目次
いよいよオリンピックイヤー2020年が幕を開けました。そんな記念すべき年こそ、日本人の原点回帰の意味も込めて、「伊勢神宮」へ参拝に行きませんか?
気持ちを高めたい方も、心穏やかに過ごしたい方も、一年のはじまりにこそ「感謝の気持ち」を持って参拝へ訪れましょう。きっと清々しい気持ちでスタートが切れるはずです。
そもそも「伊勢神宮」てどんなところ?

写真提供:ピクスタ
「お伊勢さん」「大神宮さん」と親しく呼ばれる「伊勢神宮」は、正式には「神宮」といいます。
「神宮」には、皇室の御祖先の神と仰ぎ、私たち国民の大御祖神(おおみおやがみ)として崇敬を集める「天照大御神(あまてらすおおみかみ)」をお祀りする「内宮(ないくう)」と、衣食住を始め産業の守り神である「豊受大御神(とようけのおおみかみ)」をお祀りする「外宮(げくう)」をはじめ、14所の「別宮(べつぐう)」、43所の「摂社(せっしゃ)」、24所の「末社(まっしゃ)」、42所の「所管社(しょかんしゃ)」があります。これら125の宮社すべてをふくめて「神宮」といいます。出典:伊勢神宮公式HP「神宮について」

写真提供:ピクスタ
「式年遷宮(しきねんせんぐう)」という言葉を耳にしたことがありませんか? これは、20年に一度「伊勢神宮」の「内宮」と「外宮」のご社殿や神宝をはじめすべてを新しくして、大御神に新宮へお遷りいただくという、「神宮最大のお祭り」です。
実に1300年も続けられている歴史ある日本の伝統で、最近では平成25年に第62回目が執り行われました。
参拝ルートは「外宮」→「内宮」が基本!

写真提供:神宮司庁
「伊勢神宮」を訪れたら、せっかくなので「外宮」「内宮」の両方を参拝したいですよね。
参拝ルートですが、最高神である「天照大御神」が祀られている「内宮」より、「豊受大御神」が祀られている「外宮」を先に参拝するのが古くからの習わしです。
「外宮」から先にお参りするのはなぜですか?神宮のお祭りは、「外宮先祭(げくうせんさい)」といって、まず「外宮」から行われます。「外宮」の「豊受大御神」は「天照大御神」のお食事を司る神さまですので、「内宮」に先だって神饌(しんせん)と呼ばれる神さまのお食事をお供えします。お祭りの順序にならい、お伊勢参りは「外宮」から「内宮」の順にお参りするのがならわしです。
出典:伊勢神宮公式HP「教えてお伊勢さん」
ですが、「外宮」と「内宮」は離れた場所にあり、歩くと1時間はかかってしまいます。そのため1日で周りきるという方は、「外宮」から「内宮」へはバスやタクシーを利用して移動することになります。
そこで、「外宮」も「内宮」もじっくりとしっかり参拝したいという方は、2日間に分けて訪れることをおすすめします。
【外宮へのアクセス】

写真提供:ピクスタ
「外宮」へは、JR参宮線「伊勢市駅」より徒歩で約5分。関東から向かう方は、新幹線で「名古屋駅」へ行き、近鉄特急に乗り換えて「伊勢市駅」へ。
関西から向かう方は、近鉄大阪線で「宇治山田駅」で下車するもおすすめです。「宇治山田駅」からは徒歩で約10分。
車の方は、伊勢自動車道「伊勢西IC」より約5分です。
【1日目・外宮】おすすめ参拝コース
2日間に分けて参拝することにしても、125の宮社すべてを巡るのは至難の業なので、「外宮」「内宮」のおすすめ参拝コースをご紹介します!
01【表参道火除橋】

