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九州を代表する人気観光地・由布院。メインストリートの湯の坪街道には、オシャレなショップや美術館が立ち並び、多くの観光客でいつも賑わっています。そんな通りの中でひときわ異彩を放つのが、おもちゃ箱をひっくり返したような外観の「湯布院昭和館」。映画『ALWAYS 三丁目の夕日』をモチーフにしたレトロテーマパークです。館内には、昭和30年代の下町を再現した展示や駄菓子が買えるミュージアムショップなどがあり、大人から子供まで楽しめるでしょう。山下清の作品を集めた展示室も併設されていますよ!
昭和30年代の雰囲気を体験できるレトロテーマパーク

金鱗湖近くに位置する「湯布院昭和館」は、高度経済成長の真っただ中だった昭和30年代、世の中が大きく変革し始めた時代を再現したテーマパークです。昭和30年代は、工業が大きく発展した時代。農業が機械化されたことで余剰労働力が都会に大移動し、家電が普及したことで女性の社会進出が促されました。化学繊維の普及によって着る物も多様化。特に自動車の普及は日本人の暮らしを大きく変えました。
館内には、そんな時代に広く普及した家庭用品や家電、おもちゃ車などが収集・展示されています。
さまざまなお店が立ち並ぶ町並みを再現

館内には「湯の坪横町」と名付けられた架空の通りに、おもちゃ屋や写真館、病院などさまざまな店や施設が再現されています。少し狭い道幅や暗めの照明からも、ノスタルジックな雰囲気を感じられるでしょう。
たばこ屋・雑貨屋・文具店など、懐かしのお店に思わず興奮

展示スペースの内部には、いろいろな施設が細かく再現されています。学校の教室には木製の机や椅子が並び、オルガンや木琴、体重計など懐かしの展示品がずらり。家庭の居間にはブラウン管テレビやダイヤル式の黒電話などが展示されています。実物を見るのが初めてという方もそうでない方も、昭和時代にタイムスリップしたかのような空間は、年齢問わず誰でも楽しめます。
展示されている調度品は、昭和30年代に実際に使用されていたものばかり。廃棄されようとしていた物や、古い民家に眠っていたものなどを発掘・収集。ただ展示を楽しむだけではなく、現代の大量消費社会に警鐘を鳴らす狙いも込められているのです。
そんな湯布院昭和館では、昭和のお宝を探しています。あなたのお家に眠る懐かしのアイテムが、昭和館で日の目を見るかも?ぜひご自宅の押し入れや倉庫の中を探してみてはいかがでしょうか。
駄菓子が買えるコーナーや美術館も併設

館内には駄菓子屋を再現したスペースの他に、駄菓子を購入できるミュージアムショップもあり、小さなお子様も飽きることなく楽しめますよ。さらに、日本人の郷愁をかき立てる作品が愛され続けている山下清の作品を展示している「山下清原画展」(別料金/大人600円・小中学生400円)も併設。高度経済成長の時代を、皆様もぜひ体感してみてください。
「湯布院昭和館」のホームページからは、お得な割引券をダウンロードできます、湯布院昭和館と山下清原画展の入場券がセットで100円OFF。また、Facebookにいいね!をすると受付で粗品をプレゼント!ぜひご活用下さい。
施設情報
住所 | 大分県由布市湯布院町川上1479-1 |
電話番号 | 0977-85-3788 |
アクセス | JR久大本線「由布院駅」より徒歩約15分 |
営業時間 | 9:00〜17:00 |
定休日 | なし |
料金 | 一般・大学生・高校生500円 小中学生300円 |
駐車場 | あり(近隣に公共の駐車場複数あり) |
URL | https://www.yufuin-syowakan.jp/ |