【北海道】夫婦・カップル旅行におすすめの温泉地ランキング
ゆこゆこネット利用者の声から「夫婦・カップル旅行」にオススメの北海道の温泉地をご紹介。定番の人気温泉地はもちろん、カップル・夫婦水入らずでゆっくり楽しめる温泉地がランクイン。
更新日:2024/11/2
“北海道の屋根”こと大雪山連峰の中でもひときわ高い、標高約2291mの旭岳。その尾根が、手が届きそうなくらい近くに見える場所に広がる温泉地。ホテルの庭で高山植物のミズバショウが見られるほどの全国でもトップクラスの高地温泉だ。 山頂に向かうロープウェーに乗れば、毎年6月下旬でも残雪に触れることができる。雄大な原生林の中にロッジや山小屋風のホテル、旅館が散在し温泉地を形成。大雪山をはさんで東側にある層雲峡温泉の華やかな繁華街とは対照的な野趣に満ちた景観を作り出す。 一帯はその昔、アイヌの人々が「カムイミンタラ(神々の遊ぶ庭)」と名づけ守り続けてきた聖地。神秘的な大自然の息吹を堪能できる。
大雪山国立公園内、黒岳山麓の層雲峡に沿って20軒近いホテルや旅館が立ち並ぶ一大温泉街。道内きっての景勝地として知られる層雲峡は、石狩川上流に沿って約24㎞続く渓谷。 高さ600m以上の断崖絶壁と見事な柱状節理、アイヌ語で「ソウウンベツ(滝の多い川)」の地名どおりの「銀河の滝」や「流星の滝」に代表される名瀑など、訪れる者を圧倒する大自然がここにはある。 特に岩壁を真っ赤な紅葉が染める秋や、滝が氷結して巨大な氷柱となる厳冬の景色は圧巻。この天を衝くような自然の造形を見て、大正時代にこの地を訪れた文人の大町桂月が古来のアイヌ語の地名に「層雲」の字を当てたのだとか。
ニセコ連峰山麓の倶知安町、ニセコ町、蘭越町の3町に点在する温泉の総称。湯と環境に優れた温泉地であることから、明治33年には「国民保養温泉地」に指定されている。 郷内に含まれる温泉は、ニセコワイス高原温泉、ひらふ温泉、ニセコ五色温泉、ニセコ湯本温泉、ニセコ東山温泉、ニセコ昆布温泉、ニセコ湯の里温泉、ニセコ薬師温泉、ニセコ新見温泉、ニセコアンヌプリ温泉、ニセコ駅前温泉、昆布川温泉と数多い。 設備やサービスの整ったリゾートホテルやペンションが多いが、中には一軒宿の温泉も。周辺に目を転じれば、羊蹄山、清らかな水をたたえる神仙沼、可憐な高原植物など、雄大な自然の宝庫。夏はカヌーや熱気球、冬はスキーなど充実の遊びも楽しめる。
北海道を代表する豊かな実りの大地・十勝平野に湧き出す温泉地。見渡す限りの牧場や畑など、のどかな田園風景が続く平野のほぼ中央、十勝川流域に9軒のホテルや旅館が立ち並ぶ。 近くに道東自動車道も通るアクセスの良さもあり、温泉街は「モールの湯」を楽しむ湯客でいつも賑わう。温泉とともに楽しみなのが四季の風景だ。 春は「十勝が丘公園」から温泉街にかけて多くの花々で彩られ、夏は水辺にホタルが飛び交う。実りの秋には川を遡るサケやトウモロコシなど旬の味覚が出揃い、北から白鳥がやって来ると、まもなく長い冬だ。ちょっと足を延ばした糠平湖にあるタウシュベツ川橋梁も見どころ。季節により見え隠れする橋その姿は、記憶に残る思い出深い景観になるはずだ。
日本三大夜景の一つ「函館百万ドルの夜景」を一望できる場所に湧く「函館温泉」は「ラビスタ函館ベイ」で楽しむことができ る。 渡島半島の南東部に位置する函館市は、東、南、北を太平洋・津軽海峡に囲まれた漁村として栄え、そこに築いた館が箱型だったため、「箱館」と呼ばれたのが始まり。 宿付近には、函館の象徴でランドマーク的な存在の「赤レンガ倉庫」や箱館戦争の舞台で星型要塞として今もなおその形を留める「五稜郭」など、観光名所や史跡も多く点在。函館の夜景を一望できる「函館山」へはロープウェーで行くのが便利。2015年には北海道新幹線「新函館北斗駅」が開業。本土から来る観光客が増え、街はさらに賑わいを見せている。
