空気もひんやり…秋の気配が色濃い北海道。厳しい冬が到来する前の豊かな実りの秋は、紅葉&温泉シーズンでもあります。そして、札幌には気軽に立ち寄ることができる温泉地『定山渓』があります。
札幌駅から約60分と比較的アクセスもよく、日帰りも宿泊も楽しめる温泉地として古くから有名ですが、実はアクティビティーも充実しているんです。今回は知る人ぞ知る、定山渓の旬の魅力をご紹介します。
『定山渓ネイチャールミナリエ』

定山渓で開催されるさまざまなイベントの中でも、特に注目なのがコチラ!
6月1日~10月21日まで開催されている『定山渓ネイチャールミナリエ』というイベントは、支笏洞爺国立公園、定山渓の豊かな自然環境とイルミネーションを融合させたライティングパフォーマンスイベント。最近全国的に注目されているプロジェクションマッピングとは一味違うのがこの『定山渓ネイチャールミナリエ』。まったく手を加えていないもともとの雄大な自然にイルミネーションを融合し、共創させたのが最大の特徴です。

エントランスから沿道をゆっくり歩いていくと、テーマごとに光と音が変化し、風の音や川のせせらぎ、木々の触れ合う音、鳥の鳴き声が耳に入ってきます。温泉郷に揺らぐ湯気やホテルの窓明かりが間近に見える中、その情景とイルミネーションが合わさって共創していく。自然の中にいながら宇宙を感じられる…そんな新しい空間を堪能することができます。

総合演出は、プロジェクションマッピングをはじめ、光を駆使した数々のイベントで注目されているクリエイティブカンパニー「株式会社ネイキッド」。
「百聞は一見にしかず」。これはもう体験してもらうしかありません。9月からは第二弾が幕開け。紅葉とのコラボレーションも楽しみです。
開催時期 | 2018年6月1日~10月21日 |
開催時間 | 19:00~21:00(6~8月)、18:00~21:00(9~10月) |
開催場所 | 定山渓二見公園~二見吊り橋(札幌市南区定山渓温泉西丁目) |
料金 | 入場無料 |
URL | 定山渓ネイチャールミナリエ |
『豊平峡温泉』
定山渓ファンの方にはおなじみの『豊平峡温泉』。
こちらは野趣あふれる露天風呂が人気!薄めず、沸かさず、循環せずの3拍子揃った源泉100%の湯は温泉通も納得。

最大入浴人数200人を誇る日本最大級の露天風呂からの景色は、遮るものがなく壮大の一言!
大小の石が配置された露天風呂は、肩までしっかり浸かったり、腰かけて湯涼みしたりとゆったりと過ごすことができます。また、夜にはライトアップされ、昼間とは違った雰囲気が楽しめます。そして、豊平峡温泉のもう一つの楽しみは「食事」。名物のインド料理をはじめ、十割そば、ジンギスカン、特製フレッシュジュースなども味わうことができます。
盛り沢山な内容はHPで確認してくださいね。

電話 | 011‐598‐2410 |
利用時間 | 10:00~22:30(最終受付21:45) |
料金 | 大人1000円、子供500円 |
URL | 豊平峡温泉 |
『花氷(かひょう)』
最後にご紹介するのは、ラストサマーにまだ間に合う!!期間限定のかき氷屋さん『花氷』。実は定山渓近郊は果樹園が多く、旬の美味しいフルーツがとれるんです。
八剣山のふもと、西登山口近くの豊かな自然の中にある『花氷』さんのかき氷は、氷の温度を見ながら削るので頭が「キーーン!」とならないのも特徴です。ふわふわの氷に旬の地産フルーツをふんだんに使った手作りシロップがたっぷりとかかったかき氷は、子どもから大人まで大人気!
今の時期は白桃とプラムが一押し!秋にかけてさまざまなフルーツが実るので、魅力的なシロップも増えるそうですよ~!!楽しみですね。
また最終日の9月30日は、10:00~16:00まで「小さな森カフェ」というイベントも予定しています。



※カフェと石窯パンの「あゆんぐ」のお隣です
住所 | 北海道札幌市南区砥山180‐8 |
営業時間 | 11:00~15:00(あゆんぐは17:00まで) |
定休日 | 月・火曜、不定休 |
まだまだ語りつくせない定山渓の魅力ですが、定山渓温泉観光協会のサイトにはさまざまな情報が載っていますので、北海道旅行を計画中の方はぜひチェックしてみてください!
紅葉に染まる定山渓の秋、温泉・グルメ・遊びを満喫しに、ぜひ足を運んでみてくださいね!
