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秋からオススメ!山形県民愛するソウルフード

秋からオススメ!山形県民愛するソウルフード

冷やしラーメン・冷たい肉そば・酒田ラーメン・米沢ラーメン…と、麺文化が強い「山形県」。

今回は、激しい寒暖差を生む地形が育て、肌寒いからこそ美味しい「秋からオススメ」の山形ソウルフードをご紹介します!

山形県民の家庭食!【「ひっぱりうどん」ってなに!?】

山形県内陸部、特に村山地方での日常食「ひっぱりうどん」。茹で上がったうどん(主に乾麺を用いる)を釜や鍋から直接すくい上げ、そのまま納豆やサバ缶、ネギ、醤油などで作ったタレに絡めて食べるスタイルのうどんです。

「ひっぱり」の意味は、釜からうどんを引っ張るから、納豆の糸をひくからなど諸説あるようです。他の名称として地域によっては「ひきずりうどん」「ひっぱりあげうどん」「つっぱりうどん」などとも呼ばれています。

発祥は村山市戸沢地域、広域では村山市西部が挙げられています。冬が厳しい山形県内陸部では、非常時に備え保存食として乾麺や缶詰などを家庭で常備しており、農家の多くは自家製の納豆を作っていました。戸沢地域の山間部において、炭焼きは山ごもりを行い、食事は持ち寄った乾麺のうどんと納豆を使い、茹でたうどんを鍋から引っ張り出し、納豆などが入ったタレに直接絡めて食べていたそうです。これが手間が少なく味も良いことから、家庭の食事としても取り入れられたことによって、次第に広まっていったと伝えられています。

最近ではサバ缶の代わりにツナ缶を使用する家庭も。子供にも愛されるソウルフード代表格になっています!

納豆・缶詰・ネギ・醤油を器の中で混ぜ、後はうどんを茹でるだけの簡単調理。気軽さがソウルフードとして定着した要因かもしれません!

山形県内のスーパーでは、「ひっぱりうどん」専用の乾麺も販売されています。お土産としてもオススメです!

内陸部と沿岸部では具材も味も異なる!?【芋煮】

※写真は庄内風芋煮例

山形の秋といえば芋煮。さといも、ねぎ、きのこ、牛肉、こんにゃくなど山形の旬の具材が満載の秋定番の鍋。山形県民は秋にあると家族や友達、同僚らと河原で「芋煮会」を開催することで有名。

そんな芋煮は、各地域で微妙に味付けや材料が異なり、庄内(日本海側)では豚肉を使用した味噌味、内陸は牛肉を使用した醤油味と、その土地の食文化が具材に表われています。

どちらが好みか!?

まったく別物の「芋煮」、是非、両地域に足を運び味わってみてください。食事処や居酒屋ではメニュー入りしているお店が多数ありますし、物産館などでは、芋煮お土産パックも販売されています!

長蛇の列をなす名店で新蕎麦堪能!これからの時期、県内各所で「新蕎麦まつり」開催

山形新幹線の発着地新庄駅から約1キロのところにある手打ち蕎麦屋。古民家をお店に改造し営業している店内は風格ある歴史を感じ、大きな囲炉裏がより一層風情を醸し出しています。地元の人はもちろん、クチコミでも評判が広がり他県からもお客様が訪れるほど人気のお店!

お昼の時間帯は玄関先に長蛇の列もなすほど。

そんなお店でいただく蕎麦。蕎麦が打ち立てなのはもちろん、天ぷらも注文後に揚げてくれるので多少時間はかかります。しかしその分、打ち立ての蕎麦とサクサクの天ぷらを頬張ると待った甲斐があった!と、また足を運びたくなるお店です。

手打ちそば さぶん

住所山形県新庄市小田島町7-48
電話番号0233-23-7733
営業時間11:00~15:00  17:00~20:00(4月~11月)

※冬季夜は予約の電話が必要 ※蕎麦がなくなり次第終了

定休日水曜
駐車場あり(無料)
URLhttp://shinjo-mogami-soba.info/sabun

今がまさに新蕎麦が出回る時期!これから県内各所で新蕎麦まつりが開催され、風味豊かな新蕎麦を楽しみたいお客様で賑わいます。

新蕎麦まつりのはしごもオススメです♪

※掲載されている情報や写真については最新の情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認の上、ご利用ください。