奈良時代初期に開かれ、日本でも最古の歴史をもつ玉造温泉は、大国主命とともに国づくりをした少彦名命が発見されたという言い伝えがある。出雲風土記（天平5年/733年）には「ひとたび濯げば形容端正しく、再び浴すれば万の病ここぞとに除こる」とあり、そのため「神の湯」とも呼ばれたと書かれている。 そんな玉造温泉に位置するやすらぎを保つ宿　保性館は源泉温度59.4℃、泉質は低張性弱アルカリ高温泉。神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、打ち身、くじき、慢性消火器病、痔病、冷え性、病後回復、疲労回復などに効くといわれている。しっとりと落ち着いた雰囲気に癒やされる大浴場「紅柄（べんがら）」※収容人数40名、奥出雲産出の7種の巨石が並び、悠然とした雰囲気が楽しめる大浴場「瑠璃（るり）」※収容人数30名は朝5時30分～深夜24時まで利用することができる。大浴場、露天風呂ともに、夜と朝で男女入れ替えとなります。 やすらぎを保つ宿　保性館から徒歩約1分、「旅亭　山の井」の風呂も利用可能。両館の温泉は自由に楽しめる。また、希望する女性に色浴衣（税込300円）の有料貸し出しも行っている。温泉街の散策とともに玉造の名湯を湯めぐりでぜひお楽しみください。