夏に向けて一層緑がいきいきと美しくなる季節。美しい光景に心癒される旅に、出かけてみませんか?
絵のような池や雪どけ水が流れる渓谷など、この時期一層美しい甲信越エリアの絶景スポットをご紹介します。
長野県 茅野市|御射鹿池(みしゃかいけ)

「御射鹿池」は、標高1500mの長野県山中にあり、季節ごとに異なる風景が楽しめる神秘的な池です。水面に新緑の木々や山々を映し出す美しさは、まさに山紫水明。鏡のように新緑が水面に映る景色を見るなら、風が穏やかな午前中が断然おすすめ同じ日でも時間帯で違う顔を見せてくれます。
こんなに美しく幻想的にすら見える池ですが、実は農業用のため池で、冷たすぎる八ヶ岳の水を日光に当て稲作に利用するために、昭和の初めにつくられたものなんだとか。池の水は今でも麓の笹原地区で利用され、池の周囲も地元の人たちが整備しています。
ここに注目!
日本を代表する日本画の画家、東山魁夷の『緑響く』のモチーフがこの池。透明度は圧巻。美しく幻想的な緑の世界はさまざまなCMで話題になりました。
●場所:長野県茅野市豊平奥蓼科
●電話番号:0266-73-8550(ちの旅案内所)
●見学時間:見学自由
●休日:無休
●料金:無料
※「御射鹿池の水の行方をたどる 水の郷まちあるき」は4〜11月、所要約2時間30分、料金1名2,200円(定員8名、最少催行2名)
●アクセス:【電車】JR中央本線「茅野駅」からアルピコ交通・奥蓼科渋の湯線バスで約45分、明治温泉入口下車/【車】中央道諏訪ICから約30分
●駐車場:あり(無料)
●詳細はコチラ
長野県 大町市|青木湖

仁科三湖のひとつで、長野県でもっとも深い湖が「青木湖」です。国内でもトップクラスの水の透明度を誇り、清涼感あふれる風光明媚な山と湖を楽しむことができます。新緑の時期に見られるのは、新緑と白馬連邦の雪の見事な共演。緑と白のコントラストが美しく映えます。
湖畔には、千国街道(塩の道)やキャンプ場があり、南東からは、湖に映る白馬連峰を望むことができます。湖畔を一周する道路はサイクリングにも最適。また、夏の夜のホタルの季節には例年「ホタルクルーズ」も開催され、ボートに乗って湖からたくさんのホタルを見ることができます。
ここに注目!
青木湖の西側に伸びる千国街道は、「敵に塩を送る」で知られる通称「塩の道」。上杉謙信が武田信玄に塩を送ったという逸話が残っています。
●場所:長野県大町市平青木
●電話番号:0261-22-0190(大町市観光協会)
●見学時間:見学自由
●休日:無休
●料金:無料
●アクセス:【電車】JR大糸線「簗場(やなば)駅」から徒歩約20分/【車】長野自動車道安曇野ICから約50分
●駐車場:あり(無料)
●詳細はコチラ
まとめ
新緑と水がつくり出す美しい初夏の絶景。この時期ますます美しくなり、生命力に溢れる緑の絶景は心を癒してくれます。ぜひ足を運んでみてくださいね。
※掲載情報はシーズン・天候により変更になる場合がございますので、ご注意ください。
※営業日、休園情報などは変更になる場合があります。事前にホームページなどでご確認の上、お出かけください。