【九州・沖縄】秘湯感あふれる温泉地ランキング
ゆこゆこネット利用者の声から「秘湯」を基準に九州・沖縄のオススメの温泉地をご紹介。珍しい泉質を楽しめる穴場の温泉地から、山奥にひっそりたたずむ温泉地まで、知る人ぞ知る温泉地がランクイン。
更新日:2024/11/2
紫尾温泉は、鹿児島県薩摩郡さつま町にある温泉。紫尾山南東麓の丘陵に囲まれた盆地内にあり、静かな環境なため保養や静養に適している。紫尾神社境内に源泉を持つことから、「神の湯」とも呼ばれる。1500年前創建されたと伝えられる「紫尾神社」。当初は地元にあった寺の僧侶だけが利用していた温泉が、江戸末期から庶民にも開放されたとされている。新日本百名湯にも選ばれた、知る人ぞ知る名湯。ポンプの動力で撹拌されたり、途中で空気に触れたりすることがない為、高い効能が期待できる。「旅籠 しび荘」には2つの自噴泉があり、温度の違う紫尾温泉のお湯を贅沢に楽しめる。
山あいに静かに佇む宝泉寺温泉は、九重町の中でも最も歴史が古く、柔らかいその泉質の素晴らしさは多くの人に愛されている。 私小説作家で名高い檀一雄の短編「女の牧歌」にも人情味あふれる宝泉寺温泉の情景が紹介されている。 近年はホタルの飛び交う温泉地として、「ふるさといきものの里100選」に選ばれ、3種類のホタル(ゲンジホタル・ヘイケホタル・ヒメホタル)が生息する貴重な場所としても知られている。 また、車で約30分ほど行ったところにある「竜門の滝」は、高さ20m・幅40mの二段落としになっており、夏になると滝すべりを楽しむ家族連れなどで賑わいを見せる。
“湯に入りて 病なおれば すがりてし 杖立ておいて 帰る緒人”と詠んだのは、旅の途中、杖立温泉に立ち寄った弘法大師・空海。この句に詠まれているように、杖をついて湯治にやってくる病人や老人も、杖を忘れるほど健康になって帰っていくといわれている。 一方、弘法大師・空海が持っていた竹の杖を立ててみたところ、枝や葉が生えてきたという説も。いずれにしても、温泉の効能の高さから「杖立」と名付けられた弘法大師ゆかりの名湯。 現在では、杖立川沿いに18軒ほどのホテルや旅館が小ぢんまりと建ち並び温泉街を形成。1800年前から湧き続ける100℃前後の高温の湯が、街のいたるところで白い湯けむりを上げ温泉情緒を醸しだしている。
由布岳をはじめ、周囲を1000m級の山々に囲まれた盆地の中に湯布院温泉、湯平温泉、塚原温泉の3つの温泉が湧き出す湯布院町。町の中心、湯布院温泉の南西部、花合野川沿いに山の緑に包まれた小ぢんまりとした昔ながらの温泉地が広がる。 江戸時代に作られた500mほどの石畳の坂道の両側には5軒の共同浴場、約30件の温泉宿と商店が軒を連ね、川のせせらぎとカランコロンと行き交う下駄の音が旅情をかきたてる。 1930年、放浪の俳人・種田山頭火が訪れ、著書『行乞記』の中で「此温泉はほんたうに気に入った、山もよく水もよい、湯は勿論よい、といふ訳で、よく飲んでよく食べてよく寝た、ほんたうによい一夜だった」と記した。
九州自動車道「溝辺鹿児島空港IC」から約10㎞、湯治目的のシンプルな素泊まりの宿から贅を尽くした高級旅館までが立ち並ぶ温泉地。 明治時代中期に妙見神社跡から湯が湧出したのが温泉名の由来とされ、古くは天降川(あもりがわ)沿いのひなびた山の湯治場として繁栄。全国の温泉を巡った歌人・斎藤茂吉は「日当山 妙見 安楽 塩浸 湯は湧きいでて くすしき国ぞ」と、妙見周辺に湧き出る湯の神秘を歌に残した。 また、中津川をさらに上れば、坂本龍馬が新婚旅行で訪れたという日本一古い天然露天風呂「和気湯」も。現在は、「鹿児島空港」から新川渓谷温泉郷方面への「温泉バス」も通っており、アクセスも便利。
大分県・国東半島の西側に位置し、半島中央部にある両子山系の峰々から放射状に延びた尾根と深い谷で形成された温泉地。この地で伝統的に行われてきた農業と林業が水を循環させるシステムは2013年に世界農業遺産に登録された。 伝統農業が生み出す地域性あふれる豊かな作物を、ぜひ郷土料理で味わいたい。旬の野菜と小麦粉を練って味噌で煮込んだ「だんご汁」は大分県を代表する庶民の料理。湯巡りの合間に楽しむグルメも、いい 旅の思い出になるだろう。 温泉の泉質はすべて「塩類泉」。塩類泉とは、炭酸水素塩泉・硫酸塩泉・塩化物泉の3種類からなる泉質であり、そのすべてを楽しめる。これは、世界に誇る「おんせん県おおいた」の中でも非常に珍しく、数ある温泉地の中でも、豊後高田市の温泉の優れた点である。
100を超える島々からなる天草諸島の西側に位置する温泉地。国の天然記念物にも指定された妙見浦をはじめ荒波に浸食された断崖、「日本の夕日百選」にも選ばれた東シナ海に沈む夕日。明治40年にこの地を訪れた北原白秋や与謝野鉄幹など5人の詩人も魅了され、紀行文『五足の靴』を記した。 彼らが歩いた山道は全長約3.2㎞の「五足の靴文学の散歩道」として整備され、各所にある展望台からは今も変わらない穏やかな眺望を楽しめる。また天草は、隠れキリシタンたちが静かに信仰を守ってきた土地。今でも禁教時代の遺物が残り、当時を偲ぶことができる。 天草の自然と歴史を散策した後は、近くの漁港で捕れた海の幸に舌鼓を打つも良し、夕陽を眺めながら良質の温泉に浸かるのも、また良し。
戦国時代より相良氏の城下町として栄えた“九州の小京都”こと人吉市。JR肥薩線「人吉駅」を中心に狭い路地が行き交い、商店が密集するどこか懐かしい街並みが広がる。 山々に囲まれた人吉盆地の中央には球磨川が流れ、晩秋から初春にかけての朝夕は乳白色の川霧が街を包み込む、別名「霧の都」。斎藤茂吉が「みぎわには 冬草いまだ青くして 朝の球磨(くま)川 ゆ露たちのぼる」と詠んだ幻想的な情景に出合える。 良質の米と球磨川の清流から生まれる球磨焼酎は、ぜひ賞味したい逸品。日本の焼酎文化の中でも古い歴史を持ち、まろやかな口あたりが特徴。歴史深い街を散策し豊富に湧き出る名湯で疲れを癒した後は、お気に入りの焼酎でほろ酔い気分。
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