写真提供:ピクスタ
「外宮」の入り口を進むと、「表参道火除橋(おもてさんどうひよけばし)」に出ます。
「表参道火除橋」は、その名の通り防火のためにつくられた「堀川」に架かる橋で、ここが「外宮」の参拝のスタートラインといったところ。
ここで注意することは、注意書きも立っていますが「左側通行」であることです。一般的にも神社の境内では、参道の端を通行するようにといわれています。
02【清盛楠】

写真提供:ピクスタ
「表参道火除橋」を渡ると、すぐ右手に見える大木が「清盛楠(きよもりくす)」です。
樹齢1000年ともいわれている楠の巨木は、平清盛が勅使として参向した際、この木の枝が冠に触れたため、枝を切らせたという言い伝えがあります。
2本あるように見えて1株だという巨木は、一見の価値あり!
03【手水舎】

写真提供:ピクスタ
「表参道火除橋」を渡って左側、「清盛楠」の反対側に「手水舎(てみずしゃ)」があります。参拝前には、必ずお清めの意味で、左右の手と口を洗い清めましょう。清めることは、禊(みそぎ)を簡略化した儀式でもあるそうです。
【手水の作法】①右手で柄杓(ひしゃく)を持ってたっぷりと水を汲み、左手を清めます。
②柄杓を左手に持ち替えて、右手を清めます。
③再び柄杓を右手で持ち、左手で水を受け、口をすすぎます。※柄杓は直接口につけません
④改めて左手を清めます。
⑤残った水で柄杓の柄を洗い清め、元に戻します。
出典:伊勢神宮公式HP「参拝の作法とマナー」
04【外宮神楽殿】

写真提供:神宮司庁
「正宮(しょうぐう)」に向かう参道の右手にある、入母屋造の屋根が美しい建物が「外宮神楽殿(げくうかぐらでん)」。
ご祈祷のお神楽やお供えの奉納が行われ、お守りやお札を頂ける授与所でもある御殿です。
こちらの「外宮神楽殿」のお守りも人気がありますし、参拝の証の御朱印もいただけます。
05【古殿地】

写真提供:神宮司庁
「正宮」と同じ広さの敷地を持ち、前回の遷宮まで御殿が立っていた場所が「古殿地(こでんち)」。
中央には、古くから神聖なものとされ大切にされている、「正宮」中央の床下の柱「心御柱(しんのみはしら)」を納めてお守りするための覆屋があります。
「古殿地」は、次の遷宮まで静かにその時を待つそうです。
06【正宮・豊受大神宮】

写真提供:神宮司庁
「表参道火除橋」から第一の鳥居と第二の鳥居をくぐって、参道をひたすら真っすぐ進んで行くと、「正宮(しょうぐう)・豊受大神宮(とようけだいじんぐう)」に着きます。
伊勢市の中心部、「高倉山」の麓に鎮座する「豊受大神宮」は、衣食住、広く産業の守護神である「豊受大御神」をお祀りし、古くから内宮に対して外宮と並び称されています。今から約1500年前、「天照大御神」のお食事を司る「御饌都神(みけつかみ)」として、丹波国から現在の地にお迎えされました。
出典:伊勢神宮公式HP「正宮・豊受大神宮」
「正宮」は、私たちに暮らしに直結する「衣食住の神様」です。ぜひ、日々の暮らしが平穏に過ごせている感謝の気持ちを持って参拝しましょう。
07【三ツ石】

写真提供:ピクスタ
「古殿地」の南側に、三個の石を重ねた石積みがあります。これは「三ツ石(みついし)」と呼ばれています。
この「三ツ石」の前では、式年遷宮の「川原大祓(かわらおおはらい)」が執り行われます。
近年、パワースポットとなどといって手をかざす方がいるそうですが、祭典に用いる神聖な場所なので、そのような行為は避けましょう。
08【別宮・多賀宮】

