記念すべきオリンピックイヤーの春がもうすぐやってきます。そこで、世界に誇る日本の美しいピンク色の絶景を堪能すべく、温泉地からも近いおすすめお花見スポットを厳選してお届けします!
桜の名所が集まる「関西エリア」では、観光地としても人気の高い景勝地の桜、4府県・6スポットをご紹介します。
京都府京都市
【1】京都府立植物園

画像提供:京都府立植物園
京都市街北部に位置する「京都府立植物園」は、大正13年に開園した日本最古の公立総合植物園。比叡山や北山連峰を望める景勝地でもあります。
「生きた植物の博物館」とも呼ばれ、年間を通して四季の草花を観賞することができ、春は園内各所でさまざまな種類の桜を楽しめます。
3月上旬から色付く「カンヒザクラ」をはじめ、「染井吉野」「八重紅枝垂」「菊桜」など約160品種。中でも正門の正面にある「桜林」は見ごと。観覧温室前に咲く赤いチューリップと桜のコントラストも美しく、一見の価値あり!
※新型コロナウィルスの影響により、観覧温室は引き続き閉室するとともに、屋外の人との密集が想定されるエリア等は一部通行止めなどの封鎖をしております。また、行事等については6月14日(日)開催予定分まですべて中止が決定しています。
詳細の情報については、公式サイトにてご確認ください。
●見頃期間:3月上旬~4月下旬
●場所:京都府京都市左京区下鴨半木町
●電話番号:075-701-0141
●営業時間:9:00~17:00(入園16:00まで)
●定休日:12/28~1/4、4/3~5/6臨時休園
●料金:一般200円、高校生150円、中学生以下無料、70歳以上・障害者の方は無料(要証明提示)
●アクセス:【電車】京都市営地下鉄「北山駅」3番出口すぐ/【車】名神高速道路「京都南IC」より約30分
●駐車場:150台(有料)
●詳細はコチラ
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【2】仁和寺

画像提供:ピクスタ
平安時代初期、第59代宇多天皇によって創建され、「御室御所(おむろごしょ)」という別名の通り皇室と縁が深く、江戸時代末期まで皇族が住職を務めた格式高い寺院「仁和寺(にんなじ)」。
境内にある背丈の低い桜・名勝「御室桜(おむろざくら)」は、「京都一の遅咲き」として有名で、4月上旬~中旬が見頃。
また、開花に合わせて「御室花まつり」が開催。国指定名勝「御室桜」(見頃4月上旬)以外に「御室つつじ」(見頃3月下旬~4月上旬)、「御室もみじ」(見頃4月下旬~6月まで)を楽しめます。
●見頃期間:4月上旬~4月中旬
●御室花まつり:【開催期間】2020年3月20日(金・祝)~5月6日(水・祝)/【開催時間】8:30~17:30(受付17:00まで)/【料金】大人500円、高校生以下無料
●場所:京都府京都市右京区御室大内33
●電話番号:075-461-1155
●定休日:なし
●アクセス:【電車】京福北野線「御室仁和寺駅」より徒歩約3分/【車】名神高速道路「京都南IC」より約40分
●駐車場:100台(500円)
●詳細はコチラ
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【3】元離宮二条城

画像提供:ピクスタ
徳川幕府における京都の拠点の役割を担い、絢爛豪華な建築と内装を誇る「元離宮二条城」では、「ヤマザクラ」をはじめ、「ヤエベニシダレ」や「サトザクラ」など、約50品種・300本の桜が3月下旬から次々と開花し、約1ヶ月もの間お花見を楽しめます。
特に、緑色のめしべが珍しい「フゲンゾウ」や、大きい花とねじれた花弁が特徴的な「フクロクジュ」など、珍しい種類の桜にも出会えるので、ぜひ探してみてくださいね。
また、開花の時期には「二条城桜まつり」が開催。重要文化財の「唐門」などの歴史的建造物や、桜や庭園などが華麗にライトアップされ、幻想的な世界へ誘います。
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、「二条城桜まつり2020」は、屋内のイベントなど一部を中止し、夜間のライトアップ(プロジェクションマッピング含む)のみ開催いたします。(2020/3/18更新)
●見頃期間:3月下旬~4月上旬
●二条城桜まつり2020:2020年3月20日(金・祝)~4月12日(日)
●場所:京都府京都市中京区二条通堀川西入二条城町541
●電話番号:075-841-0096(元離宮二条城事務所)
●営業時間:8:45~17:00(入城は16:00まで)/【ライトアップ】18:00~22:00(入城は21:00まで)
●料金:一般1030円、中・高校生350円、小学生200円(二の丸御殿観覧料金含む)/【ライトアップ】中学生以上1400円、小学生800円
●アクセス:【電車】地下鉄東西線「二条城前駅」より徒歩約5分/【車】名神高速道路「京都南IC」より約30分
●駐車場:あり(有料)
●詳細はコチラ※ 通常観覧とライトアップは入替制となります。※ ライトアップは、観覧エリアが限定されます。(2020/3/18更新)
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兵庫県南あわじ市
【4】諭鶴羽ダム公園

