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2019年はいのしし年!ぼたん鍋の魅力に迫る

2019年はいのしし年!ぼたん鍋の魅力に迫る

2019年、イノシシ年がスタートしました!そこで今回は、イノシシ年にちなんで、今年のグルメのトレンドになるであろう「ぼたん鍋」を先取りチェック!全国各地の「ぼたん鍋」を食べられるお宿をご紹介します。ぜひ、今年の温泉旅の参考にしてみてください。

秋冬が旬!栄養満点「ぼたん鍋」

「ぼたん鍋」の旬は冬!サラっとした脂で食べやすい

「ぼたん鍋」は、猪の肉を使った鍋料理のことですが、「クセやニオイが強そう」と敬遠している方も少なくないでしょう。しかし、それはまだ加工技術が発達していなかったときのイメージが残っているせいかもしれません。

しっかり血抜き処理や調理をすれば、猪肉自体には本来臭みはないんだそう。肉の味も淡泊でクセがなく、赤身も脂身も非常に美味しいんですよ。

また、「ぼたん鍋」の写真を見ると、どれも白い脂身の部分が目立つのがわかります。脂っぽいのでは?と思う方もいるかもしれませんが、猪肉の脂はしつこくなく、淡泊な肉の味にほどよいコクを添えてくれます。

しかし、猪は豚と違って野生の動物です。野山を駆け回った体は、引き締まって筋肉質。そのため少し肉が固い、と感じる方もいるかもしれません。そんなときは、時間をかけてじっくり煮込んでみてください。猪肉は、煮込めば煮込むほど柔らかくなり、ほぐれていくのです。

野生の猪は、野山の木の実などを食べて育ちます。実りの秋は、たくさんの山の幸を食べているので、脂がしっかり乗った上等な肉になります。「ぼたん鍋」の旬が秋~冬といわれる所以はそこにあるようです。

滋養強壮に効果大 体もあたたまる「ぼたん鍋」

昔から「ぼたん鍋」は、滋養強壮に効果があり、食べるとぽかぽか体が温まるといわれてきました。そんな猪肉の栄養素についてもご紹介します。

猪肉は、ビタミンB群が豊富に含まれています。特に、ビタミンB2は豚肉の約2倍、ビタミンB12は豚肉の約5倍にもなるそう。さらに鉄分は豚肉の約8倍と、豊富に含まれています。

脂身の部分のカロリーが気になるところですが、豚肉よりカロリーは低く、さらに高たんぱくです。また、脂は不飽和脂肪酸といって血中の中性脂肪やコレステロールの量の調節を助ける働きがあります。まるで高機能なサプリメントのようなお肉ですね。

なぜぼたん鍋というの?

なぜ、猪肉を使った鍋料理のことを「ぼたん鍋」というようになったのでしょうか?諸説あるようなんですが、一説には、肉食が禁止されていた時代に隠語として使われていたという説があります。

肉を盛りつけたときの様が、まるで「牡丹の花」が咲いたかのように見えたため、「ぼたん鍋」と呼ぶようになったという説もあるようです。

ぼたん鍋の本場!兵庫県から厳選BEST3!!

ここからは、全国各地の「ぼたん鍋」と温泉を満喫できるお宿をご紹介します!まずは、「ぼたん鍋」の本場といわれている兵庫県からです。

「天然温泉 石道」 特別・ぼたん鍋プラン/9075円~

山に囲まれ裏には野尻川が流れる静かな温泉旅館、「天然温泉 石道(いしみち)」はなんと大阪駅から45分という好アクセス!

鉄分と塩分そして炭酸を含んだ温泉は、体を芯から温めてくれます。また、温泉の他にも6種のお風呂と2種類のサウナがあり、湯めぐりが楽しめます。

「ボタン鍋」は、期間限定メニューとなっています。自家菜園で採れた新鮮野菜との相性も抜群で、お肉が舌の上でとろけるようだと大好評。

「天然温泉 石道」の詳細はこちら

「東山温泉メイプルプラザ」 選べる鍋プラン(天然猪ぼたん鍋)/1万186円~

百万坪を有する標高600~900mの森林を利用したリゾート地にある「東山温泉メイプルプラザ」は、夜には満天の星空も見ることができます。

温泉は、温泉規格の3.3倍、療養温泉規格の2.2倍のラドンを有する、極めて良質の冷泉で浴用飲用に適しています。

食事は地元波賀町の旬の食材を、料理長が丹精込めて作り上げた和会席。「ぼたん鍋」はリピーターも多く、ぜひお試しいただきたい一品です。

「東山温泉メイプルプラザ」の詳細はこちら

「赤穂パークホテル」 ボタン鍋コース/1万2075円~

内湯・露天風呂とも、ラドンを含む強塩泉が自慢の「赤穂(あこう)パークホテル」。強塩泉の温泉は、発汗・保温・美肌・疲労回復など、代謝アップに効果的といわれています。また、サウナもあり、女性用サウナにはマッサージソルトも用意されています。

夕食の口コミが高評価なところもポイントです。天然猪肉を使用した「ボタン鍋」は、料理長特製の味噌出汁でお召し上がりください!

