【関東】静かに過ごせる温泉地ランキング
ゆこゆこネット利用者の声から「静かさ・落ち着き」を基準に関東のオススメの温泉地をご紹介。都会の喧騒から離れて、ゆったり静かに過ごせる温泉地がランクイン。
更新日:2024/12/2
那須から車で約30分、那須連山の西山麓を流れる那珂川の支流沿いに広がる温泉地。江戸時代中期より会津街道の宿場街として栄えていたが、効能豊かな湯が評判を呼び、湯治場として発展を遂げた。現在では貴重となった、観光地化することなく素朴な情緒を守り続ける温泉地のひとつである。 湯治場としての名残を留め、どこか昔懐かしい雰囲気漂う温泉街は、手ぬぐい片手に浴衣姿でそぞろ歩くのがよく似合う。周辺には、沼原湿原、乙女の滝など雄大な自然景観を愉しめる観光スポットも点在。 療養泉に適した泉質と自然豊かな環境が評価され、昭和46年に「国民保養温泉地」として指定され、さらに平成5年には「ふれあい・やすらぎ温泉地」に選定されました。
日塩もみじライン沿い、日光国立公園塩原温泉郷の豊かな自然に恵まれた塩原一の高台にある温泉地。江戸時代初期の大地震で元湯温泉の源泉が埋没した際に、新たに湧出した新湯噴火口の温泉を利用して開かれた。 「新湯」という地名は元湯の住民が新しく開いた湯という意味で付けたといわれ、塩原温泉の奥という意味も付け加えられて現在の「奥塩原新湯温泉」になったという。 江戸時代の中期には湯治客で賑わっていたという記録も残る。爆裂火口跡上の湯畑には水蒸気と硫黄の香りが立ち込め、大自然に抱かれひっそり佇む湯治場の雰囲気を今に伝えている。
国道406号、高崎市倉渕町烏川の支流、相間川の奥に位置する源泉かけ流しの秘湯。源泉温度62℃と高温で塩分、鉄分を多く含む水質のため、身体が温まると評判の温泉。 榛名山の西側に位置し、緑豊かな自然の中、美味しい空気とマイナスイオン効果を直接肌で感じとることができ、癒しを求めに来る人達で賑わう。また、高崎市の国民健康保険、後期高齢者医療保険の温泉地にも指定され、その効能高き水質と環境の良さはお墨付き。 近くには、東善寺(小栗上野介の菩提寺)、榛名神社、世界遺産の富岡製糸場などがある。名物は地産地消の注文が入ってから一つずつ作る「釜飯定食」、「元祖おきりこみ(冬季のみ)」は、またぜひ食べたいと遠方からも足を運ぶ人がいるほど絶品。
湯の湖北岸に位置し、奥日光の奥座敷といわれる温泉地。旅館街の奥には源泉小屋があり、ふつふつと湧き出る生きた温泉の姿を目にすることができる。「国民保養温泉地」にも指定され、環境の良さはお墨付き。 白根山、三岳など三方を山々に囲まれた静かな日光国立公園の中にあり、原生林が残る高原の自然を満喫できる。標高約1500mの高地は避暑にも最適で、大湿原「戦場ヶ原」をはじめ自然の魅力が満載。 ヒメマスやイワナが泳ぐ湯の湖は釣り場として人気が高く、スキー場やハイキングコース、アウトドアの施設も備わっている。大自然の中で心地良い汗を流した後は、乳白色の効能豊かな湯に浸かってさっぱりとリフレッシュしたい。
東丹沢大山国定公園の東稜に位置する温泉地。東丹沢七沢温泉郷の一つに数えられ、江戸末期頃には早くも湯治場として人々の間に定着していたという古い歴史を持つ。 丹沢の大山から約6㎞東の山の斜面に、落ち着きのある7つの温泉旅館が立ち並び、造り酒屋や石屋が点在する通りが温泉情緒を醸し出す。また、「関東の奥座敷」といわれる丹沢の自然も魅力。 東側の緑の尾根一帯には県立七沢森林公園が広がり、ハイキングやアスレチックなど自然と戯れる家族も多い。付近には、自然保護センターや県立の総合リハビリテーションセンターも揃っている。体を動かした後は、地元の名産・猪料理に舌鼓。
群馬県 谷川温泉(水上温泉郷)
上越国境沿いに脈々と連なる谷川連峰の中心が、標高1977m、「日本百名山」の一つにも数えられる谷川岳。日本屈指の岩場で、古くから信仰登山のメッカとしても親しまれてきた。 この谷川岳の南側真下、自然豊かな森の中に谷川の清流に沿って広がる閑静な温泉地。地域住民が、条例により家の屋根や壁の色にまで配慮して守り続けているという、美しい自然と町の景観の融合が見事。 しんとした空気に響く清流のせせらぎ、標高3000m級の日本アルプスにも匹敵するという雄大な谷川連峰の稜線。大自然に抱かれながらこんこんと湧き出る湯に浸かっていると、自然とともに生きる悦びがひしひしと胸に込み上げてくる。
湯西川沿いに立ち並ぶ茅葺き屋根の家々。ここ湯西川は、壇ノ浦の戦いに敗れた平家落人が隠れ住んだとの伝説が残る落人の里。近年では近代的なホテルも建ったが、落人伝説は今も息づく。 平家落人の生活様式や古い史料を展示した「平家の里」「平家落人民俗資料館」、平家落人の菩提寺と伝わる「慈光寺」、平家落人の子孫が発見したといわれる温泉…。そして、この地域では現在もこいのぼりは上げず、ニワトリを飼わない。平家落人が身を隠すために工夫した風習だ。 「味噌べら」などの落人料理を囲炉裏端でいただき、渓谷沿いの露天風呂に身を委ねる。ひたすらに息をひそめ時代の流れを待ち続けた平家落人の生活を思う時、何ともいえない哀愁が漂ってくる。
栃木県日光市にある温泉地の総称で 鬼怒川の源流部付近にある温泉地。加仁湯、八丁の湯、日光沢温泉、手白澤温泉の4つからなる。いずれも一軒宿である。女夫渕温泉から先はマイカー通行が禁止されており、女夫渕温泉駐車場からは徒歩90分もしくは宿の送迎バスを利用する。標高は2020m前後の、奥鬼怒の最奥部にある高層湿原「鬼怒沼」は、夏場も平均気温が15度前後と涼しい。
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