画像提供:南あわじ市 商工観光課
海抜608m、淡路島最高峰を誇る信仰の山「諭鶴羽山」のふもとにある「諭鶴羽(ゆづるは)ダム」周辺は、公園として整備されており、春には約800本もの桜、秋には紅葉、冬には水仙と、四季折々の風景が楽しめる景勝地として知られています。
湖面に映るサクラの淡いピンク色がとても美しく、春を告げる時期は島内外から多くの方が訪れます。沿道に咲く「ソメイヨシノ」が湖面に映る「逆さザクラ」も堪能できるので、散策しながら愛でるのがおすすめです。
●見頃期間:4月上旬~中旬
●場所:兵庫県南あわじ市神代浦壁
●電話番号:0799-42-5310
●アクセス:【車】神戸淡路鳴門自動車道「西淡三原IC」より約40分
●駐車場:あり(無料)
●詳細はコチラ
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奈良県奈良市
【5】佐保川

画像提供:ピクスタ
奈良盆地の北部を南北に流れる河川のひとつ「佐保川(さほがわ)」は、『万葉集』の歌枕としても有名な奈良の歴史と深く結びついた。そんな佐保川の川沿いには、全長5㎞に渡る壮大な桜並木が広がっていて、県内でも有数の桜の名所として知られます。
特に、川面にせせりだすようにして生えている「川路桜」は一見の価値あり。160年の歴史を持つ古木で、佐保川の桜並木を代表する桜です。
毎年開花シーズンには、手づくり行灯による「佐保川桜まつり燈火会(とうかえ)」も開催され、行燈の灯が満開に咲き誇る美しい桜を幻想的に映し出します。今年の開催テーマは「環境」。事前に公募したメッセージが行灯の側面に揮毫され、桜見物客に語りかけます。
●見頃期間:3月下旬~4月上旬
●佐保川桜まつり燈火会:2020年3月29日(日)~4月10日(金) ※4/3(金)~4/5(日)は日没~21:00頃まで行灯にローソク灯火
●場所:奈良県奈良市佐保川 大宮橋~JR佐保川鉄橋間
●電話番号:0742-22-3900(奈良市観光センター)
●アクセス:【電車】近鉄奈良線「新大宮駅」より徒歩約5分
●駐車場:なし ※公共交通機関をおすすめします
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和歌山県西牟婁郡
【6】平草原公園

画像提供:ピクスタ
「平草原(へいそうげん)公園」は、西に紀伊水道、南に吉野熊野国立公園、東に熊野三千六百峰の山稜と、白浜の町並みを一望できる高台にある大パノラマ公園です。園内では、季節ごとに水仙や菜の花など四季折々の花が楽しめ、人気の撮影スポットとしても知られています。
春には、約2000本の桜が見事に咲き誇り、「ソメイヨシノ」「オオシマザクラ」「ウコンザクラ」「シダレザクラ」など、10種以上の桜を楽しめます。
●見頃期間:3月下旬~4月上旬
●場所:和歌山県西牟婁郡白浜町2054-1
●電話番号:0739-43-6588(白浜町役場観光課直通)
●アクセス:【電車】JR紀勢本線「白浜駅」より車で約10分/【車】紀勢自動車道「南紀白浜IC」より約10分
●駐車場:60台(無料)
●詳細はコチラ
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