【中国・四国】とろとろしたお湯を楽しめる温泉地ランキング
ゆこゆこネット利用者の声から「とろとろ・ぬるぬるのお湯」を基準に中国・四国のオススメの温泉地をご紹介。肌をなめらかにする成分を含み「美肌の湯」と愛される名湯など、ぜひ一度は行ってみたい温泉地がランクイン。
更新日:2024/12/2
中国山地の真ん中、広島県と鳥取県と接する奥出雲町。比婆道後帝釈国定公園に指定されている自然豊かな町であり、公園内の船通山のふもとにあるのが斐乃上温泉である。 斐乃上温泉には2軒の温泉宿があり、日帰り温泉でも楽しむことができ、どちらも湯船から四季折々に移り変わる自然を体感できる施設がある。斐乃上温泉は日本三大美肌の湯の一つに数えられている温泉で、泉質はアルカリ性単純泉である。肌触りはヌルヌルとして化粧 水に包まれるような泉質は、特に女性に人気である。 奥出雲町内にある3つの温泉はいずれも美肌効果が高く「奥出雲美肌温泉郷」と呼ばれている。奥出雲町には仁多米、奥出雲そば、奥出雲和牛に舞茸・椎茸などの特産品が多くあり、体の中からキレイになれる栄養満点な旅を期待できる。
中国自動車道「小月IC」より車で約30分、粟野川支流の一の俣川沿いに湯けむりを上げる素朴な山里の温泉地。別名「関門の奥座敷」と呼ばれ親しまれている。近年では年間20万人もの湯治客が訪れる温泉地に成長した。 人気の秘訣は、春の新緑、初夏のホタル、秋の紅葉、冬の雪化粧など、豊かな自然が見せてくれる四季折々の表情と良質の湯。特に初夏のホタルの乱舞は全国的にも有名で、ホタル鑑賞のバスツアーやホタル舟の運航なども予定されている。 また、山の幸と海の幸を同時に味わえるのも魅力のひとつ。特に冬場は名物の「いのしし鍋」や下関の「ふぐ料理」の美味しい季節となるため、それを目当てに訪れる旅行客も多い。温泉と食、充実した観光を楽しむために、一度は訪れる価値がありそうだ。
奥道後玉川国立自然公園の楢原山(標高1041m)を背景に、大自然が創造した美しさを体感できる温泉地。鈍川渓谷を挟むように、6軒の温泉宿と立ち寄り湯「鈍川せせらぎ交流館」がひっそりと佇み、風情ある山峡のいで湯の雰囲気を醸し出している。 清らかなせせらぎの音と野鳥のさえずりが響き渡る、通称「伊予の仙境」。周囲をピンク色に染める春の桜、日に日に緑深まる夏、そして燃えるような紅葉の秋と、四季を通して手付かずの自然が織りなす絶景を楽しめる。 また、土地のグルメは山間らしいキジやイノブタを使った季節限定の鍋料理や山菜料理をはじめ、瀬戸内海で獲れた新鮮な魚介類も豊富に揃う。のどかに流れる空気と鈍川。疲れた心身を優しく迎える空間に身を任せ、癒しの時間を満喫したい。
歴史は古く江戸末期に発見されて以来、「美人の湯」として名が知られているばかりか、泉質は日本 一といわれるほどの美又川沿いに湧くトロトロ温泉。 温泉のある金城町は近代新劇の父といわれ、『カチューシャの唄』の作詞をした島村抱月の誕生の地。春はつつじ鑑賞、夏は海水浴、秋は紅葉、冬はスキーに訪れる人々で賑わいを見せる 。 四季折々の楽しみ方ができるのも嬉しい。車で約40分のところにある「石見海浜公園」は「日本快水浴場百選」にも選ばれた美しい海水浴場だ。レジャーを満喫したあと、日本一と呼ばれる泉質の温泉で、ゆったりと疲れを癒したい。
