服を着替えることなく入れる足湯は、気軽に立ち寄れる癒やしの空間。ゆったりとした時間が流れる銀山温泉の街並みのなかにある「和楽足湯」をご紹介します。各旅館と同じ源泉を使っているのも特徴です。
「おしん」の舞台となった銀山温泉
山形県尾花沢市にある「和楽足湯(わらしゆ)」は、大正時代の面影を残す木造宿が立ち並ぶ銀山温泉にあります。

銀山温泉は、江戸時代初期に大銀山として栄えた「延沢銀山」に由来。現在も大正末期から昭和初期に建築された洋風の木造旅館が銀山川の両岸に立ち並ぶ、昔ながらの素晴らしい景観を誇ります。1983年に放送されたドラマ「おしん」の舞台になったことでも脚光を浴びた “映える”温泉街です。
手軽に入れる足湯。その効能とは?

現代人にとって手軽に入れる足湯は疲れを取るのにとても役立ちます。実は江戸時代から親しまれていたようで、当時から肉体労働で疲れた足腰の回復に役立っていたのかもしれません。
足は心臓からも遠く冷えやすいのですが、一度温められると血液の循環が良くなり、全身が温まります。睡眠の質を高めたり、むくみを解消したり、女性の場合は生理痛を軽減させる効果も。15分~20分ぐらいつかるのが良いようですよ。
銀山温泉の風情ある景観を楽しみながら浸かれる足湯

「和楽足湯」は、銀山温泉街に入ってすぐの白銀橋付近にあります。無料で利用できるので、本当に気軽に立ち寄れます。温泉街を歩き疲れた時などにもどうぞ。
一度に浸かれるのは15人程です。大正ロマン溢れる景観のなかでゆっくりでき、ちょっと熱めの湯温も利用者に好評。近くには自販機もあるので、休憩には絶好のスポットになります。
夜になると、ガス灯の明かりがぽつぽつと。昼と夜の景観の違いを、ゆっくりと比べてみるのもいいかもしれません。
まさに大正ロマンの景色が広がる銀山温泉は、歩くとつい時間を忘れてしまいます。そんな温泉街のなかで、あたたかい足湯は大人気の休憩スポットです。温泉街をめぐる際に、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
住所 | 山形県尾花沢市大字銀山新畑地内 |
電話 | 0237-28-3933(銀山温泉案内所) |
営業時間 | 6:00~22:00 |
定休日 | なし |
料金 | 無料 |
アクセス | JR山形新幹線「大石田駅」よりはながさバス銀山温泉行きで約40分、終点より徒歩約5分 |
駐車場 | あり(銀山温泉共同駐車場・無料) |
URL | http://www.ginzanonsen.jp/ |