【北海道】観光に便利な温泉地ランキング
ゆこゆこネット利用者の声から「観光」を基準に北海道のオススメの温泉地をご紹介。近くに人気の観光名所や絶景スポットなどがあり、観光拠点としても便利な温泉地がランクイン。
更新日:2024/11/2
十勝連峰の麓に位置する富良野は、ドラマ「北の国から」で一躍有名になった。1991年には「美しい日本のむら景観百選」に選定され、「ふらののラベンダー」は環境省から「かおり風景100選」に認定。 十勝岳山麓に広がる田園風景は「人と自然が織りなす日本の風景百選」に選定されている。市町村の魅力度ランキング調査でも常に上位にランクイン。夏はラベンダー、秋には紅葉が楽しめ、国内だけではなく、海外からもたくさんの 観光客が訪れる。 大自然の魅力にあふれ、山歩きや森林浴、夏には空知川を下るカヌーやラフティング、冬はスキーやスノーボードが楽しめる。温泉は湯量が豊富で泉質は塩分を含んだ食塩泉。どのお風呂からも富良野の雄大な景色を眺められ、ゆったりした時間の流れを楽しめる。
日本三大夜景の一つ「函館百万ドルの夜景」を一望できる場所に湧く「函館温泉」は「ラビスタ函館ベイ」で楽しむことができ る。 渡島半島の南東部に位置する函館市は、東、南、北を太平洋・津軽海峡に囲まれた漁村として栄え、そこに築いた館が箱型だったため、「箱館」と呼ばれたのが始まり。 宿付近には、函館の象徴でランドマーク的な存在の「赤レンガ倉庫」や箱館戦争の舞台で星型要塞として今もなおその形を留める「五稜郭」など、観光名所や史跡も多く点在。函館の夜景を一望できる「函館山」へはロープウェーで行くのが便利。2015年には北海道新幹線「新函館北斗駅」が開業。本土から来る観光客が増え、街はさらに賑わいを見せている。
標高約334m、函館のシンボル「函館山」。有名な“日本三大夜景”の1つに数えられる山頂からの夜景は、まさに息を呑む美しさ。その函館山から車で約30分、函館市郊外に広がるのが湯の川温泉だ。 市街地からなら車で約10分、函館空港からは約5分という近さ。函館観光の拠点として、多くの湯客で賑わう“北海道三大温泉郷”。目の前に津軽海峡が広がり、夏から秋にかけては露天風呂や宿のお部屋から名物のイカ漁の漁火が眺められる。 函館産のイカといえば、松前漬。スルメイカと高級昆布を伝統の味で漬け込んだ、北海道の味覚の代表格。
北海道の道東中央部に位置し、千鳥火山帯の活動でできた湖の一つが、屈斜路湖である。世界的規模のカルデラ湖であり、雄大な自然に囲まれていて、周囲の山からも一望できる。その美しさは多くの旅人を魅了している。 屈斜路湖温泉は、手つかずの原生林が生い茂る阿寒国立公園内にあり、屈斜路湖に面した温泉。湖面に映し出される一軒宿の「屈斜路プリンスホテル」は、絵画のような光景。自家源泉を持ち、地下約1000mから湧出され る温泉は、湯量も豊富で、塩分や炭酸ガスが含まれており、保湿効果や新陳代謝にも効果があるといわれる。 露天風呂は庭園を眺めながら、くつろいだ時間を過ごせる雰囲気となっている。また周辺には知床国立公園、網走国定公園をはじめ、スケールの大きな観光地が広がっている。
洞爺湖温泉は湖畔沿いに建つホテルも多く、客室や露天風呂などから洞爺湖の絶景を望める。展望台からの景観も素晴らしいのでぜひ足を運んでほしい。また、毎年4月末から10月末まで開催される「洞爺湖ロングラン花火大会」を温泉に入りながら眺めるのも最高だ。 花火大会に合わせ花火鑑賞船も運行し、温泉街の夜景をバックに湖上からの花火鑑賞は忘れられない思い出になるだろう。花火鑑賞船は日中は遊覧船として、温泉街と湖に浮かぶ中島を行き来しているため、中島への下船も可能(島への下船は夏季のみ)。 温泉街から少し車を走らせれば、有珠山ロープウェー、昭和新山クマ牧場、サイロ展望台などの観光地に行けるのも洞爺湖温泉の魅力だ。
大雪山系の一角、オプタテシケ山・美瑛岳・十勝岳・富良野岳などが連なる十勝岳連峰の北西麓に広がる温泉地。美瑛入り口一帯には、ラベンダーなどが鮮やかな色彩で咲き連なる畑、なだらかな稜線を持つ丘、丘の上にカシワやポプラの木が点在する。 テレビCMや広告ポスターなどにも使われ、自動車会社のCMに使われた「ケンとメリーの木」、タバコの広告に登場した木などが植えられた「パッチワークの路」、優れた眺望のポイントを多くもつ「パノラマロード」など印象的な散策路も整備。 十勝岳連峰への登山やハイキングの拠点、テニスやゴルフ、スキー・スノーボードなどのリゾート地としての性格も併せ持ち、多様な旅行者のニーズに応える温泉。
札幌や函館からのアクセスが良く、北海道を代表する温泉郷。太平洋に流れ込む登別川の支流=クスリサンベツ川(アイヌ語で“薬湯の川”の意)に沿って広がる温泉街は現代的なホテルや和風旅館、土産物屋が数多く並ぶ。泉源のある地獄谷や日和山は今でも活発に活動。熱い水蒸気や火山ガスが激しく噴き出し、白濁したお湯がドクドクと脈打つ様は、まさに“生きている地球”。 足を延ばせば、野鳥がさえずり高山植物が咲き乱れる自然の宝庫。 漁港が近いため海の幸にも恵まれている。「クマ牧場」などテーマパークも揃い、飽きることのない一大温泉観光地。 登別温泉といえば乳白色のにごり湯の硫黄泉が有名だが、宿泊施設ごとに引いている泉質が異なるため、湯めぐりをして自分に合うお湯を見つけるのもそれもまた一興だ。
阿寒国立公園の中心、特別天然記念物のマリモが自生することで知られる阿寒湖の南岸に、約30軒のホテル・旅館をはじめ飲食店や土産物屋などが立ち並ぶ道東随一の温泉地。 湖の南を東西に走る国道240・241号線と湖畔の間、遊覧船のりばを中心に温泉街が広がり、大半のホテル・旅館は湖に面しているため部屋や露天風呂などから湖面や阿寒富士(雄阿寒岳)の美しい風景が一望できる。 周辺は野生動物が暮らす大自然の宝庫。また温泉街に接して道内最大のアイヌコタンがあり、北の大地に生きた民族の伝承文化を間近で見ることができる。深い山間の地にもかかわらず毎年多くの湯客が訪れるのは、名湯はもちろん周囲の大自然の魅力が大きく貢献している。温泉街に散在する手湯や足湯も利用しながら、心身ともにリフレッシュしたい。
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