写真提供:神宮司庁
「多賀宮(たかのみや)」は、「外宮」に所属する四別宮のうち、最も格式が高い宮といわれています。殿舎の規模も他の別宮よりも大きく、「正宮」に次ぐ大きさです。
ご祭神は、「豊受大御神」の「荒御魂(あらみたま)」。荒々しく格別に顕著なご神威をあらわされる御魂の働きを、「荒御魂」とたたえます。
地元では、新しいことを始めるときに参拝するとご利益があるといわれています。
【2日目・内宮】おすすめ参拝コース
1日で両正宮の参拝をするという方は、「外宮」から「内宮」へ移動することになります。徒歩だと約1時間、バスやタクシーだと約10分で移動できます。
01【宇治橋】

写真提供:神宮司庁
「内宮」への入口として、五十鈴川(いすずがわ)に架かっている「宇治橋(うじばし)」は、長さ101.8m、幅8.42mの木造の和橋。
「日常の世界から神聖な世界への境にある橋」、また「人と神とを結ぶ架け橋」ともいわれています。
「内宮」参拝は、表玄関である「宇治橋」の前で一礼し、四季の移ろいを感じながら橋を渡ることから始めましょう。
02【五十鈴川御手洗場】

写真提供:ピクスタ
その鳥居の手前には「手水舎」があり、「外宮」同様ここでお清めしてもいいのですが、鳥居をくぐるとすぐに「五十鈴川御手洗場(いすずがわみたらし)」があります。
元禄5年(1692年)、徳川綱吉の生母、桂昌院(けいしょういん)が寄進したといわれる、石畳を敷き詰めた「御手洗場」。ここでは、「手水舎」と同じようにお清めができるので、晴れた日はぜひ「御手洗場」でお清めをしてから、参拝に向かいましょう。
03【瀧祭神】

写真提供:ピクスタ
「御手洗場」の近くにあり、御垣と御門のみで社殿はなく、石畳に祀られている「瀧祭神(たきまつりのかみ)」。五十鈴川の守り神として古くから大切に祀られ、内宮の所管社(しょかんしゃ)ながら、祭典は別宮に準じています。
伊勢では毎年8月1日に、五十鈴川で汲んだ水を「瀧祭神」にお供えし、家に持ち帰った後、神棚で無病息災を祈る風習があります。
「瀧祭神」は、非常に見逃しやすい位置にあるため、気づかない方も多いとか。
04【内宮神楽殿】

写真提供:ピクスタ
「宇治橋」から「正宮」に向かう参道の中間くらいの左側にある、銅板葺・入母屋造の建物が「内宮神楽殿(ないくうかぐらでん)」です。
向かって左側から、お神札(おふだ)授与所・ご祈祷受付・御饌殿(みけでん)・神楽殿となっています。
お神札授与所ではお札・お守りをはじめ神棚などの授与、ご祈祷受付では御饌・御神楽などのご祈祷のご奉仕や次期式年遷宮に向けた御造営資金の奉納を承っています。
また、参拝の証の御朱印もこちらでいただけます。
05【正宮・皇大神宮】

写真提供:神宮司庁
神路山(かみじやま)、島路山(しまじやま)の麓、五十鈴川のほとりに鎮座する「正宮(しょうぐう)・皇大神宮(こうたいじんぐう)」は、皇室の御祖神であり日本人の大御祖神である「天照大御神」をお祀りしています。今から2000年前、皇位のしるしとして受け継がれる三種の神器の一つである八咫鏡(やたのかがみ)をご神体として伊勢の地にお祀りし、国家の守護神として崇める伊勢信仰は、平安末期より全国に広がりがみられました。現在でも全国の神社の本宗として、特別に崇敬を集めます。
出典:伊勢神宮公式HP「正宮・皇大神宮」
参道を真っすぐ進んで、石の階段を上がると「正宮・皇大神宮」が鎮座しています。
皇室の御祖神である「天照大御神」をお祀りしている「正宮・皇大神宮」は、いわば日本人の心の原点。
06【御稲御倉】