「赤穂パークホテル」の詳細はこちら

都内からアクセスしやすい!関東圏内3選!

埼玉県「赤谷温泉 小鹿荘」 9491円~

都心から程近い秩父「赤谷温泉 小鹿荘(あかやおんせん おじかそう)」は、気軽に山里の風情を味わえる隠れ家的なお宿。広大な敷地に意匠異なる様々な棟を構え、特に「まつり館」は秩父夜祭りに想を得たつくりで、夜にはぼんぼりが灯ります。

お食事は、情緒ある囲炉裏端で郷土の味を満喫できます。旬の味覚「しし鍋」は味噌仕立てでいただけます。

源泉は全国でも珍しく高いアルカリイオン泉で、美肌作用があり、特に女性に人気があります。

「赤谷温泉 小鹿荘」の詳細はこちら

栃木県「八丁の湯」 いのしし鍋付き八丁の湯会席/1万500円~

奥鬼怒温泉郷の標高1300mに位置し、「日光国立公園」内にあるため自家用車ではお越しいただくことができない、手つかずの秘境の中に佇む宿「八丁の湯(はっちょうのゆ」。

栃木ならではの大自然、気候風土に育まれた四季の地元食材を味わうお料理は、器やあしらいの一つひとつに「八丁の湯」らしい心遣いが感じられます。

温泉は、8ヶ所の山肌から湧き出る源泉100%掛け流し。自然の音や季節の香りに包まれた極上の温泉体験が楽しめます。

「八丁の湯」の詳細はこちら

神奈川県「元湯旅館」 湯上り美人基本会席/1万4815円~

「元湯旅館(もとゆりょかん)」は、厚木市飯山に佇む静かな純和風旅館ですが、新宿から電車で約80分という好アクセスも兼ね備えています。

温泉はpH11以上で、全国最高水準の高アルカリ泉です。アルカリ泉は「美人の湯」 と呼ばれており、ピーリング効果があります。

地元名産料理を使った会席は、鮎の塩焼き(6~9月)やぼたん鍋(10~3月)など、旬の味覚が楽しめます。

「元湯旅館」の詳細はこちら

山の幸を豊かな自然の中で味わう!東海地方から3選!

