【北海道】アクセス便利な温泉地ランキング
ゆこゆこネット利用者の声から「アクセス・立地」を基準に北海道のオススメの温泉地をご紹介。電車での乗換が少ない温泉地や、空港・駅近くの温泉地など、アクセスしやすい温泉地がランクイン。
更新日:2024/11/2
標高約334m、函館のシンボル「函館山」。有名な“日本三大夜景”の1つに数えられる山頂からの夜景は、まさに息を呑む美しさ。その函館山から車で約30分、函館市郊外に広がるのが湯の川温泉だ。 市街地からなら車で約10分、函館空港からは約5分という近さ。函館観光の拠点として、多くの湯客で賑わう“北海道三大温泉郷”。目の前に津軽海峡が広がり、夏から秋にかけては露天風呂や宿のお部屋から名物のイカ漁の漁火が眺められる。 函館産のイカといえば、松前漬。スルメイカと高級昆布を伝統の味で漬け込んだ、北海道の味覚の代表格。
北海道を東西に分ける日高山脈の東に広がる十勝平野、そのほぼ中央に位置する帯広市。明治の入植後に養豚が始まり大正末期には豚肉料理が一般的になり、昭和8年にはうな丼をヒントに豚丼が考案された。 甘辛いタレの味は郷土料理として市民に愛されてきたという。農業王国・酪農王国として知られる十勝は食の宝庫。高い食料自給率を活かして、日々新しいご当地グルメが生まれている。ここ帯広に湧く温泉は世界でも非常に貴重な「モ ール温泉」である。 「モール温泉」とは、大昔、地中に埋もれた植物が黒炭に変化する過程で生じる、フミン酸やフルボ酸という肌をつるつるにする有機酸が、地下水に溶け出し温泉となったものである。湯巡りをしながらその土地ならではの味を楽しむのも旅の醍醐味だ。
日本三大夜景の一つ「函館百万ドルの夜景」を一望できる場所に湧く「函館温泉」は「ラビスタ函館ベイ」で楽しむことができ る。 渡島半島の南東部に位置する函館市は、東、南、北を太平洋・津軽海峡に囲まれた漁村として栄え、そこに築いた館が箱型だったため、「箱館」と呼ばれたのが始まり。 宿付近には、函館の象徴でランドマーク的な存在の「赤レンガ倉庫」や箱館戦争の舞台で星型要塞として今もなおその形を留める「五稜郭」など、観光名所や史跡も多く点在。函館の夜景を一望できる「函館山」へはロープウェーで行くのが便利。2015年には北海道新幹線「新函館北斗駅」が開業。本土から来る観光客が増え、街はさらに賑わいを見せている。
北海道・札幌の奥座敷と称される渓谷の温泉地。賑やかな札幌市街地から、南に約26㎞のところにある支笏洞爺国立公園内に位置し、海外からの旅行者も良質の温泉を求めてこの地を訪れる。 山を錦に染める紅葉は、その見事さで見る者を圧倒する。また、自然の中で楽しめる様々なアクティビティも充実しており、果樹園や乗馬、カヌー、スキーなどの体験もできる。開湯の歴史は古く、1866年に修験僧・美泉定山がアイヌの人々の案内で泉源と出会ったのがはじまりとか。 「定山渓」という地名は、そうした困難を乗り越え温泉地の下地を築いた定山を称えて命名されたもの。開湯から150年を迎え、現在では道内でも有数の温泉地に発展している。
北海道小樽の市街地から南西に向かい、朝里川が流れる山間に広がる温泉地。北海道屈指の観光地の一つ、小樽。かつてニシン漁で賑わった港町で、運河や鉄道が早くから開けて貿易品や石炭などを運んだ海運・陸運の町。 また、“北のウォール街”と呼ばれた商業の町。ニシン御殿、小樽運河、日本銀行旧小樽支店など、かつての繁栄をしのばせる建造物が街の風情を際立たせている。朝里川は小樽の奥座敷的存在で、観光の拠点として静かでのんびりくつろぎたい旅行者にはうってつけ。 夏のテニスやゴルフ、冬のスキーとスポーツ施設も揃っており、トラツグミやエゾリス、ホタルが棲息するなど自然環境もよく保全されている。「ゆらぎの里」の名にふさわしい、安らぎを与えてくれる温泉だ。
