新緑の美しい時季、過ごしやすい初夏は散策にぴったりの季節です。
東北エリアには、歩きながら、船に乗りながら、ドライブをしながら新緑を楽しめるスポットがたくさんあります。今回は、東北エリアの新緑スポットとともに、立ち寄ってランチやお土産などが購入できる道の駅もご紹介します。
杉木立の中に咲きこぼれる、梅雨を彩るあじさい観賞
岩手県 一関市|みちのくあじさい園

雨が多い梅雨を明るくしてくれる「あじさい」。あじさいが咲き誇る期間だけ開園されるみちのくあじさい園では、6月下旬~7月下旬に「みちのくあじさいまつり」が開催されます。山あじさいをメインにエゾあじさい、ガクあじさい、西洋あじさい、玉あじさいなど、普段あまり見かけないようなあじさいもたくさん。
杉山の小路に約400種4万株のあじさいが咲き乱れ、あじさいを楽しみながら森林浴気分を満喫。「くれないコース」と「奥姫コース」「健脚コース」の三つの散策コースがあり、休憩所や運転手付きのカート(有料)も完備しているので、お子様からお年寄りまで楽しめます
●見頃期間:6月下旬~7月下旬
●場所:岩手県一関市舞川字原沢111
●電話番号:0191-28-2349(開園期間中)、0191-23-2350(一関市観光協会)
●営業時間:8:00~17:00(16:30最終入園)
●休日:開園期間中は無休
●料金:6/25~7/5 大人1,000円、7/6~7/25 大人1,300円
子供(小・中学生)500円、未就学児無料(期間の料金変動なし)、カート乗車料1名800円(予約優先)
●アクセス:【車】東北道一関ICより約30分/【電車】「水上」バス停から徒歩約20分
●駐車場:あり
●詳細はコチラ
岩手県 平泉町|道の駅 平泉

みちのくあじさい園に行くなら立ち寄りたいのがこちら、道の駅「平泉」。世界遺産を有する岩手県平泉町の観光拠点で、2017年にオープンした新しい道の駅です。地場産食材を使用したレストランが好評で、東北地方を代表する郷土料理「はっと汁」やブランド牛のいわて南牛を使ったメニューが食べられます。
また、農産物や特産品などを販売する産直コーナーも人気で、大文字りんごや黄金メロンなどこだわりの品がたくさん。平泉ブランドのどぶろくやワインなどアルコール類も豊富なので、お酒好きの方にも見逃せないスポットです。
●場所:岩手県西磐井郡平泉町平泉字伽羅楽112-2
●電話番号:0191-48-4795
●営業時間:9:00~18:00 ※冬期は営業時間短縮あり
●休日:無休
●アクセス:【車】東北道平泉前沢ICより約10分
●駐車場:あり
●詳細はコチラ
瑠璃色に輝く湖水をたたえた、日本一の深さを誇る神秘の湖へ
秋田県 仙北市|田沢湖

「辰子姫伝説」が残る日本最深の湖「田沢湖」。晴れた日は空と湖が青のグラデーションで彩られ、遠くそびえる秋田駒ヶ岳の緑との美しいコントラストが楽しめます。瑠璃色とされる湖水は透き通るように綺麗で、自然に囲まれた環境はまさに青の絶景です。
田沢湖を回遊する遊覧船は4月下旬~11月上旬に運航。田沢湖東岸の白浜から潟尻を経由して約40分で湖を周遊し、外から見る景色とはまた違った一面を感じられます。1周約20kmの湖畔には名所やレジャー施設も点在しているので、景色を楽しみながらのドライブ旅にもぴったり。
●見頃期間:5月下旬〜6月中旬
●場所:秋田県仙北市田沢湖田沢字春山
●電話番号:0187-43-2111(仙北市田沢湖観光情報センター「フォレイク」)
●料金:「田沢湖遊覧船」大人(中学生以上)1,220円、子供(小学生)610円、未就学児無料
●アクセス:【車】JR田沢湖駅より約15分/【電車】JR「田沢湖駅」よりバスで約15分
●駐車場:あり
●詳細はコチラ
秋田県 美郷町|道の駅 美郷

田沢湖へ行く前にランチで立ち寄りたいのが道の駅「美郷」。道の駅内にある「みさとのごはん」では美郷町内で採れた食材を使ったメニューが楽しめます。1日20食限定の「釜炊き銀しゃり御膳」をはじめ、米どころならではの料理が味わえます。ショップでは、豊富な湧水に恵まれた秋田県美郷町の野菜をはじめ、米、漬物、地酒など、様々な特産品も購入できますよ。
●場所:秋田県仙北郡美郷町金沢字下舘124
●電話番号:0182-37-3000
●営業時間:物販9:00~18:00(11月~3月 9:00~17:00)、レストラン11:00~14:00
●休日:無休
●アクセス:【車】秋田道横手ICより約15分・大曲ICより約30分 /【電車】 JR「後三年駅」よりタクシーで約5分
●駐車場:あり
●詳細はコチラ
緑萌ゆる蔵王の絶景が続く、日本屈指の山岳ビューロード
宮城県 蔵王町|蔵王エコーライン

みちのくの脊梁を走り抜ける絶景ワインディングロード。景色を楽しみながらのドライブ旅はいかがでしょうか。全長約26kmある山岳道路を蔵王の麓から山形方面へ。緑の回廊を走り抜け、森林限界に近づくと、一面に緑の絨毯を敷いたような絶景が広がります。途中には展望台もあるので、山から街を見下ろす絶景も楽しみながらちょっとひと休み。
蔵王の名所「御釜」へは蔵王ハイラインまたは刈田リフトを利用(いずれも有料)。エメラルドグリーンの湖と荒々しい火口壁が生み出すギャップが神秘的で、時間があればぜひ立ち寄って欲しい場所です。
●見頃期間:5月下旬〜6月中旬
●場所:宮城県刈田郡蔵王町
●電話番号:0224-34-2725(蔵王町観光案内所)
●アクセス:【車】東北道白石ICより約30分
●駐車場:あり
●詳細はコチラ
山形県 高畠町|道の駅 たかはた

蔵王エコーラインを抜けた先でランチを。そこでおすすめしたいのが道の駅「たかはた」。正面に三重塔を望む道の駅で、直売所やレストランはもちろん、シャワールームを備えたウォーキングセンターや観光案内所も併設しています。ランチにおすすめなのが、地元商工会の企画で誕生した「縄文はんばーぐ」。高畠町のブランド豚ダイヤモンドポークに黒米やなどの雑穀を練り込み、食物繊維豊富でヘルシーなハンバーグです。
高畠のラ・フランス、桃、さくらんぼ、ブドウ、リンゴなどの果物もたくさん売られており、果物好きには外せないポイントですね。
●場所:山形県東置賜郡高畠町大字安久津2072-1
●電話番号:0238-52-5433
●営業時間:総合案内所9:00~17:30 (12~3月は~17:00)、縄文売店9:30~17:30、レストラン縄文10:00~16:45
●休日:無休
●アクセス:【車】山形道山形蔵王ICより約50分
●駐車場:あり
●詳細はコチラ
まとめ
車で気軽に行けて楽しめる場所も多いので、ぜひ参考にしてお出かけしてみてくださいね。
※掲載情報はシーズン・天候により変更になる場合がございますので、ご注意ください。
※営業日、休園情報などは変更になる場合があります。事前にホームページなどでご確認の上お出かけください。