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伊香保の観光スポット!台湾の巨大寺院「佛光山 法水寺」

伊香保の観光スポット!台湾の巨大寺院「佛光山 法水寺」

群馬県の三大温泉地である伊香保温泉。温泉街まで車で5分ほどの場所に、2018年、台湾のお寺「佛光山 法水寺(ぶっこうざん ほうすいじ)」が建立されました。

榛名山を背に、そして赤城山を正面に望む眺望抜群の場所に、東京ドーム約4個分という広大な敷地を有する立派なお寺です。

座禅や写経体験もできる、癒やしのお寺をご紹介させていただきます。

世界中に300以上の別院を持つ「佛光山寺」の日本総本山

「佛光山 法水寺」の総本山は、1967年に「星雲大師」によって台湾高雄に開山された「佛光山寺(ぶっこうざんじ)」。

現在は、世界各地に300以上の別院があり、台湾では「4大仏教」のひとつとなっています。

東京・山梨・大阪など、日本各地にも寺院や道場があるのですが、伊香保の「佛光山法水寺」は日本の総本山にあたります。

日本のお寺とは違い外国の寺院は、広々とした空間となっていて、まるで海外旅行に訪れたような感覚に陥ります。

どんな宗派の方も参拝自由ということなので、気軽に訪れていただきたい場所です。

押さえておくべき見どころをレポートいたします!

「山門」に到着したら、振り返るべし!

駐車場に車を停めて「山門」を見上げると、気が遠くなるほどの階段が続いていますが、かわいらしい小石像を眺めながら、少しずつ上がっていきましょう。

「山門」に着くと、「本堂」の大きさに圧倒されます。

「山門」に到着したら、後ろを振り返ってみてください。赤城山が正面に見え、標高700mの清々しい空気とともに、美しい絶景が広がっています。

右手の入り口から入り順路にそって進むと、女性の僧侶がお茶を入れてくださいました。僧侶の方たちは、台湾やシンガポールからボランティアでいらしているようです。

この日は平日で空いていたためか、日本語で寺院内の案内をしてくださいました。

「座禅堂」や「写経堂」は誰でも利用可能

椅子とテーブルが並ぶのは「写経堂」です。パンフレットには要予約とありますが、当日でも空いていれば「写経体験」をすることができるそうなので聞いてみてくださいね。

しかも、こちらの「写経体験」、「値段をつけることができないほど素晴らしい体験」という思いから、無料にしているそうです。素晴らしい考えですね。

次回は子供を連れて、「写経体験」をしてみたいと思います!

こちらは、50畳以上ありそうな「座禅堂」です。

予約が必要ですが、誰でも座禅体験ができ、こちらも無料だそうです。

「大雄宝殿」の仏像にお灯明供養

エレベーターで2階へ。広々とした廊下を進み、建物の真ん中に進むと、本堂である「大雄宝殿(だいゆうほうでん)」があります。

正面には「玉仏 釈迦牟尼仏(ぎょくぶつ しゃかむにぶつ)」様が鎮座されており、お灯明(とうみょう)をお供えできるようになっています。

日本では考えられませんが、スイッチで点灯するタイプのろうそくをお供えするようです。

また、本堂にも自由に入ることができ、ミャンマー産の白石一枚岩に彫刻された「釈迦牟尼仏」様を近くで拝むことができます。

何とも美しい「千手観音菩薩」

次は、靴を脱いで上がる「慈悲宝伝」へ。息をのむような、美しい「千手観音様」にしばし見とれてしまいました。

すべての人々に、永遠の幸福を与えることが「観音菩薩様」の慈悲なのだそうです。

1階には「人生相談コーナー」が設置

1階に設置されている「人生相談コーナー」には、現在の自分を導き出す108種のカードがあります。

願いごと、悩み、相談ごとなどを念じながら好きなカードをめくると、答えや助言がそこに書いてあるというものです。

いただいたカードに書かれた文字を写経することもできるそうですが、私はお守りとして持ち帰ってきました。

こちらの「佛光山 法水寺」は、誰でも無料で参拝することができます。

異国情緒を感じながら心を穏やかにすることができる、新しい観光スポットとして多くの方に参拝してほしいと思いました。

伊香保温泉にお越しの際にはぜひ立ち寄ってみて下さいね。

住所群馬県渋川市伊香保町伊香保637-43
電話番号0279-72-2401
参拝時間9:00~17:00(2~11月)、9:00~16:00(12~1月)
定休日なし
アクセス【電車】JR吾妻線「渋川駅」よりバスで約20分、「佛光山前」下車、徒歩約7分

【車】関越自動車道「渋川伊香保IC」より約20分

駐車場あり(無料)
URLhttps://housuiji.or.jp/