道後温泉から約4㎞ほど離れた山間に位置する温泉地。山と渓谷に囲まれた自然豊かな立地は「松山の奥座敷」の呼び名にふさわしく、季節ごとに咲く花や鳥のさえずりが訪れる者の心をほっと和ませる。バードウォッチングや自然散策をしながら滞在を楽しむ人も多いとのこと。 温泉地の中心は、広大な敷地を誇る「奥道後 壱湯の守」。男女各7種からなる浴槽の敷地面積約1508㎡の大露天風呂は西日本最大級の広さで、アルカリ性単純硫黄泉(pH9.4)の泉質で湧出量が毎分約400Lの豊富な源泉を湧き出している。 多彩なお風呂で湯めぐりを楽しめるとともに石手川の瀬音と四季折々の渓谷を堪能できる。
岡山県北部の中国山地に連なる湯郷、湯原と並ぶ「美作三湯」のひとつ。「日本観光地百選」にも選ばれた歴史ある温泉地で、江戸時代には津山藩主・森忠政が専用の湯治場を設けていた。吉井川に架かる奥津橋を中心に温泉街が広がり、河原には自然の露天風呂が2カ所。 そのうちの1つが、名物「足踏み洗濯」で知られる「洗濯湯」だ。かすりの着物に、姉さんかぶりの女性たちが「奥津小唄」に合わせて洗濯物を足で踏んで洗う、奥津温泉の風物詩。元々は、洗濯中に熊や狼に襲われないよう見張るために立ったまま洗っていたのが始まりとか。 現在では、例年3月~12月中旬の日曜・祝日の朝に定期的に行われている。また、藤原審爾(しんじ)の小説『秋津温泉』の舞台としても有名。昭和37年には、女優の岡田茉莉子主演で映画化もされた。
四国のほぼ中央、四国山脈を横切る激流・吉野川が長い時間をかけてつくりだした渓谷・大歩危(おおぼけ)に湧く温泉。起伏に富んだ渓谷美が美しく、両岸に連なるのは県の天然記念物に指定されている礫質片岩。 ごつごつとした巨岩や奇岩が約5㎞ほど続き、その下流には大歩危より流れが速く岩肌が穏やかな渓谷・小歩危(こぼけ)がある。国道からも見ることができるが、ぜひ遊覧船に乗って風を感じ、谷底から見上げる断崖絶壁の迫力を楽しみたい。 また、夏の深緑、秋の紅葉も素晴らしく、その眺めとスリル満点の激流はラフティングに人気のエリアです。「サンリバー大歩危」「ホテル大歩危峡まんなか」では、この眺めを名湯とともに満喫できるよう開放感抜群の露天風呂も完備している。
中国横断道・尾道松江線「三刀屋・木次IC」より国道314号経由にて約70㎞、ヤマタノオロチが棲んでいたと伝えられる斐伊川の中流に1200年以上も湧き続ける古湯。 春の見事な吉野桜、夏の蛍や河鹿蛙、秋の紅葉、冬の雪明りと四季折々の景観美に溶け込むように温泉宿と共同浴場が建ち、大自然と湯に癒される湯治場として人気が高い。また、静かな山の風情は多くの文化人にも好まれた。 明治期の画家・田能村直入や岡本黄石などが長期にわたって滞在し、多くの作品を残していったという。周囲には、「温泉神社」をはじめ「八俣の大蛇公園」や「八本杉」など奥出雲の神話が今に息づく神秘的なスポットも点在。
四国の玄関口、瀬戸中央自動車道「坂出北IC」より車で約1分の場所に広がる、緑豊かな常盤公園内に湯けむりを上げる温泉。その昔、弘法大師・空海が杖で大地を叩くと湧き出てきたと伝えられる古湯で、四国八十八ヶ所巡りのお遍路さんの湯客も多いという。 「第78番札所 郷照寺」と「第79番札所 天皇寺」の中間地点に位置し、瀬戸大橋を間近に望むダイナミックなロケーションも魅力だ。また、隣接する丸亀市などとともに讃岐うどんのメッカとしても知られており、坂出市内には讃岐うどんの名店が数多く点在する。 地元の人に声をかけ、おすすめの店を聞いてみるのもまた、旅の醍醐味。大らかで素朴な讃岐の人々に触れ、効能高き名湯に包まれる。
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