札幌や函館からのアクセスが良く、北海道を代表する温泉郷。太平洋に流れ込む登別川の支流=クスリサンベツ川(アイヌ語で“薬湯の川”の意)に沿って広がる温泉街は現代的なホテルや和風旅館、土産物屋が数多く並ぶ。泉源のある地獄谷や日和山は今でも活発に活動。熱い水蒸気や火山ガスが激しく噴き出し、白濁したお湯がドクドクと脈打つ様は、まさに“生きている地球”。 足を延ばせば、野鳥がさえずり高山植物が咲き乱れる自然の宝庫。 漁港が近いため海の幸にも恵まれている。「クマ牧場」などテーマパークも揃い、飽きることのない一大温泉観光地。 登別温泉といえば乳白色のにごり湯の硫黄泉が有名だが、宿泊施設ごとに引いている泉質が異なるため、湯めぐりをして自分に合うお湯を見つけるのもそれもまた一興だ。
洞爺湖温泉は湖畔沿いに建つホテルも多く、客室や露天風呂などから洞爺湖の絶景を望める。展望台からの景観も素晴らしいのでぜひ足を運んでほしい。また、毎年4月末から10月末まで開催される「洞爺湖ロングラン花火大会」を温泉に入りながら眺めるのも最高だ。 花火大会に合わせ花火鑑賞船も運行し、温泉街の夜景をバックに湖上からの花火鑑賞は忘れられない思い出になるだろう。花火鑑賞船は日中は遊覧船として、温泉街と湖に浮かぶ中島を行き来しているため、中島への下船も可能(島への下船は夏季のみ)。 温泉街から少し車を走らせれば、有珠山ロープウェー、昭和新山クマ牧場、サイロ展望台などの観光地に行けるのも洞爺湖温泉の魅力だ。
札幌から南へ約100㎞の白老郡白老町竹浦から虎杖浜の国道沿い約6㎞にかけて小さな湯宿が立ち並ぶ。太平洋沿岸を中心に広がる、道内一ともいわれる豊富な湧出量を誇る温泉郷。 良質な温泉が湧く温泉地として、また白老牛や毛ガニ、たらこなどの特産品で知られるエリアである。温泉だけでなく、季節を感じる美味しい旬の食材の数々も楽しめ、お腹も満足できる。日本最大のアイヌ民族博物館を有し、アイヌの歴史と文化を体感 できることから、多くの観光客を集める。 北海道の歴史に興味がある方にはおすすめ。先住民族であるアイヌの民の辿った歴史に思いを馳せながら、雄大な自然の中でのんびり湯巡りを楽しむのも、浪漫があっていいだろう。
北海道東北部に位置する網走国定公園内、網走湖を一望する高台に位置する温泉地。起伏が少ない雄大な国定公園には、サロマ湖、能取湖、リヤウシ湖、網走湖、藻琴湖、濤沸湖、涛釣湖と7つの海跡湖が点在。その内の一つ網走湖は南から網走川が流れ込み、女満別川などを集めて北東部から再び網走川としてオホーツク海に流れ出ている。 東岸にはミズバショウ群生地がある呼人半島が大きく突き出し、半島の目の前の湖畔から天都山山麓にかけて近代的なホテルや旅館が点在して温泉街を形成。 湖畔にそびえる天都山は、展望台から網走湖や能取湖をはじめオホーツク海や網走の市街地、晴天時には遠く知床連山や雄阿寒岳、雌阿寒岳などを一望できる名勝地。
北海道を代表する豊かな実りの大地・十勝平野に湧き出す温泉地。見渡す限りの牧場や畑など、のどかな田園風景が続く平野のほぼ中央、十勝川流域に9軒のホテルや旅館が立ち並ぶ。 近くに道東自動車道も通るアクセスの良さもあり、温泉街は「モールの湯」を楽しむ湯客でいつも賑わう。温泉とともに楽しみなのが四季の風景だ。 春は「十勝が丘公園」から温泉街にかけて多くの花々で彩られ、夏は水辺にホタルが飛び交う。実りの秋には川を遡るサケやトウモロコシなど旬の味覚が出揃い、北から白鳥がやって来ると、まもなく長い冬だ。ちょっと足を延ばした糠平湖にあるタウシュベツ川橋梁も見どころ。季節により見え隠れする橋その姿は、記憶に残る思い出深い景観になるはずだ。
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