写真提供:ピクスタ
「内宮」の所管社のひとつ「御稲御倉(みしねのみくら)」は、神宮神田で収穫した御稲が奉納され、三節祭でお供えされます。
建物は「正宮」と同じ神明造で、規模は小さいものの間近に神明造の特徴を見ることができるので必見です。
07【別宮・荒祭宮】

写真提供:神宮司庁
「内宮」に所属する十別宮のうち最上位なのが、「天照大御神」の「荒御魂(あらみたま)」をお祀りする「荒祭宮(あらまつりのみや)」。殿舎の規模も他の別宮よりも大きく、「正宮」に次ぐ大きさです。
神様の御魂のおだやかな働きを、「和御魂(にぎみたま)」といわれるのに対して、荒々しく格別に顕著なご神威をあらわされる御魂の働きを、「荒御魂」とたたえられています。
08【別宮・風日祈宮】

写真提供:神宮司庁
「荒祭宮」から参道に出て「神楽殿」の方まで戻ると、左側に「風日祈宮橋」が架かっているので、その橋を渡ります。

写真提供:神宮司庁
橋を渡ると、「風日祈宮(かざひのみのみや)」へ到着。
「風日祈宮」では、鎌倉時代の元寇(げんこう)時に神風を吹かせて日本を守ったといわれている、風の神「級長津彦命(しなつひこのみこと)」、「級長戸辺命(しなとべのみこと)」が祀られています。
雨風は農作物に大きな影響を与えるので、「風日祈宮」も忘れてはならない参拝スポットです。
09【御厩】

写真提供:ピクスタ
「風日祈宮橋」を渡って戻り参道を横切るように渡ると、神様の乗り物とされる神馬がいる「御厩(みうまや)」があらわれます。
「内宮」には「外宮」ともに皇室から授かった神馬が2頭ずついます。

写真提供:ピクスタ
毎月1日、11日、21日の8時頃に「正宮」にお参りする「神馬牽参(しんめけんざん)」が行われるので、優雅に歩く姿を見ることができます。※雨天時や神馬の体調によってお参りがない場合もあります。
10【参集殿】

写真提供:ピクスタ
「御厩」の奥へ進むと、参拝者向けの無料休憩所「参集殿(さんしゅうでん)」に到着します。
「参集殿」では、長椅子や空調、給水設備、授乳室なども完備。「伊勢神宮」のビデオが上映されているので、鑑賞しながらひと休みできます。
伊勢神宮崇敬会の売店があり、御朱印帳なども購入することができます。
また、施設内の中央には「能舞台」もあって、能や狂言や各種行事が奉納されます。
知ってる⁉参拝の作法
「参拝のときは一礼二拍手?」「神様が通るから参道では左側通行?」など、意外と知っているようで知らない、モヤッとしてる参拝の作法について、まとめてみました。
二拝二拍手一拝

写真提供:ピクスタ
深いお辞儀を「拝」といい、手を打ち鳴らすことを「拍手」といいます。「拝」も「拍手」も古くから伝わる敬礼作法です。御神前では、「感謝の心」「おかげさまの心」を捧げてお参りしてください。①神前に進み姿勢を正します。
②背中を平らにし、腰を90度に折り、2回深いお辞儀をします。
③胸の高さで両手を合わせ、右指先を少し下にずらします。
④肩幅程度に両手を開き、2回拍手を打ちます。
⑤ずらした指先を元に戻し、最後にもう1回深いお辞儀をします。
出典:伊勢神宮公式HP「参拝の作法とマナー」
「外宮」は左側、「内宮」は右側通行

