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熊本県「湯の児スペイン村」で秋を楽しもう

熊本県「湯の児スペイン村」で秋を楽しもう

朝晩の冷え込みも本格的になってきましたが、日中はまだまだ暖かく感じる南九州。

秋シーズンに楽しめる観光スポットをお伝えします。

今回お伝えするのは熊本県の南に位置する水俣市。

海や温泉が有名でゆったりと観光したい方におススメなエリアです。

あふれる自然が生み出してくれるものを生かしてできた施設

穏やかな【不知火海(しらぬいかい)】を眼下に見下ろした高台に「湯の児スペイン村 福田農場」はあります。

ここ福田農場がある一帯は、以前は松林で何もない場所でした。

高台からの景色にほれ込んだオーナー夫婦が人が集まれる場所にしようと家族で開墾していったことがスペイン村のスタートになっています。

スペイン村は白い建物が立ち並び、主に4つの建物で水俣でできたものを楽しむことができます。

「スペイン館」は自家農園や近隣の農家さんで収穫された梨・巨峰・甘夏・温州みかんなどの果実から、ジュース、ジャム、マーマレード、ドレッシングなどの福田農場のオリジナル製品が作られ、購入することができます。収穫から製造まですべてこだわりを持って商品化したものをぜひ楽しんでください。

「バレンシア館」はスペイン風料理が楽しめるレストランです。

事前予約でパエリアを作る体験もできます。なかなかご自宅で作ることがないパエリアを水俣でとれた新鮮な海鮮や野菜を使って調理をするのできっと楽しい思い出になるはず。

「セビリア館」はスペインの料理だけではなく多国籍な料理を楽しむことができ、地ビールの製造を眺めながら食事をすることが可能です。レストランウェディングとしても人気の場所となっています。

「パテオ」は買い物やイベントを楽しめる多目的スペースで、毎週日曜日はフラメンコショーが開催されています。

ペットと一緒に食事もできるので、ゆったりと自分のスタイルで過ごすことができます。

みかん狩り体験もできる

水俣は温暖な気候を生かして柑橘の栽培が盛んな土地です。

不知火海側と日光が気持ち良く降り注ぐ南側の斜面には温暖な気候を生かしてにみかん園が広がっています。

その種類は甘夏・温州・八朔・橙(だいだい)・金柑など多くの種類に及びます。

みかんは施設内で購入できますが、10月下旬から12月下旬まで収穫前のみかんを自分で収穫できる「みかん狩り」も手ごろな値段で参加できます。【大人(中学生以上)500円、小学生400円、幼児 300円 ※3歳以下無料】

みかん園で食べるみかんは入場料で食べ放題。自分が収穫したものをその場で食べるのは普段の生活ではなかなかできない経験です。

お子さん連れの方はみかんはどうなっているのか。どうやって収穫しているのか。どんな状態のものが美味しいのかなど体験しながら考え楽しむことができます。

スペイン村の近くには、水俣の温泉地として有名な「湯の児エリア」があります。

4世紀頃に第12代景行天皇がこの地方に来た際、お湯が湧き出るのを見つけ、湯温が低く「湯の親ではなく、子だ」としたことから「湯の児」と名付けられたという言い伝えが残っています。泉質は弱アルカリ性炭酸泉で、リウマチなどに効果があるといわれています。

宿泊者以外にも立ち寄り湯として各宿泊施設で温泉が楽しめますので、ぜひ立ち寄ってみてください。

湯の児スペイン村 福田農場

住所:熊本県水俣市湯の児台地

電話:0966-63-3900(8時~17時 年中無休)

入場料:無料

アクセス:

【熊本方面から】

新幹線→新水俣駅下車→タクシーで約15分

【鹿児島方面から】

新幹線→出水駅(肥薩おれんじ鉄道乗換え)→肥薩おれんじ鉄道水俣駅下車→みなくるバス(青色)→とんとん峠もしくは白梅荘前下車→徒歩で約15-20分(白梅荘前で下車の方が距離は近いです)

水俣市内からバスも出ています。

駐車場:200台

HP:http://www.fukuda-farm.co.jp/

YUKOTABI 編集部
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