長野県「不動温泉 華菱」 【華】山里囲炉裏会席/8149円

標高1200m、澄んだ空気と南信州の大自然に包まれた一軒宿「不動温泉 華菱(ふどうおんせん はなびし)」。

夕食は、宿特製しし鍋をはじめ、新鮮な山の幸をアツアツの囲炉裏でいただけます。地元出身の料理長が厳選した、山の味覚を贅沢なほど堪能できます。

自家源泉の良湯注ぐ温泉は、横に滝の流れる野趣溢れる露天風呂。涼しげな水の音をBGMに湯浴みを楽しめます。

「不動温泉 華菱」の詳細はこちら

愛知県「民芸の宿 雲竜荘」 1万2000円

松尾芭蕉や若山牧水をはじめ、多くの著名人が足跡を残した、鳳来寺山の参道入口付近に建つ純和風宿「民芸の宿 雲竜荘(りゅううんそう)」。

囲炉裏端で味わうお料理が好評で、特にしし鍋は、ほかでは味わえないすき焼き風の特製味たれでいただけます。

浴室は、昔ながらの木材、檜(ひのき)、槙(まき)、さわらで仕上げました。清々しい香りで湯あみを楽しめます。

大正末期に建てられた邸宅を移築した外観は趣きがあります。また、約2000坪の敷地にありながら、客室数はわずか9室。心静かに過ごすには最適なお宿です。

「民芸の宿 雲竜荘」の詳細はこちら

愛知県「旅館 ひさご」1万3000円

湯谷温泉街に佇む「旅館 ひさご」は、全客室が川辺に面した3階建てのお宿。鳶への餌やりなど、普段は見られないサービスもあります。

天竜の青石を敷き詰めた、山小屋風の24時間入浴可能な露天岩風呂は、目の前には四季折々の表情をみせる清流「宇連川」を眺められます。

名物しし鍋料理は冬季限定!この時期しか味わえない冬の味覚を使った鍋料理と温泉で、体の芯から温まります。

「旅館 ひさご」の詳細はこちら

口コミ高評価が目白押し!「ぼたん鍋」激戦区・関西地方

和歌山県「まごころの宿 丸井」 冬季限定!ぼたん大鍋プラン/9815円

心温まる接客が口コミで大人気の「まごころの宿 丸井」。口コミ総合評価は94点、接客評価は97点と、まさに高評価の宿です。

夕食の評価も高く、冬季限定の「ぼたん大鍋プラン」は、旬の食材とともに新鮮な猪肉を存分に楽しめます。

トロトロのお湯は龍神温泉。「日本三大美人の湯」と呼ばれる龍神温泉を、総ヒノキ造りの大浴場で楽しめます。

「まごころの宿 丸井」の詳細はこちら

和歌山県「はなぞの温泉 花圃の里」 ぼたん鍋付!季節の和会席/1万2000円

地元の食材を使った料理は、夕食で口コミ99点を獲得した「はなぞの温泉 花圃の里(かほのさと)」。通常の小鍋をぼたん鍋に変更していただけるという嬉しいプランがあります。

周辺は有田川と雄大な山々に囲まれ、高野山へは車で約30分、真田幸村ゆかりの地九度山へも車で1時間圏内と観光拠点としても便利です。

また、全12室と静かに過ごすにはぴったり。リニューアルしたばかりで内装もとてもきれいと評判です。口コミも総合94点と高評価!

「はなぞの温泉 花圃の里」の詳細はこちら

京都府「料理旅館 枕川楼」 ぼたん鍋プラン/2万1297円

料理は余計なものは付け加えず、必要な手間はおしまない。旬の物をその時一番美味しい方法で調理するというこだわりの宿「料理旅館 枕川楼(ちんせんろう)」。

ぼたん鍋は、自家製お味噌でしゃぶしゃぶ風にいただきます。〆の雑炊も、旨味が染み込み美味です。

お部屋は全室美山川に面しており、眺望の良いお部屋です。また、美山町の観光名所「かやぶきの里」へ約1.2kmとアクセスしやすく観光にも便利です。

「料理旅館 枕川楼」の詳細はこちら

コスパ抜群の宿がそろう!中国・四国地方

愛媛県「源泉の宿 鈍川温泉ホテル」 いのぶた鍋&海の幸会席/6463円~

鈍川温泉で唯一の自家源泉を持つ宿「源泉の宿 鈍川(にぶかわ)温泉ホテル」は、最安値6463円からというお値打ち価格!

夕食は名物「いのぶた鍋」をはじめ、旬の山、川・海の幸をふんだんに使った彩り鮮やかな料理です。

源泉の量はなんと1分間に約290リットル(一升瓶約160本分)!惜しみなく湧き出る湯は、湯上がりすべすべと評判の美人の湯。大浴場では深緑に、露天風呂では清流のせせらぎに包まれ、森林浴気分で湯あみが楽しめます。

「源泉の宿 鈍川温泉ホテル」の詳細はこちら

愛媛県「カドヤ別荘」 名物!いのぶた鍋と山海料理プラン/7139円

静かな山間にある鈍川温泉郷は、今治市内から車で約25分の好立地!

「カドヤ別荘」は、「伊予三湯」ひとつに数えられる温泉と、愛媛の海の幸、山の幸を楽しめる会席が7139円のお値打ち価格で楽しめます。

「カドヤ別荘」は、ぼたん肉ではなく「いのぶた」を使用しており、いのぶたプランでは他にも天ぷらやお造り、釜飯など豊富な品揃えで、リーズナブルな価格で大満足していただけます。

宿の自慢は、ヌルヌルとした肌触りの「美肌の湯」!「伊予三湯」のひとつに数えられる温泉は、一度入るとまた入りたくなるはず。

「カドヤ別荘」の詳細はこちら

これまで「ぼたん鍋」を食べたことがなかった人も、ぜひこの機会に挑戦してみてはいかがでしょうか?ぽかぽかの「ぼたん鍋」と温泉で、身も心も温まる温泉旅行も素敵ですね。今が旬の「ぼたん鍋」を食べに、旅行に出かけてみませんか

 

YUKOTABI 編集部
ゆこゆこネットが運営する温泉旅行メディア「YUKOTABI」の編集部です。 家族や友人との旅行がもっと楽しくなる情報や、おすすめの温泉など毎日発信しています!