洞爺湖温泉は湖畔沿いに建つホテルも多く、客室や露天風呂などから洞爺湖の絶景を望める。展望台からの景観も素晴らしいのでぜひ足を運んでほしい。また、毎年4月末から10月末まで開催される「洞爺湖ロングラン花火大会」を温泉に入りながら眺めるのも最高だ。 花火大会に合わせ花火鑑賞船も運行し、温泉街の夜景をバックに湖上からの花火鑑賞は忘れられない思い出になるだろう。花火鑑賞船は日中は遊覧船として、温泉街と湖に浮かぶ中島を行き来しているため、中島への下船も可能(島への下船は夏季のみ)。 温泉街から少し車を走らせれば、有珠山ロープウェー、昭和新山クマ牧場、サイロ展望台などの観光地に行けるのも洞爺湖温泉の魅力だ。
札幌や函館からのアクセスが良く、北海道を代表する温泉郷。太平洋に流れ込む登別川の支流=クスリサンベツ川(アイヌ語で“薬湯の川”の意)に沿って広がる温泉街は現代的なホテルや和風旅館、土産物屋が数多く並ぶ。泉源のある地獄谷や日和山は今でも活発に活動。熱い水蒸気や火山ガスが激しく噴き出し、白濁したお湯がドクドクと脈打つ様は、まさに“生きている地球”。 足を延ばせば、野鳥がさえずり高山植物が咲き乱れる自然の宝庫。 漁港が近いため海の幸にも恵まれている。「クマ牧場」などテーマパークも揃い、飽きることのない一大温泉観光地。 登別温泉といえば乳白色のにごり湯の硫黄泉が有名だが、宿泊施設ごとに引いている泉質が異なるため、湯めぐりをして自分に合うお湯を見つけるのもそれもまた一興だ。
阿寒国立公園の中心、特別天然記念物のマリモが自生することで知られる阿寒湖の南岸に、約30軒のホテル・旅館をはじめ飲食店や土産物屋などが立ち並ぶ道東随一の温泉地。 湖の南を東西に走る国道240・241号線と湖畔の間、遊覧船のりばを中心に温泉街が広がり、大半のホテル・旅館は湖に面しているため部屋や露天風呂などから湖面や阿寒富士(雄阿寒岳)の美しい風景が一望できる。 周辺は野生動物が暮らす大自然の宝庫。また温泉街に接して道内最大のアイヌコタンがあり、北の大地に生きた民族の伝承文化を間近で見ることができる。深い山間の地にもかかわらず毎年多くの湯客が訪れるのは、名湯はもちろん周囲の大自然の魅力が大きく貢献している。温泉街に散在する手湯や足湯も利用しながら、心身ともにリフレッシュしたい。
北海道は積丹半島の付け根に位置する岩内町。いわない温泉は岩内岳の麓に湧く源泉100%の温泉郷で、昭和53年に湯治場として誕生した共同浴場の「いこいの家」(現在の「サンサンの湯」)以外には現在4軒の宿泊 施設が引き湯をしている。 山側にはスキー場、パークゴルフ場、オートキャンプ場がある。中でもパークゴルフ場は国際パークゴルフ協会公認の変化に富んだコースが自慢。海側では日本海や積丹半島を一望することができ る。 特に積丹半島の夜景とイカ釣りの漁り火には北国らしい旅情を感じる。また北の海が育んだ海の幸も豊富で、ニシン、タラコ、数の子などのお土産に嬉しい水産加工品も豊富。日本海に映る目映い光を見つめながら、たっぷりのお湯で癒されたい。
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