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【ご当地ライター】木彫りの民芸品「ニポポ」に会いに網走に行こう!

【ご当地ライター】木彫りの民芸品「ニポポ」に会いに網走に行こう!

みなさん、「ニポポ」って知っていますか?

ニポポとはアイヌ語で「小さな木の子供」「人形」という意味で、昔から、家族の病気やケガから身を守る「お守り」として、家の中に飾ったり持ち歩いたりしていたものだそうです。現在は、木彫りの民芸品として網走刑務所の受刑者が一つひとつ手作りしています

材料である寒冷地で育つ槐(えんじゅ)は、材質は硬く脂質に富んでいて、長期間保存すると表面につやがでてくるそう。

ニポポはお土産として道の駅「流氷街道網走」や「博物館 網走監獄」などで販売されています。9cm~42cmまで種類も豊富なので、自分にあったサイズのお気に入りニポポを探すのも楽しいですね。ちなみに私は9cmの小さいニポポがお気に入りです。

「北の道の駅 流氷街道網走」の情報はコチラ➡http://www.hokkaido-michinoeki.jp/michinoeki/2986/

「博物館 網走監獄」の情報はコチラ➡https://www.kangoku.jp/

そんなニポポですが、実は網走市の色々なところにいるんです。ということで…

「隠れニポポに会いにいこう(笑)」!!

今回は、網走市に点在するニポポをご紹介します。

網走市カントリーサインの「ニポポ」

カントリーサインとは、道路沿いなどに設置されている標識で、都道府県市町村の境界となる道路上に設置されています。北海道のカントリーサインは、179市町村それぞれのまちの特産物や特徴が描かれているので、北海道ドライブの楽しみのひとつにもなっています。

網走市のカントリーサインは「流氷とニポポ」。どちらも網走市を代表するものです。このことからも、ニポポが網走市にとって大きな存在なのがわかりますよね。

巨大「ニポポ」

JR「網走駅」からオホーツク海沿岸(国道244号線)を知床方面に向かって車で12分。んんん?「巨大なニポポ」が!

思わず写真を撮りたくなる景色。

「夏の青空&オホーツク海×ニポポ」

「冬の流氷×ニポポ」

「夕陽のオホーツク海×ニポポ」

などなど、訪れる季節や時間によって、さまざまな写真が撮れるのもおすすめポイントです。

堤防フェンス「ニポポ」

網走刑務所前の網走川沿いの堤防フェンスは木でできており、そこにもニポポが!全335の支柱に木彫りのニポポがいます。ニポポをずっと見ていると、その「かわいらしさ」をじわじわ感じてくるんですよね。なんだか不思議です。

街灯「ニポポ」

網走駅前の信号(ロータリー入口部分)の街灯をよく見ると、なんとニポポが!

車で走っていると気づかないくらいなので、意外に地元の方でも知らない人も多いのでは?

ひとつの支柱に3体の街灯ニポポがいます。

「網走駅」といえば、全国でも珍しい「縦書きの駅名看板」などもあり人気の駅です。

ちなみに、なぜ網走駅の駅名看板が縦書きかというと、「旧国鉄時代には、網走刑務所を出所した元受刑者のほとんどが、この網走駅から列車に乗って故郷に向かったことから、『この縦書き看板のように、横道にそれることなくまっすぐに歩んで生きていって欲しい』という願いが込められているから」だそうです。

まだまだいる「隠れニポポ」

商店街や天都山、国道238号線大曲橋、橋の両サイドに合計4体いるニポポなど、本当にさまざまなところにニポポがいます。お土産としても木彫りのニポポ以外に、ニポポをモチーフにした食べ物のお土産があります。

また、網走市のご当地キャラクター「ニポネ」はニポポとクリオネを合体させたゆるキャラです。

「ニポネ」の情報はコチラ➡https://www.abakanko.jp/nipone/

今後も新たなニポポが生まれてくれることを願っています。

とってもかわいいニポポにジワリジワリとひかれた方、ぜひ、網走市でニポポを探してみてはいかがでしょうか?

マルちゃん
温泉ソムリエ。2016年、北海道に移住。現在は道東エリアを中心に活動中。ドライブとお酒をこよなく愛するアラフォー女子が、北海道の旬な情報をお届けします!