【東北】夫婦・カップル旅行におすすめの温泉地ランキング
ゆこゆこネット利用者の声から「夫婦・カップル旅行」にオススメの東北の温泉地をご紹介。定番の人気温泉地はもちろん、カップル・夫婦水入らずでゆっくり楽しめる温泉地がランクイン。
更新日:2024/11/2
岩手県 花巻温泉郷 山の神温泉
JR花巻駅から岩手県交通バス新鉛温泉行きで約35分、東北道「花巻南IC」から県道12号経由で約13㎞。「山の神温泉」は宮沢賢治で有名な花巻の地に湧く東北地方有数の花巻温泉郷の一つ。 豊沢川の渓流を望む、広大な敷地に立つ「優香苑 (旧 幸迎館)」が一軒宿の温泉で、四季折々の景色を堪能できる開放的な露天風呂がとても癒されると評判が高い。四種の源泉を贅沢に使用した源泉かけ流しの天然温泉はまるで化粧 水のようなとろみを帯びている。 名前の由来は、山の神様を祀っていると崇められる「山?(やまずみ)神社」があることから、山の神様が居る地に湧いた温泉であることから名付けられたとか。宮沢賢治が愛した花巻の夜空を見ながらの湯浴みは、また格別だ。
岩手県 花巻温泉郷 大沢温泉
奥羽山脈の渓谷沿いに湧き出る東北有数の規模を誇る花巻温泉郷。その数は14カ所にもおよび「大沢温泉」はその中の一つだ。花巻空港より車で約30分、花巻駅からバスで約30分とアクセスも良く、周辺に広がる県立自然公園の四季折々の豊かな景色を楽しめるのも魅力。 またここ花巻市は縄文時代からの歴史的資料や旧跡も多く、詩人で童話作家の宮沢賢治のゆかりの地としても有名。最近人気のパワースポット巡りの地とされる北上山地の最高峰・早池峰山や樹齢900年を誇る白山杉もあり、観光客が四季を問わず多く訪れる。 史跡や偉人たちの足跡を辿るべく市内を観光した後は、肌触りの良い温泉でその疲れをゆっくり癒したい。
温泉街の最奥には、200人が同時に入浴できるという「大露天風呂」。4段に設けられた岩造りの野趣あふれる湯船に、乳白色のお湯がこんこんと湧き出る。街角のいたるところから立ち上る湯煙。1つ路地を入れば、昔ながらの旅館や土産物屋が立ち並ぶ。 温泉街の中にも、情緒ある共同浴場が3軒。温泉神社入口の「上湯」、温泉街の中心に建つ「上湯」にひっそりと佇む「川原湯」は地元の人たちの憩いの場。かけ流しの源泉と方言で交わされる会話に、東北の温泉に来た喜びが込み上げる。 周辺にはその名の通り、山形蔵王の大自然。シンボル「御釜」をはじめ新緑に紅葉、スキーと幻想的な世界が広がる樹氷や雪の回廊が1年を通して出迎えてくれる。
十和田八幡平国立公園内にある湯治場として発展した温泉地。十和田八幡平国立公園に指定される八幡平は、岩手と秋田の県境に広がる雄大な自然スポットだ。園内には原生林が広がり、新緑や紅葉の景色が素晴らしく、冬はスキー天国としてにぎわいを見せる。通年楽しめるリゾート地として人気だが、楯状火山地形アスピーテで今もなお火山現象が起こり、湿原が点在するという荒々しい一面も。 温泉地は八幡平の西方にある泥火山・焼山の海抜約740mに位置し、道中にある毛せん峠付近は、ガンコウランやコケモモ、ハイマツなどの緑が満ちあふれ、山頂付近の荒涼とした火山地形とは対照的だ。焼山山麓に足を踏み入れると、硫黄臭に包まれ、岩肌に小さな露天風呂が点在するのが見える。1680年に発見された当初は硫黄採掘場として開発されていたが、明治時代になって湯治場として発展したとか。 宿は一軒宿で他の温泉地や観光地と異なり、療養と静養を目的とした湯治宿になっている。ダイナミックな大自然の中、本気で身体を癒したい人にぜひおすすめしたい。