写真提供:ピクスタ
「外宮」の「表参道火除橋」に、左側通行と文字の書かれた注意書きが立てられていることはご紹介しましたが、基本的に「外宮」では参道を歩くときも「左側通行」が基本とされています。反対に「内宮」では「右側通行」といわれています。
古い書物などを読んでもその理由ははっきりと書かれていませんが、参道の外側と通って進んだ参拝者の「慎みの心」の表れと考えられます。また、参拝前にお清めをする御手洗場が「内宮」は右側、「外宮」は左側であったことも理由と考えられます。出典:神宮司庁「教えてお伊勢さん」
撮影禁止スポット
「外宮」「内宮」ともに、「神楽殿」と「正宮」ではは撮影禁止となっています。
「正宮」では、板垣と呼ばれる垣根の中は神聖な場所であること、またご神前は「心静かにお参りするためだけの場所」であることが理由です。皆様が清々しい気持ちでご参拝していただけるよう、写真撮影は「内宮」では石段の下、「外宮」では板垣の外でお願いします。出典:神宮司庁「教えてお伊勢さん」
【伊勢神宮】
住所 | 【内宮】三重県伊勢市宇治館町1/【外宮】三重県伊勢市豊川町279 |
電話番号 | 0596-24-1111(神宮司庁) |
参拝時間 | 5:00~18:00(1~4月・9月)/5:00~19:00(5~8月)/5:00~17:00(10~12月) |
アクセス | 【電車】〈内宮〉近鉄大阪線「宇治山田駅」よりバスで約10分、「内宮前」下車、または近鉄鳥羽線「五十鈴川駅」よりバスで約6分、「内宮前」下車/〈外宮〉近鉄・JR「伊勢市駅」より徒歩約5分 【車】〈内宮・外宮〉伊勢自動車道「伊勢西IC」より約5分 |
駐車場 | 近隣に有料駐車場あり |
URL | https://www.isejingu.or.jp/index.html |
「おかげ横丁」で2大伊勢名物を堪能!

写真提供:ピクスタ
お土産やその土地のグルメも旅の目的のひとつ。
「伊勢神宮」を訪れた方の多くは、「内宮」の参拝が終わった後、徒歩5分ほどの場所にある「おかげ横丁」に立ち寄ります。
「おかげ横丁」では、神宮参拝のお土産をはじめ、伊勢名物のグルメも楽しめます。
「赤福」

写真提供:ピクスタ
神宮参拝の定番グルメといえば「赤福」と、大半の方が答えると言っても過言ではないでしょう。お土産でいただいたり、メディアで紹介されていたり、薄ピンク色の折箱を一度は目にしているのではないでしょうか。
伊勢名物の「赤福本店」は、正面入口の向かいの角にあり、とてもわかりやすい場所なので、ぜひ本場でいただいてくださいね。
「伊勢うどん」

写真提供:ピクスタ
「赤福」と並ぶ伊勢の人気グルメといえば、柔らかい極太麺に濃褐色のタレをかけただけの「伊勢うどん」も忘れるべからず。
「おかげ横丁」の伊勢うどんの名店といえば「ふくすけ」です。「ふくすけ」では、ずんぐりと太い麺にたまり醤油と天然だしが染み込んだ自家製ダレを使用。
人気の「月見伊勢うどん」(610円)は、卵と伊勢うどんの相性が抜群です!
【おかげ横丁】
住所 | 三重県伊勢市宇治中之切町52 |
電話番号 | 0596-23-8838(おかげ横丁総合案内) |
営業時間 | 9:30~17:00(11~2月)、9:30~17:30(3~7月・10月)、9:30~18:00(8~9月) ※年末年始(12/31~1/1)は終夜営業 |
定休日 | なし |
アクセス | 【電車】近鉄大阪線「宇治山田駅」よりバスで約17分、「神宮会館前」下車、徒歩約2分、または近鉄・JR「伊勢市駅」よりバスで約19分、「神宮会館前」下車、徒歩約2分 【車】伊勢自動車道「伊勢西IC」より約5分 |
駐車場 | 近隣に有料駐車場あり |
URL | https://www.okageyokocho.co.jp/ |