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首都圏からもほど近い石和温泉で冬旅を満喫

首都圏からもほど近い石和温泉で冬旅を満喫

新宿からJR中央線特急で約90分と首都圏からもアクセス抜群の石和(いさわ)温泉。石和温泉駅前公園には広々とした足湯スポットもあり、到着した瞬間から温泉気分を味わえます。年間350万人もの人が訪れるという石和温泉は、山梨県にありながら比較的積雪量が少ないのも特徴。そのため冬でも気軽にアクセスできると人気です。さらに2月は毎週末に冬花火が上がるなど、見どころも満載!今回はそんな冬の石和温泉の魅力をたっぷりとご紹介いたします。

澄み渡る冬の夜空に輝く大輪の花「石和温泉冬花火-笛吹川の舞-」

画像提供:ピクスタ

昭和36年にぶどう園から高温のお湯が湧き、付近の川に流れ出して誕生したという石和温泉。泉質はアルカリ性の単純温泉で、神経痛や打ち身、慢性消化器病、冷え性などによいといわれています。2月中は毎週土日のPM8:30~8:40に、笛吹川河川敷(笛吹市役所本館前)で打ち上げ花火があるというので注目を。冬の澄んだ空気の夜空に華やかに咲き誇る冬の花火は、夏に見るよりもくっきり&鮮やかに見えると人気です。期間中は甘酒とおしるこのサービスもあるので(数に限りがあります)、ほっこりとあたたまりながらお楽しみください。

※当日の天候等の状況により、直前中止の場合あり。中止の場合は石和温泉旅館協同組合のトップページに情報が掲載されるのでそちらも確認を

滝が凍る絶景の氷瀑(ひょうばく)が見られる日も「昇仙峡」

画像提供:ピクスタ

石和温泉から車で約45分、国の特別名勝にも指定されている昇仙峡は、1年を通じてダイナミックな景色が楽しめる景勝地。緑深い森の木々、切り立った崖、ユニークな名前の奇岩・奇石、そしてそれらをぬうようにして走る清流のせせらぎ…約4kmも遊歩道が整備されているので、見事な景色を楽しみながらの散策がかないます。紅葉の混雑がひと段落する時期にはぐっと人出も減るのですが、実は冬ならではの絶景が楽しめるので注目を。例えば昇仙峡の主峰「覚円峰」は、積雪があると水墨画のような幻想的な光景に一変します。また気温が氷点下の日が続くと、湧き水や滝の水滴が氷のカーテンのようになる珍しい絶景「氷瀑」が見られることも!冬だからこそ楽しめる自然の芸術を、ぜひご堪能ください。

甲府盆地を一望する新日本三大夜景が楽しめる「笛吹川フルーツ公園」

画像提供:ピクスタ

石和温泉のある笛吹市は、桃やぶどうの生産量が日本一。温泉街から車で約14分のところには「笛吹川フルーツ公園」があり、四季折々の果物が栽培されています。園内のカフェでいただける季節限定の果肉入りソフトクリームやしぼりたてジュースも大人気!さらに夜には「ブドウの池噴水」で、巨大なワイングラスのライトアップも見られるので注目を。眼下には宝石をちりばめたような甲府盆地の夜景も広がり、ロマンチックな雰囲気を味わえます。実はこの場所は「新日本三大夜景」にも認定されていて‶恋人の聖地″としても有名な夜景スポットです。オレンジ色の夕暮れから薄紫色に移りゆくトワイライトの空の色や、視界一面に広がる美しい夜景を、大切な人と一緒に楽しんでみませんか。

ツヤツヤいちごを思う存分楽しむなら、中島農園いちごランド「中島フィールズ」

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笛吹川フルーツ公園から車で5分の「中島フィールズ」は、さまざまな果物狩りができる農園です。夏は桃やぶどう、冬ならいちご狩りがかないます。いちご狩りのシーズンは例年12~5月ですが、今シーズンは雨が多く、いちごの発育が少し遅れているとか。そのため1月中〜下旬頃にいちごが多くとれると見込まれています。発育状況などの詳細は、電話で問い合わせをするのがおすすめです。「中島フィールズ」ではいちごの棚が腰の高さあたりにあるため、かがまずにいちご狩りができるのも魅力。農園の方が丹精込めて育てたいちごは、ツヤツヤして綺麗で、とっても甘いと評判です。とれたていちごをお腹いっぱいいただけば、とっても幸せな気分になれそうですね。

工場見学や試飲も無料。受賞経験多数の老舗「モンデ酒造(ワイナリー)」へ

画像提供:ピクスタ

昭和27年創業のモンデ酒造は、ぶどうの栽培からこだわる老舗酒造。パリで行われる国際食品品評会「モンドセレクション(MONDE SELECTION)」での金賞受賞にちなんで、MONDEをフランス読みにしたモンドから、日本読みにした「モンデ」を社名にしたそうです。この言葉はフランス語で「世界」、ラテン語で「宇宙」という意味があり、より広大な規模でよいお酒を造っていきたいという思いが込められています。そんなモンデ酒造では、無料でワイン工場見学や試飲がかないます。試飲ホールではワインやリキュール等のお酒だけでなくジュースもあり、10数種類が揃うのが特徴。そのためお酒が苦手な方やお子様など、どなたでもお楽しみいただけるのが魅力です。ワインはお手頃価格のものから高価なものまで幅広く揃うので、ご自宅用に、お土産用に…と目的に合わせてお選びいただけます。

いかがでしょうか。冬花火から新日本三大夜景、いちご狩りにワイナリーまで、冬の石和温泉は魅力が満載です。さらに石和温泉駅観光案内所内にも16種類のワインを味わえるワインサーバが登場したというから見逃せません!1杯200〜400円で市内のワイナリー10社がつくる自慢のワインを試飲できるので、ぜひ足をお運びください。