山形県最上地方の亀割山南麓、小国川清流の左岸沿いに細長く続く温泉地。現在は静かなたたずまいを見せているが、明治時代には湯治客で大きな賑わいを見せていた。 温泉を発見したとされる義経伝説が色濃く語り継がれ、義経の子・亀若丸を北の方が産んだ地としても有名。周辺には、義経にまつわる「亀割子安観音」や「湯前神社」など、数々の史跡も残っている。どこか懐かしさを感じさせる風情とぬくもりがあふれる温泉街。清流を彩る新緑や紅葉、雪景色と四季折々の自然を感じることができる。 リニューアルオープンした共同浴場「せみの湯」では、内湯・ふかし湯・露天風呂が同時に楽しめる。ふかし湯は、浴衣を持参すれば着衣のまま入れる。足湯は無料で楽しめ、温泉卵を作るスペースもある。
佐藤錦発祥の地・さくらんぼの生産量日本一で知られる「フルーツ王国」東根市にある温泉街。1910年に、干ばつ対策で井戸を掘っていたところ見つかったのをきっかけに温泉地が作られた。島倉千代子による「東根温泉小唄」にも歌われているように、月山(がっさん)や朝日岳などを田畑の向こうに眺める景色が美しい。現在は15軒以上の旅館と4軒の公衆浴場があり、湯めぐりも楽しい。足湯はペットも入れるのが特徴的。公衆浴場と観光物産協会では、入浴券と市内各地の飲食店で使える食事券をセットで販売中。フルーツに限らない山形の豊かな食を、温泉とともに味わってみてはいかがだろうか。
「ああ、湯が滲みて来る」「本州の、北の果ての海っぱたで、雪降り積もる温泉旅館の浴槽に沈んで、俺はいま硫黄の匂いを嗅いでいる。」これは作家・井上靖の小説『海峡』に登場する一節である。 青森県は下北半島にある下風呂温泉郷は眼下に津軽海峡、遠くに北海道を望み湯治場として室町時代よりその名を馳せてきた。知人から「ここなら渡鳥の声が聞ける」と紹介された井上靖が初めてこの地を訪れたのは昭和33年。 そして現代は温泉郷全体で4カ所の源泉を持つ全国でも珍しい温泉地として温泉ファンを魅了している。遠くの漁り火を眺めながら、泉質の違いをしみじみと味わう。津軽海峡を眺めながら深く静かに旅情気分に浸りたい、そんな温泉郷だ。
福島市街地から南西約20km、吾妻山と安達太良山の鞍部を通る土湯峠、三角錐の稜線を見せる鬼面山の中腹に湧き出す温泉地。山麓の土湯温泉と、土湯峠に点在するいくつかの温泉とともに土湯温泉郷を形成している。冬の間休業することが多い近くの温泉に対して、通年営業可能な峠道沿いの立地で、「福島駅」からの送迎バスも出ており交通の便も悪くない。温泉地の中心となるのは、瀟洒な佇まいを見せて高原リゾートの趣き漂う白亜の一軒宿「野地温泉ホテル」。安達太良山の登山口、幕滝、土湯峠湿原といった自然豊かな観光スポットがほど近い。
山形自動車道「酒田IC」から車で約30分、JR羽越本線「吹浦駅」から車ですぐ。山形県最北部の、別名「出羽冨士」と呼ばれる名峰「鳥海山」の麓に湧き出す温泉地。 温泉のある遊佐町は、鳥海山のほかにも日本三代砂丘の一つである「庄内砂丘」や、清流として名高い「牛渡川」などの名所を有する自然の宝庫として知られる。“日本の快水浴場百選”に指定されている「西浜海水浴場」や、夏スキーができる鳥海山のゲレンデもあり、 レジャーを目当てに訪れる人も数多い。 自然が造り出した芸術と名高い景勝地「出羽二見」へも近く、沈む夕日の美しさは観光客をいつも魅了する。豊かな自然と景色、そして温泉と、日頃の疲れを癒すには絶好の環境だ。
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