山形の秋の風物詩「芋煮会」。家族や友人たちのグループが集まり、河原などで石を積んでかまどを作り、里芋・牛肉・コンニャク・ネギなどを入れた野外鍋料理を楽しむことを「芋煮会」といわれています。
そんな「芋煮会」の季節の到来を告げる「日本一の芋煮会フェスティバル」が、今年は9月15日(日)に開催されます!
「芋煮会フェスティバル」のここが「日本一!」

「日本一の芋煮会フェスティバル」は、山形の秋の食文化を代表する「芋煮会」を全国に発信すべく1989年にスタートさせ、今年で31回目を迎えます。
このフェスティバルのために「直径6.5mの大鍋」が作られ、その中に「里芋4トン」「黒毛和種の山形育ちの山形牛が1.4トン」「こんにゃく5500枚」「ねぎ5000本」「味付け醤油820ℓ」「日本酒90升」「砂糖200kg」「山形の水6トン」を入れ、「6トンの薪(ナラ材)」で煮炊きされます。

メイン食材でもある「里芋」は、山形市内の芋煮ファームにて、生産者の方とともに山形商工会議所青年部のメンバーで、定植から収穫まで愛情をこめて栽培したもので、粘り気の強さとうま味が特徴です。
食材からお水まで、すべて地産地消。山形がまるごと詰まっている「芋煮会フェスティバル」は、美味しさもスケールも「日本一」なのです!

「直径6.5mの大鍋」での調理は、通常の調理器具ではまかないきれません。そこで登場するのが大型重機の「バックホー」!
重機で調理⁉と驚く方や衛生面で心配される方もいらっしゃるかと思いますが、生産されてから一度も作業をしていない新車を使用していますし、各可動部分の潤滑油(グリースなど)はすべて洗い落とし、マーガリン、バターなどを代用しています。
また、バケット部はオールステンレス製の芋煮専用バケットを装備するなど、使用されている「バックホー」の衛生面は徹底しているため、安心・安全なのです。
しかし、大鍋での作業には熟練した技が必須となってきます。熟練した技術を持つ運転手さんのパフォーマンスも見どころのひとつですよ。
「芋煮」を受け取る手順は?

「日本一の芋煮会フェスティバル」では、毎年1日しか開催しないこともあり、会場は多くの来場客でにぎわいます。
芋煮を巡って並んだら長蛇の列になってしまいますよね。そこで、このフェスティバルでは「整理券制」が導入されています。
【芋煮を受け取る手順】
①「整理券発券所」へ行き、「芋煮引換整理券」を受け取ってください。※300円以上のご協賛で1杯の提供となります
②「上流Aゲート」と「下流Bゲート」の2ブロックに分かれて芋煮の配膳が行われます。会場放送で整理券番号の案内があるので、案内があったら大鍋の列に並びます。列の流れに沿って、配膳場所で芋煮を受け取ります。
会場放送の案内があってから大鍋の列に並べばOKなので、無駄に長時間並ばなくていいのが嬉しいですよね。しかも、開場内ではさまざまなイベントも行われているので、案内があるまでは飽きずに待っていられますよ。
※「芋煮引換整理券」がないと食べることができませんので、くれぐれもご注意ください!
同時開催イベントもお見逃しなく!

芋煮の食べ比べや、ステージイベント、山形ご当地ラーメンフェス、プロレス、さんま祭りゾーン、飲食ゾーンなど、芋煮以外のイベントも盛りだくさんですよ。

やっぱり芋煮は河原で食べるのが一番です!
会場にはエコステーション(芋煮カップ回収所)なども設置されています。一人ひとりがマナーを守って楽しみましょう♪

全席指定の「芋煮茶屋」(特設テント)も用意されていますが、今年は全席完売しました。
【第31回 日本一の芋煮会フェスティバル】
●開催日:2019年9月15日(日) ※雨天決行、荒天の場合は中止となる場合あり
●開催時間:オープニングイベント8:30~、セレモニー9:00~、配食開始9:30頃~
●開催場所:馬見ヶ崎川河川敷 双月橋付近(山形県山形市双月町)
●アクセス:【電車】JR奥羽本線「山形駅」よりバスで約15分、「山形消防車前」下車、徒歩約5分/【車】山形自動車道「山形蔵王IC」より約5分
●駐車場:離れたところに駐車場があるため、駐車場からシャトルバスが運行 ※駐車場の場所・シャトルバスの詳細はコチラ
●問い合わせ:022-622-014(日本一の芋煮会フェスティバル協議会事務局)
●URL:http://www.y-yeg.jp/imoni/
会場にはエコステーション(芋煮カップ回収所)なども設置されています。一人ひとりがマナーを守って楽しみましょう♪
秋晴れの空の下、山形名物の芋煮を頬張り、日本一の醍醐味を味わってみてはいかがでしょうか。
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