらりと並び、自由に読むことができます。
大きなソファが置かれているので、くつろいでじっくりと読書を楽しめますよ。過去の展示の図録なども置いてあり、アートが好きな人にとっては夢のような場所と言えるでしょう。
【the theo】

鑑賞と読書を楽しんだ後は、美術館に併設されているカフェ「the theo(テテオ)」でひと休み。
こちらは、「山荘 無量塔」がプロデュースするショコラティエ「theomurata」(テオムラタ)のティールームです。

私のイチ押しは「テテオ・プレート」(1000円)。
プレートに並ぶ宝石のようなチョコレートは、大分県産のゆずを使った「ゆずトリュフ」や、茶葉をそのまま使った「茶葉ショコラ」など、趣向を凝らしたものばかり。
味はもちろんのこと、見ているだけでも満たされます。
他にも、ホットチョコレートドリンク「ショコラショー」やふわっと柔らかなロールケーキ「Pロール」も人気メニュー。「山荘 無量塔」料理長監修による地鶏を使った「ドライカレー」も数量限定でいただけます。
大きな窓から日差しが差し込む、明るいカフェ店内で贅沢な時間を過ごせました。
【theomurata】

併設されているチョコレートショップ「theomurata(テオムラタ)」では、手作りショコラを購入することもできます。チョコレートもパッケージも可愛いくお土産に喜ばれそう。

私のお気に入りは、コーヒー豆やナッツなどをチョコレートでコーティングした「エスプレッソビーンズ」「アマンドビター」「アマンドミルク」(各720円)。試食することも可能なので、ぜひお土産にいかがですか?
編集Mのつぶやき「次は絶対に泊まるぞ!」
「山荘 無量塔」の施設内には、今回ご紹介した美術館やカフェ、チョコレートショップだけではなく、個室で四季の山里料理をいただける「茶寮 柴扉洞(さいひどう)」や、湯布院の美味しい水で作られた本格手打ち蕎麦をいただける「Murata 不生庵(ふしょうあん)」、古民家を再生した、音にこだわったラウンジ「Tan’s bar」など、魅力的なお店が盛りだくさんなのです。いつか「山荘 無量塔」に宿泊して、1日中満喫することを心に誓いました。
住所 | 大分県由布市湯布院町川上1272-175 |
電話番号 | 0977-28-8686 |
営業時間 | 10:00~17:00 |
定休日 | 不定休 |
料金 | 【美術館入場料】大人600円、小学生300円 |
アクセス | 【電車】JR久大本線「由布院駅」より車で約10分 【車】大分自動車道「由布院IC」より約15分 |
URL | http://www.artegio.com/ |
【スポット④】ガイドツアー制「COMICO ART MUSEUM YUFUIN」

「COMICO ART MUSEUM YUFUIN」は、パリ「サン・ドニ駅」など、国内外で大規模なプロジェクトを手掛ける「隈 研吾」が建築を担当し、「無印良品アートディレクション」「代官山蔦屋書店VI」などで知られる「原 研哉」がロゴをデザイン。最高峰アーティストがコラボした、スタイリッシュな現代美術館です。
また少人数での完全ガイドツアー制を取り入れた、珍しい美術館でもあります。訪れる際は事前に予約していくのがベターですが、空きがあれば当日の受付も可能です。

「COMICO ART MUSEUM YUFUIN」が目指したのは、湯布院の風景に溶け込む建築。木や土、和紙、水といった自然な素材を活用することで自然との融合を図ります。
黒い外壁に近づいてみると、そこには「
【展示室】

展示室は2つ。世界的に有名なアーティスト、村上 隆と杉本博司の作品が展示されています。
村上 隆のカラフルな作品と、杉本博司のモノクロームの作品、それぞれが独立した2つの空間に展示され、水盤を挟んで対峙しています。
対照的な作品を鑑賞するために最大限の工夫がなされた展示室では、ここでしか味わえない感動を得ることができるはず。
【ラウンジ】

2階は、遠くに見える由布岳を楽しみながらくつろげるラウンジになっています。
ラウンジの勾配天井は、由布岳の山並みに合うように計算されて造られており、雄大な由布岳を眺めるのには絶好の場所です。

また、本棚には「COMICO ART MUSEUM YUFUIN」が厳選した書籍がズラリ。
「COMICO ART MUSEUM YUFUIN」にかかわったデザイナーや、
ツアーの中で興味を持ったデザイナーやアーティストがいれば、ここで著作を読んでみるのもいいかもしれませんね。
【枯山水の庭園】

最後にテラスに出てみると、遠く由布岳を背に「枯山水の庭園」がありました。
由布岳の麓に広がる草原の中に点在する露岩の景色が、ここまで続いているかのように見える「枯山水の庭園」。
雲門禅師が説いた「山是山水是水(やまこれやま、みずこれみず」という、広く知られる禅の言葉にちなんで「山是山」という名前がついているそうです。
編集Mのつぶやき「想い出の由布院美術館…」
美術館やアートギャラリーが軒を連ねる湯布院の中で、その先駆けといえば「由布院美術館」。昔訪れた人も多いのではないでしょうか?私もかつて湯布院旅行の際に、必ず訪れるスポットのひとつでした。そんな想い出深い「由布院美術館」が2012年に閉館すると聞いたとき、寂しくなったことを覚えています。そんな「由布院美術館」の跡地に、この「COMICO ART MUSEUM YUFUIN」ができました。
外壁に使われている焼杉や枯山水の岩など、自然の素材たちは日々少しずつ変化していきます。その経年変化は、確実に「COMICO ART MUSEUM YUFUIN」に新たな湯布院の歴史を刻んでゆくでしょう。
住所 | 大分県由布市湯布院町川上2995-1 |
電話番号 | 0977-76-8166 |
営業時間 | 9:30~17:30、(ツアー案内時間は9:40~16:00) ※所要時間 約60分 |
定休日 | 隔週月曜 |
料金 | 一般1500円、学生1000円、小学生未満無料 |
アクセス | 【電車】JR久大本線「由布院駅」より徒歩約15分 【車】大分自動車道「由布院IC」より約7分 |
駐車場 | なし(近隣の駐車場を利用してください) |
URL | https://camy.oita.jp/ |
新米編集Mが行く!「大分に癒やされる 女子一人旅」【後半・湯布院編】はいかがでしたでしょうか?
1日目は別府温泉で、砂風呂や蒸し風呂などさまざまな温泉を体験し、カラダが「癒やされる旅」。
そして2日目の湯布院では、のどかな田園風景やグルメ、そしてアート巡りをして、ココロが「癒やされる旅」となりました。
普段はなかなかのんびりした時間が取れないからこそ、たまにはこうしてひとり旅に出て、のんびりした時の流れを楽しんでみるのもいいものだと実感できました。
最後までお付き合いくださった皆さん、ありがとうございました。ぜひ、皆さんも自分を「癒やす旅」へ!別府・湯布院がおすすめです♪