群馬県高崎市郊外、喫茶店の駐車場にひっそりと佇む小さなパン屋「パン焼き場 コム・ン」。大きな看板もなく、通りからは建物も見えず、パン屋と言われなければ気づかないような、小さなプレハブのお店。実はこちらのパン、ものすごい方たちが作っています。高崎でいま大人気の、可愛い&スゴイ!パン屋さんをご紹介します。
日本一に輝いたパン職人が2人もいる「パン焼き場 コム・ン」

「パン焼き場 コム・ン」のオーナーシェフは、2018年10月の「第7回 モンディアル・デュ・パン」 日本代表選考会で優勝した、大澤秀一さん。
ご実家も群馬県吉井町でパン屋さんを営んでいるそうですが、神戸のベーカリー「サ・マーシュ」や、パティシエ鎧塚俊彦さんがオーナーを務める「一夜城ヨロイヅカファーム」で修業しながら、パン作りの技術を磨いてきたそうです。
そして、アシスタントを務めるのは可愛らしい久保田 遥さん。こちらの久保田さんもスゴ腕の持ち主なんです。
なんと、22歳以下であることが条件の「最優秀若手ブーランジェコンクール」で優勝。お2人揃って昨年の大会で優勝を飾っているのです。
大きなパンの大会でダブル優勝したおふた方が、高崎市内でパン屋さんを営業しているなんて、群馬県民としては嬉しい限りです。
世界的なパンの大会はいくつかあるようですが、「モンディアル・デュ・パン」は、2年に1度フランスで行われる世界一のパンとパン職人を決める国際大会なんだそうです。
選考基準が特徴的で、若手アシスタントとコンビで参加するそう。そして、パンの見た目だけではなく栄養面や健康面も評価対象になるとのこと。
ここでしか味わえない、個性的なパンのラインナップ

「パン焼き場 コム・ン」にお邪魔して分かったのは、このお店ならではのオリジナルパンが多いということ。
ハード系のパンが多い印象ですが、どれも本当に見惚れる美しさなのです。食べたことのない組み合わせのパンもあり、どれにしようか迷っていると、アシスタントの久保田さんがおすすめを丁寧に説明してくれたりします。
久保田さんは、パンの特徴や味などを親切・丁寧に教えてくれるので、おすすめされたパンは全部欲しくなってしまうのが悩みどころ…。
また、独創的なパンの見た目には、きちんと意味があり、食感の変化なども楽しむことができます。バリっと噛んだ後のフワっとした食感、繊細な製造工程が独特の美味しさの秘訣なのかもしれません。
パンは、すべて自家製天然酵母を使用。研究を重ねながらのパン作りなので、日によって並ぶ商品が変わります。そして、高級ベーカリー並みのお味であるにもかかわらず、リーズナブルな価格なので、購入しやすいのも嬉しいですね。
群馬県高崎市から世界一を目指して

それにしても、こんなに小さなプレハブでパンを焼いているなんて驚きです。
店名にもあるように、「パン屋さん」というより「パン焼き場」、パンを焼くための場所という概念で営業されているのかもしれません。
研究熱心なおふた方が、今後どんな展開をみせていくのか、これからの「コム・ン」がとても楽しみです。
今年10月に開催される国際大会まであとわずか。大会出品を意識し、日々進化しているパンに、また近々会いに伺いたいと思います。
住所 | 群馬県高崎市緑町1-29-10(珈琲哲学緑町店 駐車場内) |
電話番号 | 080-1193-2355 |
営業時間 | 8:00~売り切れ次第終了 |
定休日 | 水曜 |
アクセス | 【電車】JR両毛線「高崎問屋町駅」より徒歩約20分 【車】関越自動車道「前橋IC」より約10分 |
駐車場 | あり |
URL | https://www.facebook.com/CommeN-174989703231680/ |